リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第10話(ミラー)
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_, ,_
川*’ー’)<<胸の高鳴る方へ
前スレ
リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第9話
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1214060888/
まとめサイト
PC:http://resonant.pockydiary.net/index.html
携帯:http://resonant.pockydiary.net/index.cgi
掲示板 (感想スレ、作品題名申請スレ、あとがきスレ他)
http://jbbs.livedoor.jp/music/22534/
テンプレ>>2-16ぐらいまで
黒服を来てダンス踊ってるのはモーニング戦隊リゾナンターなんだよ
悪と戦う正義のヒーロー女集団なのさ
でも彼女達は普段は普通の社会で人間として暮らしてる
隊長の高橋は普段はジムで筋トレするOL、小春はアイドル、光井は女子高生、田中は孤独な不良
などみんなそれぞれ人間界で普通の生活を送ってんだよ
だけど悪の化身ダークネス邪鬼が街で暴れた時に
みんな集合して黒服を着て踊ってリゾナンター変身するわけよ
それを表現したのがあのPV
210 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/04/13(日) 20:08:59.27 0
ガキさん実は敵のスパイっていうのはどうだ?
でも悩んでるんだリゾナンダーたちの優しさに触れて
そして最終回で彼女は決断を迫られることになる・・・
259 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/04/13(日) 21:05:08.45 0
リゾナントイエロー(高橋)
リゾナントライトグリーン(新垣)
リゾナントオレンジ(亀井)
リゾナントピンク(道重)
リゾナントブルー(田中)
リゾナントレッド(久住)
リゾナントパープル(光井)
リゾナントインディゴ(ジュンジュン)
リゾナントグリーン(リンリン)
…
9人揃ってモーニング戦隊リゾナンダー
リーダー兼スカウトマン
新垣:
実は敵のスパイ
しかしリゾナンダーたちと共に過ごすうちその優しさに触れて悩み始めている
光井:
成績優秀の普通の女子高生だがいじめられっこ
エリートの両親は夜遅くまで帰ってこず家でも孤独
久住:
超人気売れっ子モデル
プライドが高く世の中は全てお金が解決すると言い放つ彼女はワガママな面もあり周囲を騒がせることもしばしば
田中:
幼い頃に事故で両親を亡くして孤児院で育つ
学校にも行かず不良仲間と遊ぶ荒れた毎日を送っていた
亀井:
道重とはとても仲の良い大親友
2人で将来一緒にケーキ屋を経営するという夢がある
しかし生まれつき重度の心臓病を患っていた為病室に閉じこもる日が多かった
道重:
亀井とはとても仲の良い大親友
2人で将来一緒にケーキ屋を経営するという夢がある
大学生
ジュンジュン・リンリン:
ビザが切れたけど日本に滞在したい謎の中国人
リゾナントイエロー
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17097.jpg
リゾナントライトグリーン
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リゾナントオレンジ
リゾナントピンク
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17110.jpg
リゾナントブルー
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17099.jpg
リゾナントレッド
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リゾナントパープル
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17114.jpg
リゾナントインディゴ
リゾナントグリーン
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17108.jpg
9人揃ってモーニング戦隊リゾナンダー!!
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17096.jpg
ロゴ
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17622.jpg
ttp://ng2.or.tp/ReinaT/souce/ReinaT_4387.jpg
リゾナントロボ…
発……
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/15/toro15213.gif
↑このPVから妄想するスレ
強く・・・なりたいんだろ?
大切な人を守るために・・・
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17099.jpg
あいぼん・・・れいなはもう昔とは違うと
守るべきものが見つかったけん
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17101.jpg
・・・定期連絡です
特に変わった動きはありません
はい 何か動きがあればすぐ知らせます・・・
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17097.jpg
ビザが無いのか
一つだけ日本で仕事を続ける方法がある
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17108.jpg
そのハナシ・・・
ノッタアル!
さゆも・・・
絵里も・・・
一緒に戦う・・・!
2人の夢を守るため
同じような夢を持った人たちを守るため・・・
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17114.jpg
こんな私でも誰かを救えますか?
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17113.jpg
はあ?
何で小春が見ず知らずの人助けなきゃいけないわけ?
そんなの誰かに任せておけばいいじゃん
必殺!
ttp://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17054.gif
高橋愛:精神感応(リーディング) /瞬間移動(テレポーテーション)/光使い(フォトン・マニピュレート)
新垣里沙:精神干渉(マインドコントロール)
亀井絵里:傷の共有(インジュリー・シンクロナイズ) /風使い(ウィンド・マニピュレート)
道重さゆみ:治癒能力(ヒーリング)
さえみ(姉人格):物質崩壊(イクサシブ・ヒーリング)
田中れいな:共鳴増幅能力(リゾナント・アンプリファイア)
久住小春:念写能力(ソートグラフィー) /幻術(ハルシネーション)/発電(エレクトロキネシス)
光井愛佳:予知能力(プリコグニション)/心の浄化(ハート・プリフィケイション)
リンリン:念動力(サイコキネシス)/発火能力(パイロキネシス) ※手で掴める物限定
ジュンジュン:念動力(サイコキネシス)/獣化(メタモルフォシス(トゥ・ビーストorパンダ))
ジュンジュン獣化参考画像
http://resonant.pockydiary.net/file/panda.jpg
リゾナントブルーRPG
ttp://www4.uploader.jp/dl/reinachan/reinachan_uljp00256.zip.html
上とは別物
ttp://www4.uploader.jp/dl/reinachan/reinachan_uljp00277.exe.html
リゾナントブルーRPG Ver:0.2
※「RGSS200J.dllが見つかりません」が出たらここからランタイムインストールね
ttp://www.famitsu.com/freegame/rtp/vx_rtp.html
間取り
http://resonant.pockydiary.net/data/upfile/142-1.gif
本日のランチ
http://resonant.pockydiary.net/data/upfile/155-1.jpg
http://resonant.pockydiary.net/data/upfile/156-1.jpg
http://jp.youtube.com/watch?v=pbHlnMj9r1E
リゾナンターEDイメージ(字なし)
http://jp.youtube.com/watch?v=6veKqzAYQI0
リゾナンターEDイメージ(字あり提供入)
http://jp.youtube.com/watch?v=ijT95qkTqfA&NR=1
まとめサイトの[検索]で「(1)」とか指定すると、第1話(1スレ目)の作品が投稿日順に並びます(降順)
(投稿日=まとめサイト掲載日時であり、スレ投下日時ではありません)
ただし、次回予告についてはシングルの順序と合わせるために
順番に並ぶように投稿日をいじってあるのでこの限りではありません
このスレに初めて来たから様子がわかんないよ、って人にはイイかも
※時々検索結果に違うスレの作品が混じりますが、本文中に張ったリンク(例:(1)123)を拾ってしまうためです
例えば
・規制食らったので転載して欲しい
・レス数多いから掲載を手伝って欲しい
など
ノ|c| ・e・) < 登場人物の能力やストーリーの背景・設定は作者さんの自由なのだ
ノノ*^ー^) < シリアル路線でもコメディ路線でもお好きなものどうぞ
从*・ 。.・) < AAを使ったものや1レス完結ものでもOKなの
从*´ ヮ`) < 他の作者さんの設定を流用するのもありっちゃ
ノリo´ゥ`リ < 気に入った話の続きや繋ぎの話を書いてみるのもありカナ☆
川=´┴`) < プロットを書いて他の作者さんにストーリーを書いてっておねだりしてもええで
川*^A^) < アーでも書いてくれるかは作者さん次第ヨ
川´・_o・) < ソッカー
君の作品を待ってる
ついに大台だあああああああああああああああ
今スレもみなさんどうぞよろしく
10話も盛り上げていきましょー
それなのに10話まできたことに感謝感謝です
まとめさんテンプレさん作者の皆さんそして読者の皆さん
本当にありがとうございます
10話も大いに盛り上がらんことを!
規制解けたら新作投下するんだ
ガキさんの規制はいつ解けるのかわかりませんけど
今日の現場で同じ「真夏の光線」歌ってるの見ながら自分の作品がフラッシュバックしたとかそんなことはナイショだ
第10話突入記念まとめうp? は明日にでも!
はい 間違いありません・・ついに10スレ目です・・
2桁に到達した敵対組織は過去初めてかと・・対処を
あと>>22の始末もお願いします・・でわ また連絡します・・・
>>1000
川´・_o・) <高橋 足早いダヨ! そんな急いデ 何処行くダ?
998 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/07/05(土) 00:24:40.64 0
Aの集会に潜入すべくまのえりして会場近辺に潜伏中
999 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2008/07/05(土) 00:31:32.41 0
>>999ならガキさんは巨乳
1000 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/07/05(土) 00:32:50.44 0
_, ,_
川*’ー’)<<胸の高鳴る方へ
http://omame.dnsalias.net/offgaki/dat/offgaki1506.jpg
恥ずかしくないのかお前ら
ガキさんの胸は貧乳でも拒乳でも怪乳でもない
微乳なんだ
ガキさん、言ってやりました
(あれ、頭の中で声が…グフッ
∥c|#・e・)|私は平和じゃないのだ!
リゾナントの公式PVって全部で何種類?
オリジナル Ver.(Dance Shot Ver.)の他に
Another Ver.
Lesson Studio Ver.
Night Scene Ver.
One Cut Danze Ver.
の全部で5種類だよ
最後のはイベント会場限定だけど
スペル間違えた
おぉサンクス
One Cut Dance Ver.はイベント行けなかったら知らんよw
俺だって行ってないさ・・・
都会の人間どもがムカつくがし・・・
一応都会在住だが抽選外れて行けなかったよorz
1枚2,000円だったけど
無事に戻ってくることをここに誓うよ
昨日見た
胸はガキさんの方がかわいいけど
喰らえ、真夏の光線
ガキさんそんな使い方しちゃメッ!w
( ・e・)すっきりしたのだ
なるほどおかしいと思っていたらガキさんの偽者だったか
残念だったな いくら顔かたちを似せても騙されないぜ
ガキさんの胸はそんなに盛り上がっていないからだ!
私今日帰ったら新作うpするんだ
そう・・真実は1つ 里沙ちゃんの乳にかけて!
瞬時にボールの前に移動して止めるなら高橋
ボールを手許に引き寄せるならジュンジュンかリンリン
ボールを吹き飛ばすなら亀井
このあたりだろうけど見た目でジュンジュンw
それはパンダの方か?w
体力温存のためにえりりんをGKにしてあげたい
ガキさんには正確無比な胸トラップもあるし・・・
ゴールキックの練習用の人間ボールが見つかったから
せっかく書いたので空気読まずに投下します
パラレルということでご容赦を
さゆともう一人が中心です
あと5レスで一度切って22時台にまた来ます
テーマ:もしもフグと金魚が初対面だったら
雨上がりの外は気持ちがいい。
見上げれば、ほんの少し白を混ぜた水色の空。
耳に届く、足下の水音。
肌に感じるは、ひやりと頬を撫でる風。
そんな穏やかな空気を想像しながら、さゆみは大教室で二時限目の開始を待っていた。
この科目はなかなかの人気科目で、空席はもうほとんど見られない。
あるとすれば、最前列に数席、四列目に一席、そしてさゆみの隣の席くらいか。
このまま誰も来なければ、席を二つ使えるけど。
そんな事を考えていた矢先、さゆみは後ろから声をかけられた。
「すみません。隣、空いてますか・・・?」
か細い、女の声。
さゆみは振り返って声の主と目を合わせる。
肩より長く伸びた茶色い髪。ふっくらした輪郭。まっすぐに向けられる大きな瞳。
たまに「フグっぽい」などと称されるさゆみだったが、この女からは「金魚みたい」という印象を受けた。
荷物を自分の方に寄せる。
多少狭苦しくなるが仕方ない。さすがに90分も立たせっ放しでいさせるのはかわいそうだ。
「ありがとうございます。・・・ここって、LOVE論の教室ですよね?」
「はい。LOVE論です」
よかった、と彼女が柔らかく笑う。
さゆみは彼女から受ける印象に、ふんわりとした物腰を追加した。
「短期留学?」
「正確には、超がつきます」
二限を終え、昼時の構内を二人で歩く。
行き先は、学生食堂。
「私の通う大学には、一年に一週間限定なんですけど、提携先の大学の講義を受けられる制度が
あるんですよ。十五科目とれば三単位もらえるのかな。うちの大学にも他大学の人が結構来てますよ」
「へー・・・初めて聞いた。そっか、だから学食の場所知らなかったんですね」
「すみません。わざわざ案内してもらっちゃって」
「気にしないで下さい。私も行こうと思ってましたから」
説明するより連れていくほうが早い。ちょうどさゆみもそこへ向かうつもりだったし。
それにしても、梅雨も明けようというこの時期に妙なことを聞くとは思ったが、まさか外部の人間だったとは。
「・・・あれ?」
彼女が突然足を止める。
その瞬間、さゆみはある事実に気付いた。
お互い、まだ自己紹介が済んでいない。
「どうかしました?」
「今、なんか変な音しませんでした?なんだろ、こう・・・ズザザーって・・・」
あっちの方から、と彼女が指差した先には新設中の8階建ての棟があった。
この夏のオープンキャンパスの目玉だそうで、外壁の塗装を残してほぼ完成の域に達している。
無理に作業を進める必要がないのか、昼食時になると周囲には人影が見当たらなくなるのだった。
そのため、今も人の気配は感じられない。
「き、気のせいじゃ・・・」
「違う。・・・もしかしたら・・・!」
立ち止まっていた彼女がいきなり走り出した。
置いていかれるのが嫌で、さゆみも彼女を追いかける。
そこで、息を切らしながらの新発見。
彼女は、さゆみよりずっと足が速い。
さゆみは思わず息を呑んだ。
紅い水たまり。つまり血だまり。
建物と通り道の死角に、作業着姿の男が頭から血を流して倒れていた。
雨粒で濡れた足場から滑り落ちたか。不幸にもヘルメットはつけていない。
「意識ありませんね」
男の顔色を見ながら淡々と彼女が呟く。
普通の女子大生らしからぬ反応だ。普通はもっと取り乱すものだと思っていた。
彼女、ただ者ではない。
そこまで考えて、さゆみは自嘲する。
そんな冷静な判断を下す余裕がある時点で、自分も“普通”ではないじゃないか、と。
「早く止血しないと」
彼女の呟きに、さゆみははっと我に返る。
止血なら自分の出番だ。
普通じゃないからできることがある。
「えっ?でも私、ここの勝手わからないですし・・・・・・って、応急処置できるんですか」
「・・・もちろん!私の家、代々医者の家系なんです」
嘘だよ。
でも、この場はそれを真実にするしかない。彼女にこの場にいられてはまずいから。
できることなら、他人が見ている前で能力は使いたくない。
恐れや蔑みの感情を向けられたくない。
けれど、彼女はここを離れる素振りをみせない。
さゆみは、倒れている男に目を向けた。
相変わらず意識はない。当然だ。この出血量なら。
事態は一刻を争う。
逡巡している時間なんてなかった。
元々ここの人間じゃない彼女に見られても、噂がそう周囲に広がることはないだろう。
さゆみは、自分を納得させながら倒れている男に近づいた。
「お願いします。これから見ること、誰にも言わないでください」
一応釘をさして、治癒開始。
さゆみは男の傷口に全神経を集中させた。
ピンクのオーラが辺りを包む。
その時初めて、彼女が動揺の色を見せた。
新スレで初の小説ですね
22時ごろ、また見に来ます
異色?の取り合わせでどうなるかドキドキ
絵里の視点で大学生さゆみが出てきたことはあったけど本人視点は初めてですよね
なんか嬉しいです 続き楽しみ
続きが楽しみです
あと6レスくらいの予定
品切れの明太子スパゲッティの代わりに、ピザセットをとった。
しばらく食べていないうちにチーズが減量した気がする。
げに悲しきかな、原料価格高騰問題。
対照的に、目の前のオムライスがやたら大きく見えた。
「ん~!いいねぇ、ここのオムライス」
ああそうか。
彼女の幸せそうな顔が余計にこのガッカリ感を後押しするのだ。
彼女の頭上にお花が見える。
「何も言わないんですね」
「ふぇ?」
ある程度覚悟していたのに、彼女はさゆみの能力に関して何も触れてこなかった。
嫌悪の態度も好奇の視線も見せることなく。
今、彼女の興味はオムライスにしか向いていない。
はっきり言って拍子抜けだ。
「何か言ってほしいの?」
「そういうわけじゃないですけど・・・」
言葉に詰まる。
どうも彼女のペースに巻き込まれているようだ。
彼女は、何事もなかったように食事を続ける。
「・・・何も感じなかったわけじゃないよ。ただちょっとびっくりしただけで」
「え?」
終わったと思った会話が再開される。
いや、彼女の中ではまだ続いていたのか。
食器を動かす手を休めて、彼女が言った。
「すごいよね。ああいう力を普通の人が知ったら、必要以上に怖がるか悪用を考えるか
どっちかだと思う」
光のいたずらか、一瞬彼女の瞳から灯が消えた。
しかし、それは束の間。
「でもさ、だからって自分が“普通”じゃないなんて思うことないよ。なんていうのかな、
あれは一種の才能っていうか・・・なんだろ、スポーツが得意な人がプロの選手になったり
頭使うのが得意な人が学者さんになったりと同じで、その力をうまく使えればみんなが
喜んでくれるんじゃないかなー・・・と。ごめん、なんかお説教っぽくなっちゃった」
彼女はそう言って笑い、また皿の上に意識を戻した。
お説教なんかじゃ、ない。
かつてリーダーの愛にも似たような言葉をかけられ、さゆみはずいぶんと救われたことがある。
彼女の言葉により、さゆみは当時の感情を鮮明に思い出した。
―――この人はこちらの胸のうちを全て見透かしている。
―――なぜかいやな気はしない。
―――むしろ、嬉しかった。
―――この苦しみを理解して、自分の存在を受け入れてくれる人がいることが。
そろそろ昼休みが終わる。
彼女はすでに食事を終え、携帯電話に目を通していた。
かと思うと。
「ごちそうさまでした。さて。私もう行くね。今日は午前だけなんだ」
空の食器を持ち上げて、席を立つ。
一方、さゆみの皿にはまだジェラートが残っていた。
「じゃあまたね。これからもがんばって」
「あ、はい。気をつけて」
軽く手を振りながら去っていく彼女につられて、さゆみも手を振り返す。
彼女の後姿を見送りながら、さゆみはお互いに名前を名乗っていなかったことを思い出した。
しかし、悔やむ気持ちは湧いてこない。
それはきっと、「さよなら」ではなく「またね」だから。
彼女とはこれきりで終わりにはならない。またどこかで会える。
予感めいた確信が、確信めいた予感が、胸の中に広がった。
正門の外に見慣れた顔が二つ。
偶然通りがかったにしては話が出来過ぎている。
やはり、事態はおおごとのようだ。
「奇遇ですね。こんな所で何してるんです?お二人揃って」
二人は示し合わせたように怪訝そうな顔をする。
少し道化が過ぎたか。
心の中で密かに反省していると、二人のうちの一人、少年のような顔をした女が
けだるそうに口を開いた。
「・・・迎えに来た。なんか知んねーけど緊急招集かかってんだよ。幹部級は全員来いとさ」
「あらま」
「ちょっとー!あんた知らなかったの?メール見てないわけ?」
もう一人のやたら声が高い女も続いた。
「こっちもいろいろありまして。実はメール見たのついさっきなんですよ」
「いろいろって何よ。適当なこと言ってんじゃないでしょーね」
自他問わず厳しいのは、この人の長所であり短所だ。
しつこい追及とその特徴的な声に遭って、思わず耳を塞ぎそうになる。
どこまでも相手を追い詰める粛清人という仕事は、この人の天職だと思った。
「そーいや敵の一人がここの大学通ってんじゃなかったっけ。ひょっとして交戦してたとか?」
当たらずとも遠からず。
こっちの人は無自覚に鋭い時がある。
正面から堂々と責め立てるもう一人とで、案外いいコンビなのかもしれない。
「戦闘スキルのない私に交戦は無理ですよ。それに私、敵の顔あんまり覚えてないんで」
道重さゆみと遭遇したことは誰にも話すつもりがなかった。
「誰にも言わないでほしい」と言われたのもあるし、能力を使われるまで相手の正体に
気がつかなかったなんて白状したら、それこそ目の前の声が高い彼女に八つ裂きにされそうだ。
「敵の顔も覚えられないくらい忙しいんだったら、大学なんかやめちゃえば?ただでさえ
うちは科学者が少ないんだから。そっちに集中しなさいよ」
棘々しい非難の物言いに、負けじと強い口調で反論した。
「外の世界を知ることも研究の役に立ちますよ。一応両立できてるんだから、そんなこと言われたくないです」
彼女はしかめっ面で何か言いたげにして、しかし何も言ってこなかった。
正攻法の戦いでは彼女に敵わないが、やり方を選べば対等以上に戦える自信がある。
このような論戦もその一つだ。
論戦。
その単語で、先程まで一緒にいた少女の顔が頭に浮かぶ。
味方はあくまで味方であって、戦いの対象にはなり得ないのだから。
なんだろう。無意味な苦笑が漏れた。
「話済んだ?もう行こう。あんまり遅くなると、上がうるさい」
結局、道重さゆみとは自己紹介をせずに別れた。
こちらは相手の名前がわかったので、それで満足してしまったのかもしれない。
悪かったと思うと同時に、これでよかったとも思う。
次に彼女と会う自分は先程までの自分とは違う人格なのだし、
名前を名乗ったところで意味がない。いたずらに彼女を混乱させるだけだ。
そう。
与しているものが違う限り、彼女と自分はきっとまたどこかで再会を果たす。
溶け合うことはないけれど
光と闇はいつだって隣り合わせ
終わりです
ガキさんの体同様、起伏のない話になりました
しかも前書いた話と構成被ってるし
楽しみにして下さった方々ありがとうございました
さて、レポートやらなきゃ・・・
淡々としているのに先が読みたくなるストーリーでした
それにしてもさゆ頭よかったのねスゲー
また自分で自分の死刑執行命令書にサインするようなことをw
さゆが能力を使うまでリゾナンターと気付かなかったマルシェがらしいといえばらしい
各々が持つ再会の予感が微妙に色合いが違うのも、光と闇の違いかな
レポート頑張って
>次に彼女と会う自分は先程までの自分とは違う人格なのだし、
ここが気になるぅぅ
>>85
読めない字をエディタにコピペしたら範囲指定して変換キー
A倍さんは『トゥーランドット』の舞台のとき演出の宮本亜門さんからアドバイスをうけたらしい
「腕や脚が短いからそこまでしか届かないと考えるのではなく、もっと何mも伸びるつもりで大きく動きなさい」と。
その結果リラックスできていい結果を残せた、と。
ガキさんも胸が小さいとぺったんことか
そんなことでくよくよしないでもっと堂々と胸を張ればいいと思う
さていいことをした後は気分を新たに作品にとりかかろう
ttp://pict.or.tp/img/65043.jpg
今更だけどレスくれた人ありがとうございます!
レス返全く出来てなくて申し訳orzですが凄く励みになってます
したらば雑談スレに本当にどうでもいい雑談を書いてきた
雑談スレって何? って感じだけど更新履歴兼用スレね
あれ実は元々は更新履歴中心のBBS的なみんなの雑談用途だったんだけど
そういう使い方をしてこなかったために完全にまとめちゃんスレになってる
…まぁそれはそれでいいのかな?w
川´・_o・)< 新垣、何故ブカブカの服着てる
||c| ・e・)|< 私の胸はGカップなのだ
競馬関係の駅だったかな
相変わらず上手いなあ
印象が柔らかくなって、より多くの女を泣かせそうなw
もうひとりの粛清人の集会終了
粛清人の講話ナガス
http://mag.autumn.org/resize/20060910134231/600/DSC00437.JPG
ちなみにガキさんもここの駅前で撮影してる
夜中に出てようやく目的地に到着
スレにゆっくり浸れない長い長い日曜日
このスレの歴史というか過去作品とかを振り返ってみないか?
[Mitsui](1)282 『予知能力者』
個人的には正統リゾナンターの“第1話”というイメージ
光井が高橋と出会うところから全ての物語が動き出していく、みたいな
それ以前の高橋と他メンとの出会いとか、それぞれの過去とかは“前日譚”っていう感じかな
あくまで個人的な印象だけど
いくら何でもこんだけ熱けりゃあの胸のガキさんでも
あせもが出来て大変だろうな!乙πです!
…ガキさんの胸も厚い、わけないw
(おや、何かが這う音がするぞ
その話書いた者ですがイラストリゾナントしてくれてありがとう!
赤フレ黒フレと迷いつつ結局メンバーカラーにしたんだけど
こうして見ると色々と軽そうに見えるw
前スレで感想下さった方々もありがとう
重いテーマを重いまま書かないようにするのは自分の癖です
おめでとう
第9話
>>735-740 予知夢話を「こはみつ」
>>785-790 小春加入前の話を「久住小春」
>>803-818 かおりん話を「ダークネス」 諸事情でBGMは後日貼ります
>>900-908 愛ちゃん眼鏡話(違 を「愛絵里」
>>922-928 愛さゆ能力の話を「愛さゆ」 [Ai-Rena](8)720とリンク
第10話突入
・dat追加 / 過去ログ暫定追加(まとめサイトに載るまで) / 現行スレ変更
>>65-69 >>76-81 『邂逅~長雨の合間に~』を「道重さゆみ」
>>90 眼鏡タカイラストを「美術館」
題名スレ>>46
こんなに仲良かったっけこの2人w
亀レスで申し訳ない
103だけど俺のせいだねw
気にせず投下しちゃってください
こういうのしたらばでやるべきだったかorz
いいえ、こちらも手直しもあったので気にしないでください・・・。
16時ごろに投下予定です
乙です!
サボリサボリと言いながらきっちりまとめるあなたが好きです
というかいい加減名前欄を統一しなさいw
待ってます!
規制には気をつけて
目を輝かせて『リゾナント』に入ってきたのは、里沙。いま店内にいるのは、れいなと小春だけ。
(しめしめ。おあつらえ向きのメンバーじゃない)、と自らの幸運を再確認する里沙。
「新垣さーん、この前の激辛ダイエットはひどい目にあいましたから。
もうだまそうとしてもダメですよ~」
はなから信じる気のなさそうな小春。
「ガキさんはしっかりしとるように見えるっちゃけど、詰めが甘いけんね。
人のことぽけぽけぷぅとか言うとる場合やなか」と、れいなの鋭い指摘。
(詰めが甘い?甘いってなによ、今はそんなに詰めてないんだから)
里沙はムキになって反論したくなるのを抑えて話を続ける。
「ふふん。今日の私は一味違うんだから。聞かなくてもいいの?後悔するわよ」
精一杯もったいぶった言い方で、二人の興味をひく里沙。
「こ、れ。精神を集中すると胸が大きくなるんだって。つまり、ってことは・・・」
(愛ちゃんの話は聞くくせに私の話は聞かないんだから。今日くらい素直に聞いてよね)
などとぼんやり考えつつ、メモをぴらぴらと振りかざして説明する里沙。
「新垣さん、今度は信用してあげてもいいですよ」なぜか上から目線の小春。
「言ったでしょ?話は聞いてみなくちゃわからないって」
「でも、そんな情報どこでつかんできたと?れいな、早起きして録画したドラマとか
見とるっちゃけど、CMでもそんなこと言っとらんかったし」
「ぐ、偶然よ、偶然。街を歩いてたら、ね」
(田中っち、女の子は噂の出所なんか気にしなくていいから)
と心の中で突っ込む里沙。
と、メラメラと闘志を燃やす小春。
(年が近いとそういう確執もあるよね、うんうん)と納得する里沙。
「れいなも、さゆと絵里を驚かせてやりたいっちゃ」
こちらも思うところありのれいな。
(そういう意味じゃ、田中っち、あなたも不幸だよね)と、同情する里沙。
「よーし、あと一週間で1サイズアップするぞー」
「しょい!」円陣を組んで気合を入れる三人。
共通の悩みを抱える同士を得た里沙は、古来より伝えられてきた言葉を思い出しつつ、
最高に幸せそうな表情を見せる。
『一人より二人がいい、二人より三人がいい』
謎の組織内、薄暗い部屋で密談を交わす二人の人物。
「それで、計画の進捗はどう?」
「予定通りです、Dr.マルシェ。例の情報を広めておきました」
「そう。楽しみね」
「むむむむむ・・・・」
れいなの部屋では、里沙と小春とれいな、三人だけの秘密特訓中。
意識を集中させながら、能力(ちから)を発動させると、それぞれの指先がほのかに輝き始める。
「ちょ、ちょっと小春休憩!」
「小春休んじゃダメ」里沙の厳しい叱咤。
「メニュー考えましょうよー。ただ能力を使うだけでなくて、普通のバストアップ方法も
組み合わせれば、もっと効果出るような気がしませんか?」
「小春たまにはいいこと言うっちゃね。腕立て伏せ50回も入れとくとよ」
「ふぇーん」
(戦いの基本は常に身体。小春は恵まれた身体しとるんやし・・・胸以外は。そのくらいやって当然ったい)
と思うれいな。
「最近れーなたち、作戦会議終わったらすぐどっか行っちゃうけど、さゆ知ってる?」と、絵里。
「知らない。小春も一緒だから、また部屋にこもってゲームでもやってるんじゃないかと思うの」と、さゆみ。
耳をつんざく警報音が平和な空気を破る。
「みんな、出番やで。リゾナンター出動!」愛のかける号令のもと、リゾナンター達は一斉に出動していく。
「ラジャー!」
見渡す限りの黒い帯が視界を埋めるなか、勢い立って血路を開くブルーとイエロー、
15秒後の予測を元に攻撃対象の指示を下すパープル。
中距離の敵を幻惑して、戦闘能力を奪う合体攻撃を仕掛けるライトグリーンとレッド。
近距離に入り込んだ敵を容赦なく叩く、インディゴとグリーン。
そして、同じく能力の有効範囲に接近した敵を切り刻む、オレンジとピンク。
ほどなく、戦場を駆けまわるブルーとイエローは生じ始めた異変に気づく。
「ハァ、ハァ・・・イエロー、今日のダークネス、ちょっと多すぎん?」
「ブルーもそう思っとるかの。あーしもおかしいと思っとったがし」
個々の戦闘においては優勢なはずなのに、いつのまにか、また囲まれているという状態に。
リゾナンターの他のメンバーにも、疲れの色が見え始める。
「そこまでだ!この戦い、正義が勝つ!」
崖の上に仁王立ちになり、よく通る声で勝利を宣言する人物。少年のようにも見えるが、
リゾナンターの面々は逆光のため確認できない。
「ティフォン・ブリュ!」
呪文とともに蒼い旋風が巻き起こったかと思うと、瞬く間に近くの敵が弾き飛ばされ、
麻痺したかのように動かなくなる。
「さぁ、今だ!敵は退却し始めた!このチャンスを逃さずに」
ポカーンと見ているオレンジとレッド。無理もない。中~遠距離系の攻撃。
オレンジは風、レッドは電気の能力を使うが、とても先の旋風とは比べ物にならないほど威力は弱い。
あっけにとられていたリゾナンター達も、我に返って戦いを再開。
謎の戦士の助力もあって、なんとか敵の撃退に成功する。
「大したことはないよ。戦いは勢いって言葉もあるしね」握手に答える戦士。
「あんた、いったい何者と?」全身の毛を逆立てて威嚇するブルー。
「僕は”青”の能力を持つ者。事情があって、素性は明かせないけど、また会うこともあると思う」
パステルブルーに彩られた戦闘服を翻すと、一瞬後にはかき消えたかのようにいなくなる戦士。
「すごいねー」「あの子、ちょっとカッコよくない?」
変身を解いて口々に賞賛の言葉を述べるメンバーをよそに、ひとり浮かない顔の里沙。
「ガキさん、何か気になることでもあるん?」そんなガキさんに声をかける愛。
「いえ、別にないんだけど、ただ・・・なんとなくね」
「愛佳は何か感じとると?」
「いいえ、何にも。でも、敵意は感じられへんかったですよね」うなずくメンバー。
「とにかく、味方やって言ってくれとるし、疑うんもよくないから、今日のところは置いておくね」
ひとまずその場をまとめる愛。
再び謎の組織”ダークネス”内部。
上級幹部出席の戦略会議で、自らのプランを発表しているのはDr.マルシェ。
「・・・さて、高齢化が進む我がダークネスにおいては若い人材の不足が深刻化しておりまして・・・」
ウォッホン!幹部の間から咳払いが聞こえ、あわてて取り繕うDr.マルシェ。
「・・・と、とにかく”リゾナンター”のリーダーである高橋 愛をうまく篭絡できれば、
この作戦はうまくいったも同然」
「それで、刺客は?」
「現在候補に挙がっているのは、一名。コードネーム・雪野という者が、既に作戦行動中です」
「任せる」
「ありがとうございます」
その日の戦闘についての反省を行うのを日課としている。
「れーな、今日の動きよくなかったの」気になったことを口にするさゆみ。
「そうだよー。愛ちゃんと連携取れてなかったじゃん。夜更かししてイケナイことしてたのかなー?ウヘヘヘ」
(イケナイこと・・・愛ちゃんとガキさんがないしょ話しとったアレのことやろか?
それとも絵里とさゆがこの前・・・いかん、いろいろ想像してしまったと!)
顔が赤くなるれいな。
「ゆ、ゆうべはトレーニ・・・いや、な、なんもやっとらんし!なんもないっちゃ、なあ小春?」
「そーですよー。小春もトレー・・・むぐむぐ」とっさに小春の口を押さえるれいな。
(小春!秘密やって言うとるやろ)
(あ、そうでした、えへへ)
「全然全然。小春、ぐっすり寝てますから」
「ふーん。あやしいなあ・・・。ねぇガキさん、どう思いますか?あれ、脂汗かいてる」
絵里は、里沙の額の汗を拭う。
(かめって、こういうときはなぜかこだわるんだよね。田中っちと違って、私は肉体派じゃないし
ばれなかったかな・・・。やだ、肉体派って言っても、そういう意味じゃないから!)
「わ、わたし?そ、そうねぇ、かめたちの気のせいじゃない?」
内心では動揺しつつも平静を装う里沙。
「ガキさんが言うならそうかもしれないの。れーな、夜中にメガバーガー食べ切れなかったら
手伝ってあげるから、いつでも言ってなの」
「だけん、何もしとらんって言うとると。食べ物の話やないし!れいなの話聞いとらんやろ、さゆ」
「はーい、そのへんで。他になければ、これで終わります。みんなお疲れ様」
引き上げるリゾナンター達。
愛はれいなの様子が気になるのか、声をかける。
「れいな、疲れとるんか?早めに休んで、ぐっすり寝たらええよ」
「愛ちゃん・・・」秘密を共有できないもどかしさをこらえるれいな。
なんとか『リゾナント』のアルバイト面接までこぎつけたのだ。履歴書とか、必要な書類は組織のほうで
用意してくれた。相変わらずDr.マルシェは手回しがいい。
ただ、どこか抜けてるのか、写真はウチのもうひとつの顔、『シルキーウェイ』のときの衣装だった。
こんなのバレバレじゃん。速攻で指摘して、制服の写真と換えてもらったんだけど。
面接の担当は事前の情報どおり、店長の高橋さんと、田中さん。
「お名前は?」
「ぁぉ・・・間違えました、のえるといいます」
危ない危ない。いつもの癖で”ぁぉ”って言っちゃった。みんなはなぜか、ウチのことを
”のえる”じゃなくて、イメージカラーの青、”ぁぉ”って呼ぶから。
「背が高いっちゃね」
「よく言われます」160ちょっと超えてても、近頃はみんな大きいからそれほど珍しくもない。
あ、このお店は背が小さい人が多いんだっけね。高橋さんも田中さんもちっちゃくてかわいらしい。
「のえるちゃん・・・。悪いけど、脱いでもらってええが?」高橋さんの指示に思わず耳を疑う。
え、待って待ってこれ、ほんとに面接なの!?
「ちょ、愛ちゃん!」田中さんが止めてくれてるけど、いくらなんでも早すぎない!?
・・・でも、これも『リゾナント』内偵任務のため。それにしても、芸能界より厳しくないかなぁ。
「・・・わかりました」
唇をかみしめて服を脱ぐ。『シルキーウェイ』の仲間、ピンクと黄がいたずらでウチの衣装を
隠すことがよくあって、ウチは下着姿で衣装を探し回ることもあるけど、初対面の人たちの
前で・・・とか考えてたら、すごく恥ずかしくって、興奮してきちゃった。
「チャーミングな腹筋やねぇ、ちょっと触ってもええ?」きたきた!確かに6つに割れているけど。
あっ、待って待って!昨日ウチの腹筋、ピンクと黄にマジックペンで落書きされたんだった。
マジックペンの影のせいで、余計に腹筋がたくましく見える。
「愛ちゃん!のえるちゃん、れいなも悪かったとよ、ほんとは靴脱いでもらおうと思ったっちゃん」
下着姿を見て、田中さん赤くなってる。高橋さんはもう傾きかけてるし、あとは田中さんを
こっちの世界に引きずり込むだけね。靴脱がないでよかったぁ。
翌日からウチ、のえるのアルバイト試用期間が始まった。
以上ここまで前半です
後半はまだ大筋しかできてません見切り発車です><
19時くらいまでに書けたらいいな・・・
マルシェの陰謀や如何に・・・
ちょっと路線変えたので後編は最大あと2時間かかると
その間他の作者さん気にせず投下しちゃってくださいな
見てないから全く知らないわ
まさかのぁぉさん登場ですかw
あとそれ以上にがきさんが持ち掛けた話が何なのか気になりますw
> (詰めが甘い?甘いってなによ、今はそんなに詰めてないんだから)
詰めててあの胸・・・何か背後に視線を感じる様n(ry
21時過ぎに後編投下します
ウチは通いで、8時に着くけど、田中さんと高橋さんはもう起きて、お店の準備をしている。
開店の11時までにその日の仕込み、掃除とセッティング、などなどを終えないといけないので、
これが意外と忙しい。
新入りの仕事は掃除から。お店の周辺を掃除したあと、店内をモップがけ。
手順を教えてくれる田中さんは小柄なのに、重いバケツも、テーブルもスイスイと動かす。
力には自信があるけど、まだ慣れないせいか、ウチにはなかなか難しい。
掃除を終えて、テーブルをセッティングしたらもう9時半。
一通りキッチン内の設備の説明を受けて、復習しているうちに、10時半。開店30分前だ。
それにしても。この制服。
田中さんや高橋さんは、普段着の上におそろいのエプロンを着けてるのに、ウチに支給されたのは
セパレートの、水着・・・?みたいなの。戦隊もののヒロインじゃあるまいし、
おへそが出てるのは喫茶店のウェイトレスとして、どうかと思うのだけど。
おっと、こんなことをしていたら開店時間。
カランコローン
「いらっしゃいませ~」練習した甲斐があって、ちゃんと声が出せた。
はじめてのお客様にコーヒーをお出しするのは、すっごく緊張したけど、いい経験になった。
ちょっとカップに指が入ったけど、見つかる前に指を抜いたから見つからずに済んだ。
その次のお客様は・・・途中でティーサーバーのレバーを押しちゃって、
すっごく濃い色になってたんだけど。苦情来なかったから、まあいいか。
合間に田中さんのところへ行ってみる。ウチの虜にして秘密を聞き出すべく、話しつつそっとボディタッチ。
あっ、田中さん怖い顔してる。ごめんなさい。今度はなんかウチの胸を見て、悲しそうな顔をしてる。
うーん、例の胸に関するリーク情報、効いてないのかなぁ。Dr.マルシェが研究成果だって言うから、
新垣さんに伝わるよう噂をばらまいてみたけど、効く人と効かない人もいるのかもね。
午後の忙しい時間を過ぎて、ようやく一息。
そういえば、『シルキーウェイ』のピンクこと久住小春も『リゾナント』に出入りするから、注意しないと。
とか言ってる間にいつのまにかピンク、じゃない、久住さんこっちを見てる。軽く会釈。
(ちょっと!ぁぉ!学校は?ってか、あんた何でここにいるのよ!)
(あの、今日からバイトすることになりました、ごひいきに)
(ここはダメ!よそ行ってよ)
そんなこと言われても、ウチの目的はここ『リゾナント』の潜入調査なんだし。
隣のテーブルにお客様が来て、水を持って行こうとしたらけつまづいて転んだ。
でも、お客様には迷惑をかけなかった。
こぼしたお水はきれいな放物線を描いて、向こうの窓へ飛び散ったから。
たしかにウチはドジでマヌケでノロマだけど、これは足をかけた久住さんのせいだ。
文句を言おうと思ったら、姿が消えている。久住さんのバカ!
田中さんにはあんまり効果ないんだけど、高橋さんには評判いいんだよね、制服。
もしかしてこの制服のデザイン、高橋さんなのかなぁ。
高橋さん、「ちょっと力入れてみて」とか言って、「うわー硬い」とか喜んでる。
よーし、ちょっと聞いてみよう。
「田中さんって、女の子苦手なんですか?なんか、一定距離以上近寄ると
避けられてるみたいで・・・」
「そんなことないと思うけど、れいな人見知りやからね。そのうち慣れると思うわ」
そうなんだ。じゃあ、手っ取り早いスキンシップ、行ってみよう。
チャンスは最大限に活かさないと。
今日は、自宅に両親が留守ということにして、『リゾナント』に泊めてもらうようお願いした。
お風呂に入るのは、高橋さんの次に田中さん。さっき高橋さんが上がったから、
今は田中さんが入ってる。
タオルだけ巻いて、ウチは浴室のドアを開ける。
「おじゃましまーす。お背中流しましょう」
「わっ!き、急になんしようと!」あわてて体を隠す田中さん。
「一宿一飯のお礼です。背中流させてください」
「わ、わかったけん、ちょっと待ってくれったい」田中さんはタオルで前を隠して、背中を向ける。
「ひゃんっ!」可愛い声をあげる田中さん。わざと水をつけておいたので、冷たいはず。
「だ、大丈夫ですか?」しらじらしいとは思いつつ、声をかける。
「ち、ちょっとびっくりしただけやけんね。続けてくれていいとよ」
背中を洗いつつ、もう片方の手は下、上とあちこち触る。あくまでさりげなく。
肝心なところに手が届くのは、もう少し。田中さんの息遣いが少し変わってきた。あと一息。
怖くないから、我慢してくださいね。
と、ドアの向こうから高橋さんの声がする。
「ごめん、れいな、出動や。のえるちゃんは、お風呂入っててくれてええから」
田中さんが真剣な表情に変わる。
「悪いっちゃけど、用事があるけんね。背中、ありがとうったい」
立ち上がってそのまま歩いて行く田中さん。
さっきまでタオルで隠していたのに、急にオープンになって逆にウチのほうが照れてしまった。
でも、田中さんの体についても隅々まで情報通りだったのは、さすがDr.マルシェ。
おっと、ウチもゆっくりお湯に浸かっている場合じゃない、行かなくちゃ。
対峙するリゾナンターとダークネス。
おびただしい数のダークネスの戦闘員は、あたりを黒く染めている。
この日の戦闘においても、前回と同様、徐々に追い込まれて行くリゾナンター。
「そこまで!悪は必ず滅びる!」閃光とともに青い戦士の登場。
リゾナンターと青い戦士の共闘により、またも敵を撃退。
が、敵が最後に放った銃弾がれいなに向かう。リゾナンターも疲弊しており、近くにサポートできる
メンバーもいない。
そんな中、れいなをかばって銃弾を受け止める青い戦士。
青い戦士は一瞬体制を崩すが、「ではまた」と姿を消す。
「れーな、大丈夫だった?」
「れいなは平気っちゃけど、あの青い人がかばって撃たれたけん・・・」心配そうなれいな。
「のえるちゃん、もう寝たやろか」
「のえるちゃんって誰、愛ちゃん?」里沙が愛に尋ねる。
「あぁ、まだ言ってなかったけど、こんどアルバイトの子雇ったんよ。
愛佳より年下なんよ。今日は遅いから、また今度紹介するね」
「ただいま~」と店のドアを開けるれいな。
「あっ!」
テーブルにもたれて動かないのは・・・のえる。
「のえる!のえるちゃん、どうしたと!?」駆け寄ってのえるを揺さぶるれいな。
腹部からの出血は、テーブルの下に血溜まりを作っていた。
「ちょっと、私に任せて」さゆみが治療を開始する。ピンクの光に包まれる、のえる。
血の気が引いたようだったのえるの顔色が少しだけ、赤みがかかったように見える。
のえるが安定したのを見計らって2階のリビングへと移す。
慎重にのえるを運ぶのは、さゆみが雲の能力により発生させたパペット、うさちゃんホールド達。
「れいな、もしかして、のえるちゃんって・・・」れいなに青い戦士のことを確かめる愛。
「れいなもまさか、って思っとったけど、さっきれいなをかばって弾を受けた人と
同じところ怪我しとるし・・・」
「うーん・・・」意識の戻ったのえる。
「あっ、みなさん。もしかしてウチ、気を失って・・・」
何か言おうとした愛を止めるれいな。
「気のせいやろ。寝ぼけとったんかもしれんとよ」
のえるは腹部をさすってみるが、傷跡も残っていないことに驚く。
「あれ、ウチさっき撃たれて・・・あ、なんでもないです」
「ほら、やっぱり寝ぼけとった。もう遅いけん、寝とったらいいとよ」
「のえるちゃん、明日は休みでええよ。一日ゆっくりしとって」
「いろいろすみません。それじゃ、おやすみなさい」
こんな暖かい人たちを裏切るなんて、やっぱりできない。
リビングのテーブルに書き置きを残しておく。
『いろいろ、ありがとうございました。もっとちゃんとお仕事覚えて、役に立ちたかったのですが
家の事情で、急に遠くに行くことになりました。
次に会うときは違う名前になっているかもしれませんが、またお会いできるといいですね のえる』
「おはようっちゃ。あれ?のえるちゃんおらんと?」れいなはリビングでコーヒーを飲む愛に声をかける。
「あー、出て行ったみたいやねー」
「せっかく友達になれると思っとったのに・・・」少し涙ぐむれいな。
「うん。何かいろいろ事情があるんやろね」書き置きのメモをじっと見つめる愛。
ウチは指定されたポイントに移動して、本部に収容の要請をする。
「こちらコードネーム・雪野。転送願います」
「こちら本部。その必要はない。昨日の戦闘において君は敵対分子だと認識された。
よって、以降身分の保証はしない。繰り返す。本部への収容はできない」
途方に暮れて、どこへ行くあてもなくても、足は自然と『リゾナント』へと向かってしまう。
お店の前まで来たとき、ちょうどガレージから派手な車が発進するのが見えた。
「戦闘・・・!?行かなきゃ」
ウチも変身して、風に乗って移動する。
「あきらめちゃ駄目!共鳴パワーを使えばなんとかなるはず」リーダーとして懸命に士気を保とうとする愛。
「でも、こう数が多いと集中する時間もかせげないの」能力の連続使用で息が上がっているさゆみ。
ウチは田中さん、高橋さん、道重さんを確認して近づく。
「僕が敵に切り込んで時間をかせぐから、その間にみんなは攻撃の準備を」
「でも、のえる・・・やのうて、あんたは怪我治ったばかりやし・・・」
「風の障壁が守ってくれるし、僕はそう簡単にはやられない。また会おう」
最大レベルの障壁を発生。普段の2倍。
残ったパワーを一点に圧縮して、爆発させる。・・・今だ!
敵の半数を巻き込んだ爆発。
ウチの意識が途切れる寸前、田・・・れいなさんの顔が浮かんだ、ような気がした。
轟音とともに吹き飛ぶ戦闘員。
共鳴パワーを同調させて、増幅。一気に放つリゾナンター。
「アタック!」愛の号令と同時に消滅する戦闘員。
「のえるちゃん!おらんとよ!のえるちゃん!」爆心に駆け出して必死にのえるを探すれいな。
「愛ちゃん、どういうこと?」他のメンバーを代表して絵里が尋ねる。
「あのね、のえるちゃんはね・・・」
それから一ヶ月後。
「田中さん、まーだそれやってるんですか?胸なんか大きくなるはずないですって。新垣さんの情報ですから~」
れいなをバカにしたような口調の小春。
「うっさい!これは絶対効くんやけん。小春は小さいままでおったらいいと!」
聞く耳を持たないれいな。
「小春、あとでちょっと来なさい。田中っちもいい加減あきらめなよ・・・」れいなの強情さにあきれる里沙。
「ガキさんも小春も、あきらめたらそこで終わりったい!」
(れいな、のえるちゃんのくれた情報、絶対本物やと信じてるけんね!のえるちゃんが戻ってくるの、待っとると!)
「マルシェ君、例の潜入作戦はどうなったかね」
「申し訳ありません。残念ながら・・・」
「そうか。研究のほうを続けてくれたまえ」
研究室で端末に向かうDr.マルシェ。
「あーあ。せっかく準備した計画が全部パァか・・・
のえるが普通の生活を送れるように、いちおうデータは改ざんしておくけど、
あの子帰ってくるかなぁ・・・?うん、抹消、っと」一連のコマンドをキータイプ。
しばらく後、「承認」の文字がディスプレイに浮かぶ。
デスク脇に置かれた水槽。その中の金魚に話しかけるDr.マルシェ。
「例の作戦で流した噂、精神集中を繰り返すと胸が大きくなるかどうかは、
被験者の体質による、ってわかっちゃったんだよね・・・。
ガキさんと小春があきらめたらしいから、もうこの手は使えないか。
敵三名を疲労させて戦力ダウンって、けっこうおいしい作戦だったんだけどね」
「・・・そういえばあのレシピ、とうとう手に入らなかったなぁ」
デスクの上に置かれた一枚のチラシを眺めるDr.マルシェ。
ケーキセット 550円
喫茶 『リゾナント』
>>131-137
『Comrades』
ちょっと新しめを狙いたかったのですが、ベタな流れになってしまいました。
愛ちゃんが好きそうな筋肉質の子ということで、
「ミルキーウェイ」のメンバー、”雪野のえる”を登場させました。
長身でボーイッシュなキャラクターの子です。
娘。メンバーでもなくてゴメンナサイ。
その他わかりづらいところが多々あったかと思いますが、
ひとえに練りこみと文章力の不足ゆえお許しください・・・。
乙
人称は統一するか変えるにしてももっと区切りをつけるかしないとわかりづらい
作者の中で勝手に登場人物と視点を変えられる感じだった
話はおもしろそうなのにそこが残念
注意書きとかあるとありがたい
乙です
>>124
少し前にぁぉスレがたくさん立ってた頃に思いつきましたw
>>127
すみません説明が足りなかったですね
>>129
ガキさんもデマを信じた犠牲者(?)の一人というわけですw
>>139
自分の中では食いしん坊のイメージが強いのでこうなりました
>>140
読みづらくて申し訳ないです
自分の場合はあと1ヶ月くらい練らないと厳しそうですね
>>141
すみません
次回から気をつけます
>>142
ありがとうございます
でも勢いだけで長いお話は無理がありました・・・。
よろしくお願いします
オリジナルキャラで表現を丁寧にしたほうがいいよね
個人的にはキッズやエッグを情報ありきで書かれるとつらい
今週は早く寝ようと思ってたのにw
F1を観戦しながら待ってます
自分もキッズは顔と名前くらいなら分かるけど性格や個人情報となるとほとんど知りませんし
期待してお待ちしてます
>>146
反省してます・・・配慮がまったく足りませんでした
申し訳ないです
>>150
おっしゃるとおりでした
自分の場合は情報量の多寡よりは思い入れの違いというか
143さんの話に苦言が多いのは、あの話はもっと面白く出来るという期待の表れでしょうね
高橋さんの腹筋フェチぶりとか、れいなの純情っぽさとか、マルシェの醸し出すほのぼの
感は好みだった
うまく料理できなかったことを踏まえて次はもっとよいものを書けるよう頑張ります
うmがんがれ
・短い
・こんなのガキさんじゃないやい
・ノーマルギャグなはず
以上となりますしばしお付き合いください
ブラックは初期戦隊物にはいないのに、何故そこまでブラックを推すのかとリンリンに突っ込まれても
里沙はめげない、何故なら里沙はブラックの位置が好きでたまらないからだった。
ブラックの位置も作品によって様々だが、特に好きな設定は沈着冷静だけれど子供や自然を愛する
心優しい青年というような、所謂いいとこ取りみたいな設定が大好きである。
もし、オーラの色で立ち位置が決まるわけでないのなら。
あたし、ブラックをやりたい、っていうかやらせてというのが里沙の主張だったが。
うちは名前的には戦隊って名乗ってるけど、実際は組織だからそういうのはちょっときついやよー、
と苦笑いした愛に言われあえなく断念した。
―――けして、泣いてなんかいない。
自己主張第2弾を投下することにした。
里沙の目の前では、里沙にヤキモチを妬かせたい愛が無駄にさゆみと絵里にセクハラを繰り返し。
れーな、ブルーに相応しいキャラになるっちゃと燃え上がるれいなを、小春と愛佳が応援し。
藍色な私はどうしたらいいのだと悩むジュンジュンを、影の薄いグリーンという設定がぴったりな
リンリンが励ましてる。
まったくもって、平和すぎて泣けてくる光景であった。
頭が痛くなってきたような気もするが、里沙は口を開く。
「ねぇねぇ、戦隊ついでに質問するけど。
裏においてあるゴーカートって、何の意味があるの?」
「さすが里沙ちゃん、素人だったらあっさりスルーするようなところにも食いつく。
そういうところ、あっし超大好きやよー」
「愛ちゃんの自己主張はいいから。
で、あれって何のために存在するわけ?」
愛のアピールを一瞬にして遠いお空にファーラウェイして、里沙はツッコミを入れる。
喫茶リゾナント自体はいたって普通の、落ち着いた雰囲気の喫茶店なのに。
何故か裏のゴミ捨て場の隣に置いてある、ゴーカート。
使わないなら、業者とかに引き取ってもらえばいいのにと発見した当初から里沙はそう思っていた。
その笑みを受けて、リンリンは立ち上がった。
何事かと、里沙はリンリンに注目する。
「新垣サンの為に、リンリンが説明しまス。
新垣サンがゴーカート、と言っているのはリゾナンターにとっテ重要な乗り物なんデス」
「えー、どこをどうみてもただのゴーカートでしょ、あれ
遊園地とかでよく見る奴とそっくりじゃん」
「違いまス、あれはリゾナンカーと言いまして、
緊急の際に2人まで乗っテ移動することガ出来る、立派な乗り物なんでス。
あぁ見えて、時速300㎞出ルんですよ、すごいデしょー、リンリンの説明バッチリデース!」
「あ、そう、ふーん…」
何でゴーカートのくせに300㎞でるのよとか。
2人しか乗れないって、他の7人はダッシュで現場に急行かいとか。
っていうか、ゴーカートじゃ公道走れないじゃん、意味なくないとか。
様々なツッコミが一瞬にして、里沙の脳内を駆けめぐったのだが。
そのツッコミを、里沙は口にすることが出来なかった。
誇らしげに胸を張り、ニコニコと笑うリンリンの姿。
何かある度に里沙を気遣ってくれる優しい心の持ち主であるリンリンに対して、
そんなツッコミをガツンといれてしまえるキャラだったら、ダークネスでもなめられずに済むのだ。
スパイなのに、妙なところで心優しい里沙。
―――少なくとも、その心優しさは今のところ何の役にも立たなかった。
更新は以上になります
アミューズメントパークにあるようなゴーカートは公道走行不可だったような気がします
下調べが不十分ですのでもしも可能だったら…スルーしてあげてください
もっと読みたくなるないやいさんの作品好きです
そもそもナンバーがないし保安装置とか取り付けないとだめでしょうね>公道走行
あれで300km出したらむき出しだからきっと死ぬな・・・出ないだろうけどw
ガキさんがパッと見でそれを理解してるとは思えんw
>リゾナンカー
風防の代わりにえりりんの風で守ります
事故りそうになったら愛ちゃんのテレポートで脱出
あっ他のメンバー乗れないやorz
でも途中で寝そうだ
構想はよかったと思うよ
読者目線を忘れずがんばってください
期待してます
リゾナンター会議で何かが決まる事はあるのでしょうか?
まあリーダーは瞬間移動
6期は『小さな大冒険』仕様の空中浮遊
リンリンは獣化した獣化したジュンジュンに跨る
光井は電車で現場に急行
リゾナンカーはガキさんと小春が乗り込むということで
ガキこはで車乗るとかどこの命知らずですかw
ついにリゾナンカーの秘密に迫るないようになりましたが作者のイメージはテンプレのままの
ゴーカート仕様ですはっきり言ってあれで300㎞出たら大変なことになると思います
ガキさんの胃に穴が開きそうですがそんなガキさんはきっとA倍さんから電話の1本でももらったらすぐに回復すると思います
リゾナンター会議で何かが決まることがあるのかは作者の気まぐれに委ねられます
ガキこはリゾナンカーシーンを妄想してみて普通に吹きましたナイス発想ありがとうございますw
1レスものとして書いてみようかなwww
命削って死闘を演じたり
リゾナンターって大変ですね
ちゃんと現場に現れるのはリーダーとみっつぃーだけだなw
さて本来の胸ネタに専念しよう
さてガキさんは巨乳化をあきらめたわけですがやっぱり猛暑を考えてのことですよね
きっとそうだそうに違いない
ガキさん血も涙もないな
「行くのはいいけど、何なのよこれ」
「見た目はゴーカート、性能はF1クラス、その名もリゾナンカー!ですよ」
「へー…」
「時間ないんですよ、早く行かないと街が大変なことに!
さ、乗ってください」
「え、小春、あんたが運転なの?」
「小春、こう見えても○リカー得意なんです、だから安心してください!」
「そういう問題じゃないからー!てか、勝手にシートベルトつけないで!」
「小春、いっきまーす!」
「え、ちょ、いやああああああああああああああああああ!」
現場に着いた頃、戦いは既に終わっていた。
―――その場に残されたのは、やたら楽しそうな小春と白目向いてヒクヒクする里沙だけであった。
ついつい面白そうだったので1レスものでガキこはリゾナンカー搭乗の巻を妄想してみました
何て言うかガキさんの苦労人気質は伝統芸能にしか思えません
小春ひでーーw
ムルチでも出たのか
ガキさんw
現在放映中のゴウオンジャーでも、ブラックがメンバー中で唯一の苦労人気質ですね
敵の作戦で他のメンバーの望みが叶えられて骨抜きにされる回で、ブラックだけが凶
悪犯として指名手配される役回りでした
「はーい。じゃ、リゾナンカー発進!」
「ナビもバッチリです」
「かめ、曲がり角あるよ。次どっち?」
「右です」
「次はどっち?三叉路になってるよ」
「真ん中です」
「かめ、今度は?」
「・・・」
「かめってば!黙ってないで、ナビしてよ」
「えーと、今どこらへん走ってるのかなって」
「はぁ?さっきナビバッチリって言ったじゃん」
「バッチリなんですけどぉ、若干問題があってー」
「問題って何よ」
「はい。地図って上が北ですよね?」
「まあ、普通はそうだね」
「絵里、曲がったとき地図回してなかったから、今どこかわからなくなっちゃったんですけどー」
「コラー!笑い事じゃないでしょ!」
「走ってればそのうちどこか着きますって。どっしり構えていきましょうよ、ガキさーん」
「もう!あんたは余裕すぎ。地図見てて、目印に近づいたら教えなさい!いいわね」
「ふぁーい」
「ガキさーん」
「なーに」
「あのー、この線、さっきから見つかんないんですけどー」
「線?何のこと?」
「○△市と■×市の間にある、この目印に決まってるじゃないですかー」
「・・・もしかしてかめ、この線探してたの?」
「えっへん。道路を目を皿のようにして見てたんですけどー。なかったですねー。ウヘヘ」
「誰よー!かめと私組ませたのはぁあああああ!」
--新垣・亀井チーム:現場未到着。 燃料切れでリタイア。--
長文書いた名残でまだギチギチになっちゃいました><
最初ガキこはで書きましたが事故ネタは没に。
ガキカメで。
走行中にはこう見える
http://www.inttuning.com/blog/uploaded_images/gallardo-737074.jpg
ガキさんの美的センスが許さないだろうケドw
―――新垣里沙
新垣さんより大きな胸をください
―――久住小春
七夕関係ないやん。でもれいなは一番大きな胸がほしい
―――田中れいな
しかしその短冊かカメのつむじ風で飛ばされるw
>>185
多分がきさんが落ち着いてて乗れるのはみっつぃの時だけだな
それともいつものガキさん胸ネタ保全の一環?w
--ホゼナンター&作者一同
全く胸の小さい奴らだ…あ、間違えた 器の間違えうわあああ
( ・e・)ノ <言うほど小さくないから!ていうか見たの!?アンタたち!
だから恥ずかしがらずにパーッとひとつ全開で。。。
・話がぐちゃぐちゃ
・面白くない
以上、登校します。
もとい、投稿します。
じゃ じゃあさー 見せてみろよーガキさん・・
どうせペッたんこなんだろー・・
あ・・いや ごめん 別に泣かせるつもりじゃ・・・
本当は大きくても小さくても関係ないんだ・・大好きだよガキさん!
あーでもやっぱ・・ ぐきっ!
月曜日、平和な昼下がりのリゾナント。学校をさぼった光井は同じく仕事をさぼ・・もとい休憩中の新垣に質問した。
「なにそれ?あんみつの一種?」
新垣は眉間に皺を寄せて聞いた。
「なんかぁ、道重さんがガキ愛佳だと愛ガキとかぶるからどうたらこうたらって言ってたんですけど、よくわかんなくて」
光井は携帯を片手に答えている。
制服をちょっとだけ着崩しているその様はまさにいまどきの女子高校生だ。
「愛ガキ?ガキ愛佳?(なに?新手の作戦?コードネーム?愛ちゃん私になにもいわなかったのに・・・)
ごめん、全然わかんない(あとで愛ちゃんにそれとなく聞かなくちゃ)」
新垣は組織への報告書に内容が増えることに対して少し憂鬱になった。
「新垣さんでもわからないんですか、、。今度道重さんに聞いてみます」
光井はそう言いながら携帯をカタカタと打っている。
ふと、二人の後ろから声がした。
振り向くと亀井がソファからのっそりと起き上がるところだった。
「どういうこと?」
新垣が尋ねる。
「ガキさん知らないんですか~?カップリングですよ、カップリング」
「知らないからわかんないでしょ」
得意そうな亀井を殴りそうになる手を押さえつけながら新垣は答えた。
「この、リゾナンターの、みんなを、ペアにして、物語を、作るんです!!」
いちいち身振り手振りに変な抑揚をつけて亀井は言う。
「それで?」
新垣は腕組しながら冷たく亀井を見下ろす。
慣れたことなのか亀井は全く気にする様子もなく続ける。
「つまり、さゆは、リゾナンターの話を、フォルダ分けするときに、
愛ちゃんとガキさん、みっつぃーとガキさんの、
話がごっちゃになっちゃうってことを、言いたかったんですよね」
亀井はかけてもいない眼鏡を直す仕草をした。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「わかってよかったね、光井。じゃあ、
私そこのバカの話聞いて頭痛くなったから仕事行くわ」
新垣はそう言うと、カバンをもち立ち上がった。
「、、、私もなんか頭痛がしてきたんで学校行きます」
光井も言いながら立ち上がる。
「頭痛いなら休めばいいじゃないですかぁ」
亀井はけらけらと笑いながら言う。
二階に行っていた愛が降りてきて亀井をほめる。
「いや、それほどでも」
照れる亀井。
「ほめってないっちゃろ」
一部始終を見ていた田中がぼそっと言った。
平和な月曜日の夕暮れ時。
学校、仕事を終えたリゾナンターの面々が喫茶『リゾナント』に今日もやってくる。
『憂鬱な月曜日』
お目汚し失礼しました。
カップリングて...さゆはきっと濃厚なヤツをイメージしてるんだろうけどw
いえいえ。話の中途には入ってこなかったですし。
>>206
ありがとうございます。
短くて、なおかつ面白い作品を書ける皆さんを尊敬します。
愛ちゃんソレは皮肉なのか? 素なのか?w
PPP全壊でほのぼのしますたw
…会社のパソコンからのアクセス
絵里風を吹かせておくれ・・・
ガキさんは涼しそうでいいな 胸のサイズを規制されてるから
||c| ・e・)|<暑さを感じられないようにしてやろうか
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