(106)724「まー修行」10~14

「なんとか朝を迎えましたね、おはようございます」
「・・・おはよう」「・・・」「・・・はよう」

おはよー! あれ はるなんにあゆみにどぅは声が小さいですよ!
あいさつしないと元気になれませんよ!はい、せーの

「「「「おはようございます」」」」

よくできましたっ さあっ 今日も元気に過ごしましょう

「ちょっとまって、まーちゃん さすがに一晩中 アフリカの洞窟で危険がないか視てたから疲れたよ」
「そうです まさきちゃん わたしも疲れたから すこし休みましょう」
「ごめん 休まないとリオンも動かせないから やすませて」

んもー みんな体力ないんだから! そのための修行でしょう

「・・・まあちゃんだけでよかったんだよ、はるは一言もするって言ってないのに」

ん? Doどぅ なんか言った?オダベチカを見習って、元気だよ

「いや、私も疲れてますよ。でもやるだけのことはしないといけませんし」
「小田ちゃん、何してるの?」
「携帯の設定いじってるんですよ。GPSついているから対応しているはず、と思いまして」

え~ つまんない

「つ、つまんないって、まーちゃん 遊びじゃないんだよ!」

じゃあ、ふくぬらさん達はどうするの? あ、さっき、まさ、iPadしたけど圏外だよ

「あ・・・本当ですね。ダメみたいです。大陸の98%対応なのに」   (続く


「まー修行」10 投稿日時:2015/08/07(金) 00:32:02.18


「・・・えっと、えりにもわかるように説明して」
「はい。荷物はここにあります」
「それは知っています。続けてください」
「はい、寝袋は4つあります」
「はい、寝ることはできると」

「ごはんをたくための飯盒があります」
「はい」
「しかし、お米がありません」

「野菜を斬るための包丁があります」
「はい」
「しかし、野菜はありません。もちろん、お肉もありません」

「コップが4個あります」
「はい」
「しかし、飲み水は各自のペットボトルしかありません」

「お菓子はあります」
「はい」
「しかし、まーちゃんがいつのまにかジョロキア・ハバネロ入りの激辛に変えてしまいました」

「ライターはあります」
「はい」
「燃やす木がありません。この島には木がありません。」

「周りは水に囲まれています」
「はい」
「深さがどれくらいあるかわかりません。釣竿もありません。もちろん飲むのは危険です」
「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」
「「「「NOおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」  (続く


「まー修行」11 投稿日時:2015/08/08(土) 21:29:52.17


3時間 経ちました~ はい おきましょう!!

「すこしは体力戻ったけど、どぅは千里眼使える?」
「うん、なんとかあゆみんは?」
「・・・まだちょっときついかな?はるなんは?」
「うん、がんばれそう」

よ~し、みんなふくぬらさん達を探しに行きますよ

「佐藤さん 譜久村さんたちがどこにいるのかわかるんですか?」

え~ それを探すのが修行だから どぅとはるなん頑張って

「なんではる達が?」

どぅとはるなんでふくぬらさんの居場所を探さないと場所わからないから
まさは適当にこの辺、って飛ばしただけだから

「この世界地図のどのあたりですか?はい、なるほど、ありがとうございます。この辺り、だそうです、工藤さん」
「無理いってばっかりだよ。ふぅ、やるけど、はるなん手伝って」
「はい。いきますよ」
「・・・・」
「視えた」「私も」
「どこ?譜久村さん達はどこにいた?」
「・・・湖の上の孤島」
「は?」
「おっきな湖の上の浮島にいる」

へ~ あそこ湖の上だったんだ 暗くてみえなかったわず
これで目的地わかったし、急いでいきましょう!!
さ、まさたちもレッツゴーー!!      (続


「まー修行」12 投稿日時:2015/08/12(水) 00:18:41.05


「りほちゃん、なんとかならない?」
「さすがにこれだけの水を操るのは無理だよ」
「香音ちゃん、なんかいい考え浮かばない?」
「う~ん・・・難しいんだろうね、香音の透過なんて役立ちそうにないし。えりちゃんのワイヤー操作は?」
「捕まえるとかはできるかもしれんけど、ここから出るとかは無理やけん」

「じゃあ、魚を捕まえることはできるんじゃない?」
「でも、魚がみえんとえりには無理やし」
「あ、それくらいなら私に任せて。渦巻きくらいは作れるから」
「うわあ、りほちゃん、すごい、湖に大きな渦ができた。ほら、えりぽん、あそこに魚がいるよ」
「よし!今、このときにワイヤー伸びりい!!」
「ナイスキャッチだ、生田」

「・・・でこの魚どうやって食べると?」
「任せて香音がさばいてあげるから」
「さすが、香音ちゃん」

「なにしてると、里保?」
「ラ、ライターがつかなくて」
「貸して、なんやつくやん。もしかして使ったことないと?」
「そ、そんなことないって!調子が悪いだけだよ、ほら、着くから」
「里保ちゃん、どや顔する必要ないと思うんだろうね」

「では、試しにいただきます・・・」
「どうやった?」
「・・・不味い。泥みたいな味がする」
「そんな、せっかくの食料なのに、ハーブ塩さえあれば」
「いやいや、普通の食卓にない調味料出されても」
「あ~聖、まさきちゃんの能力コピーがあと1つあればなんとかなるのに」
「・・・フクちゃん、あと一つって言った?じゃあ、一回は使えるの」
「え?うん、そうだよ、でも3回しか跳べないから、4人脱出はできない」
「「「3回もできるならはやく言え!!!」」」   (続く


「まー修行」13 投稿日時:2015/08/15(土) 22:41:37.53


「あゆみんがんばって」「あゆみんファイト」あゆみん いけ~~「石田さん もっと頑張れるはずです!」
「ハア、ハア・・・もう疲れた。ねえ、少し休ませてよ」

え~ あゆみんもう疲れたの?まだ2時間しか経ってないよ

「まーちゃん、リオンに5人のせて、2時間サバンナを走りっぱなしなんだよ
 フルマラソンよりも長い時間かけて、長い距離走らせられてるんだからさ、少しは労わってよ」
「う~ん、それもそうですね。くどぅ、このへんで日差しはないか探してもらえる?」
「そうだね、ずっと座ってばかりではる、疲れちゃった。あっちに池があるので休みましょう」

うん! まさ、お菓子もってきたの! はい、小田ちゃんあげる

「あ、ありがとうございます。手づかみでグミですか・・・」
「まーちゃん、私にも頂戴!」

はい、あゆみんにもあげる

「・・・なにこれ?」

ヌガー

「・・・なにそれ? ??? (パクッ) !! おいしい!! これってフランスの味?」
「なんでまーちゃん、こんなにお菓子持っているの?」

ふくぬらさんのカバンに入ってたわず。まさが美味しそうだから交換したの。
こっちはうぃくたさん、さやしさん、すーずきさんの!

「へ~って、こんなにあるんじゃ 譜久村さんたちの食料はどうしたの?」

サバイバルだからないよ。 でもかわいそうだからまさのおきにいりのせんべいは入れたよ。あゆみんあげる!

「ヌガーうめ~! これもいただきっ! ・・・・ひぎゃぁぁぁああああ みず~~~~」  (続く



「まー修行」14 投稿日時:2015/08/19(水) 00:44:16.44





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