リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ　第２４話（ミラー）

普通にclassicメニューでも設定で省略行数変えられるでしょ

お腹空いたからリゾナントに寄ろう…

>>93
いや、実際コレだけの物を作るのは相当手間掛かりますよね？w
本当に行ってみたくなります！　

>>97
いやいや、ただの（脳内）常連客です　ご心配なくw　

ただ…　そこのバナナ好きなお嬢さん、南米のバナナ農園への投資話があるんだけどな？
え？　お金ない？　賄いで生きてる？　…ｿｯｶｰ

>>96
かなしみさんの本編（？）ですねw

ダークネスの娘とは…　あの人ですか！？　続きが気になりますね
あと登場しない紺野さんの役回りも気になってます

>>99‐101
ありがとー

>>93
リゾナンカーwww

>>95
密かにちょっとツボりましたw

>>104
ちゃんとｺﾝｺﾝだすよ、お楽しみね・・・ﾌﾌﾌ

今宵も冷えますな

>>108
楽しみにしてます

楽しみと言えば、今週末にリゾナンターと握手するのが
めちゃくちゃ楽しみだ！

>>93
カウンターにバナナスタンドが二つ置いてあるのが良いね
あとショウケースの上に本が置いてあるけど誰が読んでるんだろう？
想像すると楽しい

>>96
凄く面白くなりそう！！

なんか煮詰まったから自分も間取りソフトで姉妹店でも考えてみるかw

凄く立体の地下室がみたい！

　.＿
　|　｜oノハヽo
　二二从*･ ｡.･)∩＞
　|＿| ⊂　　ノ
　　　　/ 　０
　　　　し´

　　　　　　　　oノハヽo ミ　 ＿　ドスッ
　　　　　　　　从川从）┌──┴┴───┐
　　　　　　　/　　　つ｜作品待ち 　|
　　　　 　 　 　　/.´　└──┬┬───┘
　　　　　　　∪ ∪　  　 　 ││　_ε３

ウィキが更新されてる！
登場人物＆能力一覧凄い！

見てきたっ！すごいよねほんまに

作品ﾏｯﾀﾘ待ち

待ってる間は雑談ﾏｯﾀﾘしよう
みんなは続きが気になってる話ってある？

話じゃないけど映像の魔術師さんの次回作みたいです

BGMの人さんの新作も読みたいです

『復讐と帰還（２）　目覚め』の続きが・・・気になってます

当然ですがかなしみ戦隊が楽しみです
異能力シリーズの本編が気になるところ
あとヴァリアントハンターの高橋愛編をけっこう楽しみに待ってます

１５年後の活動も気になるな

蒼の共鳴シリーズやガイノイドもそうだけど
スパイの憂鬱w

個人的にはイラストや動画も

Wingspan
あと話自体は完結してるけど永遠殺しの傍観者の続編っぽいやつ

刃千吏の人さんの「本編」？的な話もまた読みたい！

初期の頃の作者さんって全員まだいるのかなあ

けっこういらっしゃるのではなかろうか

ｳｨｷの作者の項目に載ってない人も結構いるよね

共鳴者作者さんの新作が読みたいね

あとサボティさんの 『月も一緒に笑ってる』的な世界をまた読みたい

『禍刻SP―Rescue imprisoned Risa!―』 みたいなバトルものが欲しいね

>>131
ｱﾘｶﾞﾄｰ

でもあれはたぶん誰か違う人が書いたんだと思うんだ
あんな話をｻﾎﾞが書けるわけはないって今思うんだ

ｻﾎﾞﾘﾝには待ってる作品ある？

>>133
固定は個別の感想とか言わない方がいいと思うからﾉｰｺﾒｗ
強いて言えば自分に文章の神様が降りるのを待ってるかな…

>>130
ごめんなさい載ってない作者さんの方がむしろ多いと思います

初期の作者さんってたとえば？
結構同じ人が書いてたりするんだろ？

ウィキに載ってるところでは
ないやいさん、ｻﾎﾞﾃｨさん、BGMさん、かなしみさん、禍刻さん、刃千吏さんあたりかな
誰がどれだけ書いてるかは分からないけど少なくともこれで全員じゃないでしょ

科学特捜隊が活躍する話を書いて下さい

SONGSをやっと聞いたが
リゾナンターとよく似合う曲じゃない？

>>138
リゾナンターからずれるんじゃね？

怪獣アイボーンとウルトラマン・ノアの話なら昔あったよ

がおー

次回予告
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17096.jpg
　　 その日のコンサートはいつも以上に盛り上がりを見せていた
　　　　初めて挑戦するロックを意識したセットリストだった
　　　　　　まるでロックバンドのライブの様に激しく！
　　　　そしてキレのある音楽・ダンスが繰り広げられていく

　　　 またしても復活した敵組織との戦いで生まれるかなしみ
　そのかなしみをこのコンサートで少しでも吹き飛ばしたかったから

　　　　　　 ラストのＭＣは愛の言葉から始まる
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17097.jpg
「このツアーは９人と そしてファンのみんなで必ず成功させます！！」
　　　　　　　　　爆発の様な声援が上がる


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS「初めてのロックコンサート」

ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17101.jpg
　　　　　だがその大きな声援をも掻き分けるかの様に
　　　　　　里沙の頭の中へ謎の声が響いていた・・・
　　　　　　　『これで良かったのだ・・・マリコ』

>>143
ガキさん・・・どうなるんやろ？
先が早く知りたぁ～い！！！

なるほどマリコ…！
かなしみ色ですねえ
続きが気になる！

ﾉﾘo´ｩ｀ﾘノ<マリコの続きかもーん♪
　
来週はやっぱり、りんりん祭りかな？

>>143
面白いですねー
1レスでここまで次の展開を楽しみにさせてくれる手腕は本当に凄いですね！
続きを期待してます

>>143
本当に続きが気になるねぇ～この人の話は

>>146
そうだね リンリンのお話考えなくちゃね！

川*^A^)　＜アーみなさんひとつヨロシクイ～ン！！
http://image8.bannch.com/bs/M302b/bbs/156741/img/0126239312.jpg

川*^A^)　＜アレ？

リンリンそんなことしなくても祝うからリンリン･･･

ほぜしときます

>>150
川*^A^)у<ヨロシクィ～ン♪
ずばーっ！！
その時、ﾀﾞｰｸﾈｽ戦闘員100人の約過半数が、ﾎﾟｶｰﾝ状態になり戦闘不能におちいる
　
川*^A^)<田中！今のうチ！バッチリやるでース！

川´・_o・) ＜待ち受けが更新されてるゾ！！

http://resonantwolves.blog33.fc2.com/blog-entry-67.html

川*^A^) ＜取ットケ取ットケ！！

取ットケってwスレ違うよw

変わった宣伝の仕方だな

>>154
ジュンジュンの待ちうけがカッコイイね
爪あとがカッコエエ

リンリンの明日はどっちだ・・・

>>158
どっちだって？
そんなの決まってる
胸の高鳴る方さ！

そうさ！その答えが聞きたかったのさｯ！

川*^A^) ＜リンリンの胸は高いデス！
||c| ・ｅ・)|＜リンリン･･･それなんか違うから
川*^A^)＜新垣さんの胸は低いデス！
||c|#・ｅ・)|＜･････････････････････(←あまりのことに声すら出ない人)



川=´┴｀）＜ぐふふ･･･(←言わせた人)

新曲はもう発表されたんですか？

戦闘時胸が大きいと闘いにくいのだ

>>162
5月13日に発売との事ですね。
イベントもあるそうです。

>>163
ガキさんそれはないない

The Return of GAKI NOTE
|ｅ・)ﾌﾌﾌﾌｯ

このスレって時々サムいよね

だって今日は３月６日だからね

ほんとだサムいね

ほ、本当だ～！わー！

やたら今日はオヤジ臭が漂ってますねw

>>164
このスレの一周年のちょうど一ヶ月後なんですねえ

もうすぐ一周年ですか・・・早いですなー
どうりでこんなに年をとるはずだ

リゾナントブルー

この頃なぜか書き込むたびにオッサン呼ばわりされる

当たってるけど

>>174
永遠の若さが欲しくないか？君なら幹部も夢じゃない

「永遠の若さ…　それが手に入るというのですか！」

そうだ！だがそう簡単にはいかんのだよ
キミ！まずはこの壺を１０個売りさばいてもらおうか

もりろん壺はまず君が買い取ってからだがね

新手の詐欺だな

あきらめるのかね？先輩のﾐﾃｨ君は永遠の若さを手に入れたというのに

それはクローンとい　…う　あぁっ　

ﾌﾌﾌ・・・大丈夫もうキミは一人ではないんだよ・・・
ほら　兄弟(クローン)達が見えるかい？

まあミティ様は壺ではなくカセットを売っていたんだがね…　

…おや、急に寒くなってきたな…

次回予告
　　　　　　　バスの中で眠る愛 後続車に敵能力者が潜む・・
　　　愛の開いた精神の入り口から夢の中へと入り込む能力者の精神体
　『夢の中での死は 精神の死だ・・・抜け殻のまま 永遠に彷徨うがいい』
　　　　　　　　　　　愛の本体を探し出そうと蠢く
　　　が既に異物の侵入に愛は気づき夢の中で行動を開始していたのだ
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18248.jpg
　　　　　　　　 「これでどうかしら？サキュバスさん」
いくつかのダミーを形成 ばら撒き混乱させる 更に悪夢が相手を足止めする

夢の中の行動に慣れている能力者 悪夢を食い散らかしながら追撃が迫る！！
　　　　　目指すは精神の出口 夢の中での脱出劇が繰り広げられる！

　　　　　　　　　 -夢からの目覚め　消滅する出口-

　　　　　　精神内で宙ぶらりんとなり身動きが取れない敗者
しかし勝者は〝私の中によそ者は要らないの〟と混じった精神体を吐き出し
　　　　　　　ゆっくりと降車して震える相手に近づくと・・・


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS「夢の中」

ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17097.jpg
　「夢の中での死は・・・精神の死よ 私の中で永遠に彷徨いたかったの？」
　　　　　　　　　　　　　　　 と呟いた

カッケェェェ！！！
愛ちゃん･･･カッケェェェ！！！

>>184 の元ネタはゲーム「悪魔城ドラキュラＸＸ」のサキュバス戦です
知ってる人はすぐ分かったかもしれない でわでわ～

ワクワクしながら待ってます

>>186
面白かったです！これを長編で読んでみたくなりました

>>184
もう大ファンです
規制の巻き添えくらいまくりで自分の作品は投下できないですけど
かなしみさんの作品にレスするためにモリタポ買うくらいのファンがここにますからね！
完結までﾄﾞｷﾄﾞｷﾜｸﾜｸしながら楽しませてもらいます！

>>189
重症患者ここにも発見w

規制早く解けるといいね！

みなさん感想ありがとうございます！ >>189さんの規制早く解除されるよう願ってます！
土日は大阪へ行って来るので予告投下はたぶんお休みします ごめんなさい
・・・それでは おやすみなさい

をぉとっとっと！６５０番台まで落っこちた
どっこいしょ

i-KA 321

０７/T-NAKA

共鳴セヨ…
蒼き仲間たちと…

新スレ化もせずに大阪に向かう私をお許しください

>>197
気をつけて行ってらしゃ～い
そしてイカ焼きを食べてきて下さい
メッチャ美味いで！

ｻﾎﾞﾃｨ楽しんできての～

ｻﾎﾞﾘﾝさんも大阪まで行くんですか？
羨ましいなー
何人くらい参加するのかなー

>>197
串カツ屋も行ったらええ！
Ｂ級グルメの王道やで！
キャベツは無料やし言う事ないわ
ソースの二度漬けだけはしたらアカンで！ほな

ダークネス関西の皆さんには気ぃつけやー
もし襲われたら容赦なく道頓堀に投げ込んだってー

目の前に粉モノ屋台があって生殺しだというのに
どいつもこいつもうまそうな話しやがって！


スレチになるからｻﾎﾞﾛｸﾞでうまい店情報ﾏｯﾃﾏｽ

今日は手薄のようですな

この時間いつも危ないよ

タイトロープですなあ

Zepp大阪からぞくぞくとニヤニヤした人々が・・・
これもダークネスの仕業ですか！？

>>207
そ、それは・・・本人たちの能力によるものです

能力者になる人間は魅了するスキルを生まれながらに持つらしい

ニヤケ力（りょく）なら俺の右に出る者はいない

何の因果か生まれてこのかたホゼナンター！

このスレ住人なら妄想力はSランク

>>211
何の因果かマッポの手先って入った時の
あややのほっぺたの可愛い事

ＴＨＥ　ＤＡＲＫ　ＫＮＩＧＨＴ

酒を飲みつつＷＢＣをＴＶ観戦しながらひねり出したたわごとです
どうか失笑してください
まあいわゆる一つの前祝いですね

蒼白い月が照らす草原。
少女が一人立ちつくしている。
肌寒くなった夜風を受けても、少女は身じろぎ一つしない。
夜目にも吐く息は白く、生あるものの動きも見えなくなった原野。
抜けるような寒さ。身につけた服からも感じる。

「琳よ」
「お父様」
「一体どうしたのだ、こんなところで。　どうしたお前泣いているのか」
「今日、私は町でよちよき歩きの子供を連れた母親を見かけました。
　その母親が誰かと話している間に、子供はふらふらとその場を離れようとして。
危ないと思った私は駆け寄って子供の手を取ろうとしたのです。　そうしたら…」
「…そうしたら何としたのだ」
「火孩子と呼ばれました。
何をする火孩子、お前は生まれた時に己の母親を焼き殺しただけでは飽き足りずに、他人の子まで灰燼と化す気かと」
「…」

嗚咽を堪えながら少女は言葉を紡いだ。
「私のせいで、私が生まれてきたせいでお母様は亡くなったのですか。
もしや私が、私自身がこの忌まわしい力で、お母様のことを…」

父は黙って娘を抱き寄せた。
娘は父の手が自分の体に触れたとき、脅えたように身を震わせその手を拒もうとしたが、
父はそれを許さず優しいが強い力で抱き寄せて語りかける。

「私は偽りの言葉でこの場を取り繕うべきなのかもしれない。　いくら聡明だといってもまだ十才のお前には
辛い出来事だったろう。
今暫くの間は偽りの繭の中でお前を守るべきなのかもしれない。だがそれはしない。
お前は強い子だ。だから本当のことを言おう、琳。
お前の母がお前を産んだ時に亡くなったことは事実だ。　だがそれはお前が言われたような経緯で、
亡くなったのでは決してないぞ。」

父親の優しい腕の中で泣く事を止めた銭琳は、その円らな瞳で父親の口元を見つめていた。
見つめることで真実を逃すまいとでもするように。

「お前の母親は元々身体の強い人ではなかった。お前を腹の中に宿している時も、医師からは警告されていた。
お腹の中の子供を産むと、自分の命と引き換えに成りかねないと。　だが…」
「…だがお母様は私を生むことを選ばれた。自分の命と引き換えに」
「いや、お前の母親は選ばなかった。
自分の命と生まれてくる新しい生命の重さを秤にかけるようなことはしなかった。
お前をこの世に迎え入れることしか考えになかった。」
「そ、そんなこと」
「いいかい、琳。
人は生まれて、生きて、そして死ぬ。
そうやって人生は完結する。
それこそがこの世の理だ。
死は忌むべき事象ではない。
恐れるべきは己が生きた証しをこの世に残すことなく死んでしまうこと。
お前の母親は精一杯生きた。　その証しがお前だ」
「私にそれほどの価値があるのでしょうか。
町の人から化け物を見るような目で見られたこんな私に」

父は子供を抱きしめていた手を緩めると、こう言った。

「この草原をお前の目で見回してご覧。
昼は色んな生き物が活動して、生きることの喜びを謳歌していたというのに、
月明かりだけが頼りの今となってはその殆どが息を潜めているだろう」

「生き物は、夜になると闇の負を吸い込む。
そしてそれを浄化して吐き出して生を繋ぐ。　朝が来るまで。
浄化しきれないものは澱となって体の中に残る。
澱が体の中を満たした時、その生命は終わる。
だからこの世に生きとし生きているものは、生きているというだけで“労”を担っている。
“苦”を背負ってしまうんだ。
勿論闇の吐息を吸い込むことが“労”の全てというわけではない。
生き物は、殊に人という生き物はたくさんの荷物を担っている。
時には背負わなくてもいいものまで背負ってしまう。
だから人は、悲しくなったり、苦しくなったり、疲れたりすると泣きたくなる。
他人を妬んでしまう。他人を恨んでしまう。他人を傷つけてしまう。
心無い言葉を他人に投げかけてしまう。
そしてひどい時にはそのことで自らを憎んで、自らの命を粗末にする。」

父の大きな手が、娘の小さな手を包みこむ。
荒れていて骨ばっていて、でもとても暖かい手。
　
「それは辛いことだろう。
だが生きている限りは逃れられない業だ。
だがそのことは、こうも言えると思う。
どんなに役に立ってないように見える者でも、日々の営みの中で誰かの役に立っていることがあると。
何もしていないようでいて、実は誰かにとってかけがえのない支えになっているのじゃないか」

娘の心に父の言葉が染み入ってくる。

「琳よ。　お前は闇を照らす炎とおなり。　寒さに心を震わせる人たちを暖める熾火となれ。
信ずるものの為に命を賭けろ。　守るべきものの為に己が生命の篝火を焼き尽くせ」

静かに頷く娘、銭琳。
十五夜の月が二人の父娘を照らしている。

丸まり始めた月を見ながら、リンリンはあの日のことを思い出していた。
己に託された母と父の思い。
今は祖国を離れ、志を共にする仲間と在る自分。
もうすぐ自分の誕生日がやってくる。
その為かこのところ仲間がどこかよそよそしい。
そしてさり気ない様子で今欲しいものは無いか、３月１１日前後の予定を聞いてくる。
気付かぬ振りをして応えるのにも疲れてきたが、それもあと数日の我慢だ。

私が欲しいものはみんなの笑顔。

今年の３月１１日は、あの日あの草原を照らしたのと殆ど同じ、真ん丸い月が闇を照らす筈だ。
あるいは雲が空を覆うかもしれないが、心を曇らせることは誰にも出来ない。
素晴らしき仲間と共に歩み続ける限り。

皆へのお礼の言葉はやっぱり、あれですね

http://image8.bannch.com/bs/M302b/bbs/156741/img/0126239312.jpg

これからもヨロシクイ～ン！！

>>216-220
以上です
まあ自分でも流石にこれはアカンとは思いますが、今週末は大物の作家さんが不在のようなので
まあホゼナントの精神ということで、そこは一つ
川*^A^) ＜ヨロシクイ～ン！！

別にアカンことは無いと思うよ

>>221
面白かった・・・って言うか凄く良いなぁ～

父親が、琳に言ったこの言葉！

＞「琳よ。　お前は闇を照らす炎とおなり。　寒さに心を震わせる人たちを暖める熾火となれ。
＞信ずるものの為に命を賭けろ。　守るべきものの為に己が生命の篝火を焼き尽くせ」

凄く良い！！この世界観好きです！

>>221
いやいやいやこれはほんまアカンよ
素で泣いてしもたよ･･････

ちょっと言葉にできない感動で今胸がいっぱいになってます
なんだか原点に立ち戻ったようなそんな感覚です
忘れ得ない印象の作品の一つとなったことは間違いありません
素晴らしい作品をありがとうございました

す…すごく良い話だと思って読んでいたのに…　
オチがオイラのキャプ画像だなんて…w

川*^A^) ＜…アレ？

>>221
なんか心を暖かいものが包み込むようです

>>225
あれは良いキャプ画でしたよ

>>221
乙でした
オッサンはこういう話にホント弱い

>>225
いやあキャプもこの話も良かったですよ

守るべきものの為に己が生命の篝火を焼き尽くせ！

カッコイイ！

これぞリゾナント！

http://eri-kamei.org/tekitou/image/tekitou3422.jpg
新必殺技みたいな

えりりんの必殺技くらいたい

　　 _, ,_
ﾉlc| -ｅｰ) ＜保全すべきものの為に己が生命の篝火を焼き尽くせ！

ﾉ|c| ・ｅ・)⊇〃＜保全ヨロシクイーン！！　見てるみんなもヨロシク…
　
ｸﾙッ
（ ・e・ ）9m ＜…ね？

こっち見んなｗ

もうすぐ朝ね

ひとりじゃない朝…！

　　　　　　　　と　　　　　　あ～
ﾘo´ｩ｀ﾘ＜ひ　　り　　　　　　
　　　　　　　　　　　の～　　　　さ～♪
　　　　　　　　

今日もマスターのコーヒーを味わえる幸せ

マスター今日は大阪出張では？

>>234
お父様！僕に娘さんを！

>>241

ﾞ⊂ﾉﾉ*＾ｰ＾)⊃″＜だが断る！！

http://eri-kamei.org/tekitou/image/tekitou3420.jpg

>>240
ふふふ私も大阪にいるのさ！

>>243
率直に言って お前の命の篝火を燃やし尽くしたい
激しい嫉妬の炎という名の業火で

>>244

mmﾉﾉ*＾ｰ＾)＞　＜だが断る！！
　　　　　/
　　＜　　＞

http://eri-kamei.org/tekitou/image/tekitou3422.jpg

今日のえりりん上機嫌だねw

ホゼンナント！

闇蒼連合に魂抜かれながら粉モノ食べながらホゼナンティング

ｻﾎﾞちゃん乙！
大阪にも作者やホゼナンターがたくさん集ってるんだろうな

羨ましすぎてダークネスサイドに堕ちそうです

（～＾◇＾）＜こっちに来ちゃえよ、キャハハハハハ

>>221
今読みました
凄く好みの話でした！
出来ればもっと読みたいです
頼れるリンリンパパとの絆がもっと読みたいです

（　＾▽＾）＜ミティにスカート捲られました！ヤツは普段からワルです！（at ハロテン）

川＇v＇）＜…ん？

がんばれ！リゾナンター！

まけるな？ダークネス！

どうも昨晩銭琳父子の話を上げた酔っ払いです
拙い話に暖かい感想ありがとうございました
今読み返してみると、ａｇｅたりｓａｇｅたり、パパリンが語ってるだけの話だったり
色々ツッコミどころがある気がしますが、ホゼナントの目的は果たせたようです
勿論リゾスレに上げられた全ての話にリゾナントしてるのでしょうが、
“守るべきもの”という言葉はないやいの人の作品、“闇を照らす炎となれ”という言葉はぺっぱあの人
親が子に託す思いという意味では、『葉を隠すなら森へ、愛を隠すなら名へ』の影響を強く受けていると思います
これらの作者の皆さんにはお礼を申し上げます
それとヨロシクイ～ンの画像を使わせていただいた方、ありがとうございました
この話のリンリンは父の言葉に導かれて、闇に堕ちることなくリゾナンターの一員となりましたが、
闇の中でもがき苦しんだリンリンの話も自分の中では出来上がっています
というかそちらのほうが本命というか先に思いついていて、その話の構想中に思い浮かんだのが
篝火の話なんですけどね
そちらの話も今スレの終盤か、次スレの冒頭あたりに上げさせていただきたいと思っています
その節はよろしくです
どうも長々とすいませんでした

>>256
乙でした！

>>256
もがき苦しんだリンリンの話も待ってます

リンリン話３日後に向けて書いてる人他にも多いかな
楽しみだな

ぼーとナント

>>259
本当楽しみだね

>>256
うはは～あんなキャプでよろしければ～！w

しゅびしいっ！だのヨロシクイ～ン！だの、作品上げれない時はしょーもな系の
ホゼナントを繰り返しておりましたが、作品に使って戴けるとは感無量です！w

ﾉ|c| ・ｅ・)＜ただし使用料は…
　
ｸﾙッ
（ ・e・ ）〃＜２億！

こっち見んなｗ

ﾉﾘo´ｩ｀ﾘつ[２億円-子供銀行]]]しゅびしぃ！！

>>262
２億ってハロモニ＠のドッキリ企画で言ってた金額だなｗ

いや今さら？w

さんきゅさんきゅさんきゅー
きょうはみんなにかんしゃのひ～

从*´ ヮ｀)┛<やっぴ♪さんきゅ！

大阪のガキさんテンション高かったらしいねー

愛ちゃんとガキさんが軽く抱きしめあってた
・・・ガチさん

抱きしめ合うべき運命だよねあの２人は
うんうん

できるだけ長く情熱的に抱き締めてください
Please hold on me as posible as long．
ちょうだい あの長いビルを

ガキさんはビルが好きだなあ

ビルが好きなのではない
いいビルが好きなだけである
　　　　　―新垣里沙―

ビル好きがいるな

でもワルイビルで飲む夜もあるw

ガキさんの昭和な動きってちょっと真似できないね
内面からくるノリみたいなものが昭和じゃないと
あの動きはできないね

次回予告
　　　　　　　 その女は組織の新しい研究施設を聞きつけやってきた・・・
　　　　　　　　　　　　　その女の名は【Dr.マルシェ】
　　　　　　新しくボスが代わった事など興味も示さず すぐに研究室へこもる
ttp://resonant.web.fc2.com/data/hellogirls13084.jpg
「以前サッカーの試合に選手になってまでして潜り込み手に入れた 獣化能力者の新しいＤＮＡサンプル
　　　　　　今度はこれをメインにそろそろ研究を再開してみようかしら♪」
-そう リゾナンターと戦った生物兵器・クローン兵・怪人の殆どがDr.マルシェによるものである-
　　　　と言っても自分の作品が悪事に利用されている事をまったく知らない本人・・
ただ研究に没頭出来る場所を提供してくれるが為 この組織に研究結果を差し出しているのだ

　　　　　　　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　　　　　　　　　　　『マルシェ様が美勇伝様達をお呼びです』
　　　　　　　　研究施設内で待機していた美勇伝の３人が呼び出される
　　　　　『あの人の呼び出しだ・・嫌な予感がするわ・・・』仕方なく向かう３人
ttp://resonant.web.fc2.com/data/hellogirls13084.jpg
　　　　「また実験に付き合って欲しいんだけどな～ 今度はなんと獣化能力よん」
『・・ハ！なるほど１人でも強力な獣化能力！ それを宿した３人がリゾナンターを叩けば』
　　　　　　　　　　　　『さすがです～マルシェ様～～』
　　　　　　　　　　 ３人に注射を打ちながらマルシェは言う
ttp://resonant.web.fc2.com/data/hellogirls13084.jpg
　　　　　 「リゾナンター？何言ってるの？それよりまだ寒いこの季節
　　　　　　　やっぱこのパンダのもふもふが最高ね～！暖か～～い！」


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS「乙女の心理学」

ttp://resonant.pockydiary.net/file/panda.jpg ×３
　　　　　　また研究の為何処かへ出かけるDr.を見送って３匹は思う
　　　　　　 この人の心理はいつまでたっても読めそうに無いと・・

乙女の心理学ﾜﾛﾀw
相変わらずうまいなー
シリアスとの落差がまた魅力です

マイペースな紺野さんにぴったりなお話ですね
ちょっと和みました
しかし今はいいけど夏場は暑そうですね...パンダw

今日は特に人いないなー
保全レスの半分近くが自分の分で悲しいですw

おお、>>104ですが　マルシェは単独登場ですか！w　>>108はこの事ですね？
他メンとのからみも見たかったけど、からまない所もこんこんらしい気もしますw

あくまでマイペースw

ちなみにUPを祝すかのようにＷｉｋｉも更新されてますねｗ　素晴らしい！

　 　 _, ,_
ﾉlc| ・ｅ・) ＜…こうしてホゼナンター>>281の活躍によって、怪人ダットオッチーの陰謀は
　　　　　　　　　未然に阻止された。
　　　　　　　　　しかし、明日も、そのまた明日も、ダットオッチーの恐怖は人類を襲ってくる
　　　　　　　　　に違いない。
　　　　　　　　　守れ！！ホゼナンター>>281！！　戦え！！ホゼナンター>>281！！
　　　　　　　　　人類の自由と平和のために！！　

川*’ー’）＜…里沙ちゃん…？　何ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言うとるの…？

　ﾋﾞｸｯ!
Σﾉ|c|；・ｅ・) ＜…な、なんでもないよお…

ｸﾙ
（ ・e・ ）ノ〃＜これからもよろしくね？>>281

>>278
何でこんなに次々と面白いアイディアが浮かんで来るんですか！
本当に羨ましい限りです

>>281
多分結構な数の人が規制に巻き込まれてるんじゃないかと

>>281
ＷＢＣとかＴＶに夢中でホゼナンダーさぼってますたｗｽﾏｿ

ホゼナンター出撃

　　　　 　　　　 ノノハヽ
　　　 　　　 ⊂（＇v＇从つ-＜ミティ様のためにも保全しろや>>281
　　　　　 ／／/　　 /_/:::::/ 　
　　　　　 |:::|/⊂ヽノ|:::| ／」
　　　 ／￣￣旦￣￣￣／|
　　／＿＿＿＿＿＿／ | |
　　| |-----------| |

敵役でAKBを出すのは辞めといたほうがいいかな

やめてくれい

ん！めずらしくレス番が飛んでる

確かに人いないねー…

いるよ！

おー
お疲れ様です

今日も守るぜ俺たちのリゾナントを…！

(｀･ω･)<このおっさんでも守れるかな？

ﾉﾘo´ｩ｀ﾘ　＜今日も頼むぞ>>281！！

川=´┴｀) ＜共に戦おう>>294！！

川´・_o・) ＜キミならできるゾ>>295！！

えーと、AK-B40とか秋元局長代理とか登場させちゃった作者が通りますよ･･･

ぺっぱあさんのはほぼ名前だけだから別に気になりませんよ
そりゃメンバーの個人名とか出されたらどうかと思いますけど
･･･自分はですが

>>298
同意
名前出されても本当分からないもんね～

そしてホゼン

確かにあけべとか実は一人も知りませんw
ハロもベリならある程度わかりますが、キューはさっぱり･･･

まあ、卒メンも良く知らない人はいるんでしょうが･･･

まあその必要もないのに名前出すことないというのはあるかもですね
『共鳴者』のﾞ子供達ﾞなんかは現実とリンクさせる遊び心がおもしろいと思いましたしね

スレに流れ着いた頃には
モー娘。自体良く分かってなかった
今は大ファンになりましたけどね

そんなことが起こりえるんですねー
すごいスレだなほんとw

)ﾉ＜ｿﾛｿﾛﾅﾆｶﾔﾗﾅｷｬ…

>>303
それはスゴい！
あなたはこのスレに共鳴したんだね

ジュンジュンの熱くて泣ける話が読みたいです
リクエストなんてしても良いのかな？

>>305
ｿﾛｺﾝｻｰﾄ？

次回予告
　　喫茶リゾナントの戸棚から花火セットを見つけてきた小春が
　　　　　 季節はずれの花火大会をやろうと持ち掛けた

　　　　 セットの中から絵里が手にしたのはせんこう花火
いつ落ちて消えてしまうか分からない揺れるオレンジ色の火の玉が
　　　　　　　　少し前の自分の命と重なって・・・

ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18257.jpg
　　　「亀井さんは何花火～？せんこう花火か～地味だなー！
　　　　　　小春のはこれ！派手にドカーーーン☆カナ」
　小型の打ち上げ花火などの派手な花火ではしゃいでいるメンバー達
　 それでもジッとせんこう花火を持っている絵里が気になったのか
　　　　　　小春もいつのまにかせんこう花火を手に・・・

　しかし絵里の様に上手く最後の〝パッ パッ パッ〟と花が咲くまで
　　　　　　何度挑戦しても小春の花火は持たないのだった
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17113.jpg
　　　　　　　　　　　「ヤッパ つまんないー」
とついに根を上げる小春に 絵里は最後のせんこう花火を手渡し言った
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18935.jpg
　　「この子はね 今一生懸命生きようとしてるんだよ・・だから」
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18253.jpg
　　　　　　　　　 「がんばれっ がんばれってね」


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS「せんこう花火」

皆が見守る中 じっと我慢している小春のせんこう花火からやがて・・・

>309
せんこう花火と病を抱える絵里の取り合わせとは見事な…！
賑やかな小春との対比がまた素晴らしい
ラストにはなんだか幸せな気持ちにさせられます
これで「予告」なら本編を見たらどうなってしまうのだろうw

>>309
涙が止まらないくらい感動した＞＜

>>307
川*^A^)＜明日はリンリンの誕生日デス…

>>305
ｻﾎﾞﾃｨがんばれ

みんな頑張れ

日付が変わってすぐにリンリン話を上げる予定の作者さんはいらっしゃいますか？

明日中には上げたいですが…今夜はムリです　もし予定があるのでしたらぜひ！

そっかもうすぐリンリンの誕生日だったんだ
確かリンリンの後はしばらく誰の誕生日もないんだったはず

>>309
上手いなぁ・・・泣けやがる

>>317
７月のさゆ小春までないね

リンリン誕生日おめでとう！

リンリンおたおめ！！！

リンリンおめでと

川*’ー’) ＜ リ
ﾉ|c| ・ｅ・) ＜ ン
ﾉﾉ*＾ｰ＾)　＜ リ
从*・ ｡.・） ＜ ン
从*´ ヮ｀) ＜ オ
ﾉﾘo´ｩ｀ﾘ　＜ メ
川=´┴｀) ＜ デ
川´・_o・) ＜ ト-！！


川＇v＇）　＜…ま、いいんじゃない？

リンリン18歳おめでとうございマス！
皆さんのお祝いの言葉がひと段落するであろう0：30頃から一足先に誕生祝話を上げさせていただきます



※注意

視点の担い手がリゾナンターでもダークネスでもない｢一般人｣になっています

待ってます

　―今ここにいるのは“本当の自分”なのだろうか。それともそんなものは最初から存在しなかったのだろうか。

わたしはわたしが分からない。分からなくなってしまった。
今ここにこうして居るわたしは、一体何者なのだろう。

カウンターの上にポツリと置かれた、洒落たデザインのキャンドルをぼんやりと見ながら小さくため息をつく。
わたしはまるでこのキャンドルのようだ。
外観は綺麗に飾り立てられていても、肝心の火は点っていない。
そこに存在している意味がない―――


幼い頃からわたしは｢手のかからないかしこい子｣だった。
大人の言うことをよく理解し、それに従順に従ってきた。
そんなわたしを、周囲の人間は口々に褒めた。わたしもそれが嬉しかった。

だけど―――周囲の期待に応えようとすればするほど自分は自分でなくなっていった。

笑いたくもないときに笑い、喜びたくもないときに喜び――
悲しいときにも笑い、泣きたいときにも喜び――
他人の表情を窺いながら、そんなことを繰り返しているうちに、わたしはわたしを見失っていった。

有名進学校に進み、トップクラスの成績を維持したまま最難関と言われる大学の試験にパスした“わたし”
明るい性格で友人も多く、教師からの人望も厚かった“わたし”

･･･という“わたし”をくる日もくる日も演じてきた――そして演じ続けているわたし。
何一つ中身のない、同じ毎日を繰り返しているだけの、この先もずっとそうなのであろう―――わたし。
そのことに気付いたとき、世界から色は失われた。

　―わたしは誰のために生きているのだろう。わたしは何のために生きているのだろう。

以来、答えを得るべくもないそんな疑問だけが、わたしの中にこだましている。

隣に座った中国人らしき少女が話しかけてきたときも、わたしの心は虚ろだった。
にこやかに対応する“わたし”を、わたしはまるで人ごとのように感じていた。

｢何かよくナイことガありマシタか？｣

しばらくの後、その少女が少し曇った表情で唐突にそう訊ねてくるまでは――

わたしの心は、少女のその言葉と表情に少なからぬ衝撃を受けた。
“わたし”はいつものように完璧に振舞っていたつもりだった。
これまで、“わたし”の笑顔が心からのものであることを疑った者などいなかった。
なのに――

だが、直後にその原因に思い当たったわたしは、少女の言葉に驚いた自分がバカバカしくなった。
アルコールだ。
20歳の誕生日を迎えた今日、初めて口にしたアルコールが、これまで隠してきた感情を微かに露出させてしまったのだろう。
それだけのことだ。

それと同時に、律儀に20歳を迎えるまでアルコールを口にしなかった“わたし”の空々しさを改めて感じ、絶望的な気持ちになる。

だが、周囲の人間に失望されれば、自分の存在の意味は完全に無くなる。
わたしは周囲が期待する“わたし”でいなければならないのだ。
だから、アルコールは二度と口にするべきではないだろう。
わたしがこの先もずっと“わたし”であるために――

そんな内心はもちろん完全に覆い隠し、“わたし”は隣の少女に明るく笑いかけた。

｢えーっ？そんな風に見える？だって今日はわたしの記念すべき20歳の誕生日なのよ｣
｢オー、お誕生日デスか。おめでとうございマス｣
｢ありがとう。あ、一人で飲んでるのはそれが小さい頃からの夢だったからよ。あちこちからの誘いを断わってわざわざ一人になったの｣

そう、それは事実だ。正確には、虚しい祝いの言葉など聞きたくはなかったから――なのだけれど。

しかし、おどけたような仕草と共にそう言った“わたし”に返ってきたのは、再びの思いがけない言葉だった。

｢孤独は周りの人が作ルものではないデス。自分自身が作りマス｣
｢･･････！｣

“わたし”ではなく、紛れもなくわたしに向けられたその言葉に、思わず息を呑む。

――孤独―― そう、わたしは孤独だったのだ。

両親の、友達の、たくさんの人の笑顔に囲まれながら――わたしは孤独だった。
何故なら、皆が笑顔を向けているのは、わたしではなく“わたし”なのだから。

わたしの心を虚しくしていたものの正体を、わたしは今初めて理解した気がした。
でも――

｢わたしのせい･･･だっていうの？｣

わたしは“わたし”の仮面を脱ぎ去り、思わずそう問い返していた。

この虚しさが･･･この淋しさが･･･わたしのせい？
わたしがずっと孤独だったのは･･･わたし自身のせい？
冗談じゃない･･･！

わたしはずっと努力してきたのだ。
周りの期待に応えようと。
周りを失望させないようにと。

なのに、周りの人は誰もわたしのことなんて見てくれていなかった。
“わたし”のことしか。
だからこそわたしはずっと孤独だったのだ。
そしてこれからも―――

知らず、睨みつけるようにしていたわたしに対し、少女は強く･･･それでいて優しげな目をしたまま、静かに肯きを返した。

｢あなたのコトをみんなが見てイナイのではなく、みんなのコトをあなたが見てイナイのだと思ウ｣
｢わたしが･･･みんなのことを見ていない？｣
｢そうデス。だからあなたはあなたのコトちゃんと見てくれてイルたくさんの人に気付いてイナイ｣
｢･･･分かったようなことを言うのね。さっき会ったばかりのあなたにわたしの何が分かるって言うの！？｣

感情をこんなにストレートに露わにしたのは久しぶりだった。
いや･･･初めてだったかもしれない。
でも、不思議とそんな自分への戸惑いはなかった。
腹を立てて声を荒げながらも、どこか心地よかった。
これも――こんな気持ちになっているのもアルコールのせい―――？

｢似ていマシタから。あなたの笑顔は――少し前までのワタシにトテモ｣

――いや、アルコールのせいなんかじゃない。
目の前の少女のその言葉を聞いた瞬間、わたしはようやく理解した。

これが人と触れ合うことなのだと。
そうすることで初めて、わたしがわたしとして存在する意味があるのだと。
孤独であやふやな存在の自分は、少女の言うようにわたし自身が作り出していたのだと――

いつの間にか涙を流していたわたしにそっとハンカチを渡し、少女は自分の過去について少しだけ語ってくれた。

ずっと自分だけしか信じられずに生きていたこと。
故あって中国から日本に来たときのこと。
そして、初めてできた｢トモダチ｣のこと――

｢ジュンジュンはワタシに『護って』言いマシタ。でも･･･ワタシもジュンジュンに護られていマス｣

｢トモダチ｣の名を大事そうに口にする少女の笑顔は、柔らかい慈しみに包まれていた。

｢わたしも･･･あなたみたいな笑顔ができるようになるかな｣

呟くようにそう言ったわたしに、少女はそれまで以上に力強い言葉を返した。

｢もちろんデス！バッチリできマス！｣
｢ば、バッチリ？･･････そうかな。ありがと。･･･ところであなた･･･えっと｣
｢銭琳言いマス。リンリンと呼んでくだサイ｣
｢じゃリンリンさん、あなた･･･いくつ？わたしより若く見えるんだけど｣

そう、今さらながら、どう見てもこんな店に一人でいていいような年齢には見えない。

｢実はワタシも今日が誕生日デス。18歳になりマシタ｣
｢え？そうだったの？それはおめでとう。お祝いが遅れてごめんね。･･･でも･･･その･･･｣

彼女の前にあるグラスに自然と目が行く。

｢あ、コレはただの烏龍茶ですカラ。日本は未成年お酒ダメなのバッチリ分かってマス｣
｢そっか。･･･でもじゃあなんでわざわざこのお店に？お酒飲めなきゃあまり意味ないと思うんだけど｣
｢それはバッチリ分かってナイ人が一方的に『コノ店デ待ッテロ』と言って電話を切ったからデス｣
｢それってもしかして･･･｣
｢ハイ。さっき言ってたジュンジュンのことデス。しかも自分で言っておいて遅刻デス。いつもこうデス｣
｢ふふ･･･それはひどいね。だけど･･･大切な人なんだ。そっか･･･そういうのが友達なんだよね、ほんとの｣

｢ハイ！｣と幸せそうに肯くリンリンという少女のその笑顔は、まるで目の前に揺らめくキャンドルの炎のような温かさに満ちていた。

―――って嘘！？　いつの間に！？

先ほどまでは火が点っていなかったはずのキャンドルにオレンジ色の炎が揺れているのを改めて確認し、わたしは思わず隣に目をやる。


そこには―――先ほどまでと同じように、今日18歳になった少女の柔らかく温かい笑顔があるだけだった。

>>326-330
『心に点る炎』

以上です
改めましてリンリン18歳の誕生日おめでとうございます！
より一層の活躍を期待しています

お気づきの方も多いかとは思いますが
[Linlin](04)306 『刃千吏護衛官 銭琳(字幕版)』より一部エピソードや表現等をいただいています
作者様ありがとうございました
読み返したときにまたちょっと感情が零れました

>>331
リンリンって良い人だな・・・
温かい・・・暖炉みたいな人だな

良い話乙！

>>331
おたおめ作品乙です！
ジュンジュンを待ってたのかw
ジュンリンの絆に乾杯！

リンリンおめ！
>>331
心があったまりましたよ

ホーゼーンーナーンーター参上！

次回予告
ttp://resonant.web.fc2.com/data/ReinaT_4387.jpg
　　怪人フライングヒューマノイド出現で現地へ向かったリゾナンター
複数の上空からの攻撃に苦戦するも リンリンが呼び寄せた鳥の群れによって
　　視界を失った怪人は 次々と撃墜される！勝利に沸くリゾナンター！

しかし 援軍の中の１羽である黒白鳥が敵の攻撃を受け重症を負っていたのだ
翼の殆んどの部分を失っており・・・愛佳のチカラでも完全に失った部位は
　　　　　作り直す事が出来ない　手をこまねくメンバー達・・・

　　　　　その時リンリンが白く美しい翼を開いたかと思うと
　　　　　　　なんとその翼を自ら毟り始めるのだった！
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18938.jpg
　　　　　　　　　　　　 「・・うゥ・・・ゥッ！」
　痛みの為に声を上げるリンリンをメンバーが必死に止めようとするが
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18260.jpg
　「大丈夫デス・・チカラで創った翼ネ・・私はまた生えるカラ・・・」
そう言うと羽をかき集め それを黒白鳥の失った翼に当てる すると・・・

　チカラを消耗しあれから３日間眠り続けていたリンリンが目を覚ます
　　　窓から風とともに白と黒の羽 ２つの羽を重ね空を見上げる
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18261.jpg
　「空からプレゼント？・・アー！今日はワタシの誕生日だったヨ！」


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS「Ｇｏｏｄ Ｍｏｒｎｉｎｇ」

　　　　　　白・黒の縞模様が入った変わった翼の鳥が
彼女の目覚めを喜ぶように いつまでもいつまでも飛ぶ姿があった・・・

今したらばのぞいたら

1 : まとめの人に題名を申請するスレ(112) / 2 : 用語wiki議論スレ(211)

ってなってた！

112→1月12日：光井愛佳の誕生日
211→2月11日：ジュンジュンの誕生日

リンリンの誕生日に合わせる８期愛のリゾナント！

今朝もかなしみさんに泣かされたぜ！

>>316
はかなしみさんなのかな？
違う方ならwktkして夜を待ちます

>>331
他視点を使うことで新鮮さがありました
リンリンおめでとう！

>>336
凄いアイデア！無尽蔵だな本当に！素晴らしい！

>>337
本当だ！すげーww

>>338
かなしみとは別の方です自分もﾜｸﾃｶして待ってます
楽しみだー

愛佳が再生能力って新定義ってことでおｋ？

>>341
かなしみさんの設定では道重光井の能力はスレの一般的な設定とは逆になってるよ元々
というより全体的に独自の世界観といった方が
っていうかリンリンに関しては何故聞かない？w
Wiki見てみるといいよ

久しぶりにｗｉｋｉ見たけど凄いな
今から全ての作品を見直すのは大変だけど
ｗｉｋｉ見るとまとめてあるから凄く見やすくて今までの経緯が分かりやすいね

ウィキがすごく丁寧で詳しい！
自分の好みの話を見つけるのにも便利でいい感じ

ｗｉｋｉまとめてる人ってここの作者なのかな

喫茶リゾナントってどの辺に建ってる設定なのさ

なんだか「ご新規さん」な感じのレスが続いてますね
嬉しいです
喫茶リゾナントの設定については人それぞれでは
東京の地名言われてもまったく分からない住人も多いですからw

自分もつい１ヶ月前にこのスレ発見して過去の作品読みまくってる
ほんと凄い作家さんばかり揃ってるよね素人が書いたとは思えないくらい心打たれる作品ばかり

リン子誕記念作品ははいくつ集まるかなあ

れいなはお給料の代わりにCDをもらってるって本当でつか

>>348
嬉しいなー
まとめサイトがあるおかげだね
改めてｻﾎﾞﾘﾝさんに感謝です

>>351
今はﾍﾟﾀｻﾎﾞﾘﾝだけどね

今日は｢バッチリです！」の言葉を一杯つかった
りん子おめ♪

じゅんこにりんこ

だれかリゾスレクイズとか作ってよｗ

Ｑ．小春のキャラクター設定に関する問題です。
久住小春と言えば、念写能力者、アイドル、雷、ですが、
ごく初期の頃に登場したまさかの設定があります。さて、どんな設定でしょう？

>>356
三面拳　月光と同じ設定

剣使い？

>>356
ゲブ神のンドゥールと同じ設定

みんな答え方がマニアックすぐるw

予告してた者ですが、10.：00位から投下して宜しいですかね？　
今日大急ぎで書き上げたので色々ヤバそうですが…

相変わらずジョジョ好きがいるなｗ

>>360
宜しいのではないかと

『覚悟の教え』

リンリンは中華料理店での勤めを早めに終え、帰りの夜道を急いでいた。
今日はリンリンの誕生日である。閉店後の喫茶『リゾナント』で、皆がパーティーを開いてくれると言うのだ。

思わず顔に笑みが浮かぶ。ふと見上げる夜空には、綺麗な満月が浮かんでいた。


…しかし、その見上げた眼を下ろした時…。そこには一瞬前とはまるで違った光景が広がっていた。

そこは既に、何者かが造り上げた巨大な『結界』の中であった。

灯り１つ無い、荒涼とした岩山の中。満月だけは変らずに輝き、まばらな林と周囲の岩肌を照らしている。
それはリンリンの故郷、中国の山中の風景を思い浮かばせるものであった。
月を見上げる虎の姿でもあれば、また一幅の絵ともなったであろう。

しかし、そこにそびえる巨岩の上に立っていたのは、丈の長い中華服を纏った長身の初老の男であった。
痩身に白髪、丸い銀縁のフレームの眼鏡には明るい月の光が反射し、レンズの奥の眼差しは窺い知る事ができなかった。

上質な絹であろう、光沢のある深緑の生地に『神獣』の見事な刺繍をあしらったその衣服は、能力者組織『刃千吏』総統を象徴する物であった。

「総統…！？」

「…久しぶりだな、琳。今夜はおまえに“最後の選択”をしてもらわなければならぬ…」
男はゆっくりと話しはじめた。

「…我が『刃千吏』は『闇の組織』からの共闘を呼びかけられた。彼等の、“能力者のための新世界を創る”と言う理念には、私個人としては共感できなくも無い…」

「だが、中国人民と共に幾百年の歴史を歩んできた我等『刃千吏』が、人民を裏切り、彼等に与する事はできぬ…」

「さりとて、彼等と全面的に事を構えるのは『刃千吏』にとっても大いなる危険を伴う。かの『組織』は歴史こそ浅いが、恐るべき強大な力を持っている…。神のごとき能力者、悪魔のごとき戦士…。『刃千吏』の総力を持ってしても、勝てる保証は全く無い」

「…幸いにも、かの『組織』も我が『刃千吏』の力に、いささかの畏れを抱いていたのであろう…。我々は“相互不可侵”の盟約を結ぶ事となった」

「…！」
事態を把握したリンリンの表情がこわばる。

「…そうだ、琳。今後、おまえを『刃千吏』の人間が助ける事は一切できぬ。たとえおまえが命を失うことになろうとも」

「琳よ、これが最後の通告だ。『刃千吏』へ戻れ。かの『組織』の力は強大だ。おまえたちが到底かなう相手ではない。おまえたちは明日にも命を失う事になるぞ」

しかしリンリンは男の言葉に首をふって答えた。

「…いいえ。私は戻りません。私はあの仲間たちと共に戦う道を選びました」
「それに…、私は死にません！仲間たちの為にも、そして、育てていただいた『刃千吏』の恩に報いる為にも…！」

「愚かな…。心意気だけでは戦いには勝てんぞ？」
男はあきれたように言い、そしてこう言い放った。

「…では、その力、この老いぼれに見せてみよ！…手加減はせぬぞ。ここで死ぬのであればそこまでの器。『刃千吏』の恥を晒すよりも、我が手に掛けてやるのが私の『情』と思え！」
言うなり男は巨岩から飛び降り、初老とは思えぬ動きでリンリンに襲い掛かった。

もとより、『刃千吏』総統の地位とは、政治力だけでたどり着けるものではない。戦士として、あるいは時代によっては暗殺者として、組織の頂点に立った者でなければ、強力な能力者集団である『刃千吏』を統べる事は不可能だった。

前方２段蹴りである『二起飛脚』、両手突きにより両側頭部を襲う『双風貫耳』をステップで避けたリンリンを、回転回し蹴り『旋風脚』が襲う。

老いたりとはいえ、男の動きには洗練された無駄の無さと、『試合』ではなく『実戦』を重ねてきた者独特の過酷さがあった。

辛くも打撃を避け距離をとったリンリンに対し、男が右の拳を大地に打ちつけると、拳から生じた炎が大地を走り、リンリンを襲う。『刃千吏』総統の得意技として知られる『炎力波』であった。

これに対してはリンリンも同様に炎を放ち相殺を狙うが、わずかに力負けをして炎を押し戻され、大地を転がって炎を避ける。

「くっ…！」
早くも防戦一方となったリンリンに対し、男が再び拳を大地に打ち付ける。今度は炎は発生しないが、リンリンはすぐさま飛びのいた。

するとそれまでリンリンが立っていた大地からドーンッ！！っという音をたてて火柱が上がる。大地を経由し、遠距離地点に炎を発生させる、『炎力昇』と呼ばれる高等技術であり、幾多の敵を葬り去ってきた、総統の得意技であった。

『炎力昇』を続けざまに連打され、『炎使い』であれば本来は苦手なはずの遠距離戦に持ち込まれたリンリンは、避け続けるのが精一杯で、なかなか男の懐に飛び込むことができない。

「琳よ…、多くの優れた戦士には『隠し技』と呼ばれるものがある…」
ふと、男が話し始める。
「人間ははじめての事には対応が遅れる…。また、慣れた動きを急に変える事も、また難しいものだ」

「何を…？」
「だからこそ『隠し技』というものには効果がある…。そしてそれを見たものは死に逝くがゆえに、永遠に『隠し技』の秘密は守られる事となるのだ…」

言葉を終えると、男は再び拳を大地へと叩き付けた。
「…三連炎力昇」
１本目の火柱を難なく避けたリンリンであったが、ステップで避けた先の足元の大地から、間髪を入れず２本目の、さらに大きな火柱が上がる。
ギリギリで大地を転がって回避し、両手を地面についたその手の間の大地から、３本目の、しかも最大の火柱が吹き上がり、リンリンの身体を包み込んだ。

ドーンッ！！と轟音が響き、火柱が消えた時、そこにリンリンの姿は無かった。
…焼失！？…そう思われた瞬間、男の顔に驚愕の色が浮かぶ。

リンリンの身体はまるで飛翔するかのように空中を舞い、十数メートルの距離を越えて男の眼前に飛来していた。
しかも、本来ならば物質の『媒体』無しでは発生しないはずの炎をも右手に纏っている。

「ウオオオオオオオオオオ！！」
リンリンは叫び声を上げながら、男の顔面に炎を纏った右手を叩きつける。
「焼失ッ！！」

「…強くなったな、琳」
男ははじめて笑顔を浮かべて言った。
「…ありがとうございます、総統」
男の眼前にかざされたリンリンの右手から、既に炎は消えていた。

「最初から気付いていたのか？…私がおまえを試していると」
「…はい。殺気が感じられませんでしたから」
「おまえに手加減されるようでは私も引退だな…」
男は苦笑しながら言う。

「いえ、手加減などとんでもありません…。私も仲間の力を借りなければ、手も足もでなかったでしょう」
「…仲間の力？」
「今こちらに向かっている、仲間の一人に力を借りました…。念動力、発火能力を増幅してもらったのです」
「そうか…。おまえとおまえの仲間たちには、なかなか量りがたい力があるようだな」

すっと男の顔から笑みが消えた。
「まあ、この分なら“元”『刃千吏』としても、それほど恥ずかしい死に様を晒す事はなかろう」
「銭琳。今夜を限りに、我々『刃千吏』はおまえと一切関わりの無いものとする」

「…はい…。…今まで…、本当にありがとうございました！！」
リンリンが深く頭を下げる。


「…ところで、琳よ…。最後におまえに１つだけ教えておきたい事がある」
しばらくの沈黙の後、男は横を向き、煌々と輝く満月を見上げながら語り始める。

「おまえには『刃千吏』の後継者として、ありとあらゆる事を教えてきた…。戦闘技術から、笹の栽培法までな」

「ただ、今後おまえも人の親となる事もあるだろう…。おまえも今夜で１８だ。『親となる者の覚悟』とはどんなものか…。それをおまえに教えてやろう」

「『親』…ですか…？」
リンリンは男を不思議そうに見上げた。男は話を続ける。

「いま、『刃千吏』の幹部に一人の男がいる。組織でもそこそこの地位に上り詰めた、責任ある立場の男だ」

「そして、男には娘がいる。遠く離れた国に住む、『刃千吏』とも何の関わりも無い娘だ。しかし…，もしひとたびその娘が危機におちいって…、助けを求める声が届いたなら…」

「…その男は娘を助けに行くだろう。たとえ、『闇の組織』と『刃千吏』との両方を敵にまわしたとしてもな」

「琳よ。それが『親となる者の覚悟』というものだ」

「…お父様！」


…突然、周囲の空間が歪み、無音に近かった空間に、町の雑踏のノイズが戻ってくる。
中国の山中を模したかのような『結界』が消え、町の街路灯の明かりが眩しい位に飛び込んでくる。
ふと見ると、結界を創っていたのであろう、二人の四方を囲むように佇んでいた『刃千吏』のメンバーと思しき者達が、二人に歩み寄って来ていた。

「おまえの仲間たちが心配してやって来たようだな。そろそろ行かなくては」

メンバーたちが男に寄り添うように立つと、男はリンリンを見つめて言った。
「さらばだ、琳。達者で暮らせよ」

おそらくは帯同していたテレポーターの『能力』により、男がかき消すようにその場から消える瞬間…。

父と娘は同時に同じ言葉をつぶやいていた。

　「再見」　と。

>>362-368
以上です。全然生誕祝いっぽくなくてスミマセヌ！

ないやいさんの [Blue-R](19)929 『蒼の共鳴特別編第８夜－緑炎使いは仲間を欲す－』
にまるまる乗っからせていただきました。
『刃千吏の人』さんの設定にももちろん、ですが。
自作の[Darkness](22)656 『指導者の資質』 の続編？にもなるのかな？

眞山民の漢詩「山中月」　と　葛飾北斎の「月みる虎図」　「KOF」　にもリゾナント？
しています。

それこそ>>256さんが言ってる「パパリンが語ってるだけの話」になってるけど…
ゆるして、リンリン！　オメデト！

乙です
>>256さんとは違う人なんだねｗ
パパが出てきたからあの人かと思った

父リン最終決戦に参戦決定
感動しました

笹の栽培法には笑った
その後の『親となる者の覚悟』には泣きそうになった
ＢＧＭの人の作った「リゾナンター予告編/刃千史Ver」を彷彿させる場面もあったり
素敵なリゾナント作品でした

>>369
めっちゃ面白かった！
いや、本当に面白かった！
炎使いたちは、みんなカッコイイね！

『刃千吏』の炎使い達が、かの『組織』側に付いてしまったのが痛いなぁ～

>>369
ぺっぱあさんの話は本当にいつも読んでいて美しい画が浮かびますね
冒頭は個人的には『山月記』や『人虎傳』のイメージでした

18歳…独り立ちの第一歩となる年齢とも言えるので 生誕祝いに相応しい内容だったのではと思います
pepper話とともにこちらの世界の続編も楽しみにしています

青から黄色へと変わる信号。
渡りたい衝動を抑え、そこにとどまる。
これで本日も遅刻確定だ。
今日だけは彼女を待たせたくなかった。
そう今日は銭琳の誕生日。

今の信号で渡っていても、約束の時刻には間に合わなかっただろう。
判ってはいても気は焦るばかり。
遅れた私を彼女はきっと笑顔で迎えてくれる。
判っているからなおさら心は走る。
信号よ早く変われ。

二人だけで会う約束をしたのは他の仲間に話を聞かれたくなかったからじゃない。
自分の思いを母国語で伝えたかったから。
共鳴という絆は言葉を介さなくても思いを伝えてくれる。
でも今日だけはこの思いを言葉という形にして贈りたい。

獣の姿に変わる運命を呪う私を笑顔で受け止めてくれたあなた。
他の誰かの幸せを、その本人よりも喜び笑うあなた。
でも今日だけはあなた自身の為だけに笑っていいよ。
おめでとう、銭琳
生日，恭喜

別の話を書いてたんですけど、思わず衝動的にやらかしました。
>>331さんやかなしみの人の話を読んでたら、何となく思い浮かんだ光景です。
もうちょっとまとめたら良かったかもですけど超突貫工事で気持ちだけｗ

>>376
いいなぁ～交差点で息せき切らすジュンジュンが目に浮かびました
生日，恭喜

>>376
癒されました
リンリンの笑顔のわけが分かったような気がしました
そしてちょっと自分の話浮いちゃったなーと思っていたのですごく嬉しいです
ありがとうございます

>>367
ステキです、とても良い気持ちになれました。

川´・_o・) ＜銭琳！生日，恭喜！

川*^A^)　＜謝謝！！

リンとした姿が素敵なジュンな人

>>375
素敵！
中国語で会話してるジュンリンって良いよね

ｵﾊﾖｰ
昨晩作業分です

新スレ化作業
・テンプレ収録 / dat収録 / 現行スレ・過去スレ更新

>>34 「かなしみ戦隊SS」　…タイトル表記方法変えました　過去作品は追い追い修正します
>>44-52 『桜、舞い散る』を「れなえり」
>>54 3Dなリゾナントを「作品館」
>>93 同上
>>96 「かなしみ戦隊SS」
>>143 「かなしみ戦隊SS」
>>184 「かなしみ戦隊SS」
>>216-220 「リンリン」
>>278 「かなしみ戦隊SS」
>>309 「かなしみ戦隊SS」
>>326-330 『心に点る炎』を「リンリン」
>>336 「かなしみ戦隊SS」
>>362-368 『覚悟の教え』を「リンリン」

題名スレ>>112

作品増えてない・更新されてない場合はブラウザのキャッシュが働いてるのでリロードしてみてね

おはようございます

ｻﾎﾞﾘﾝさんいつもありがとうございます
23話の残りの分は後ほどということでしょうか？

>>383
ｻﾎﾞﾃｨいつも乙です！

前スレ分は終わったつもりでいた
失敬失敬 今晩やります
900以降の収録で合ってるかな？(自分で確認しろって話

>>386
禍刻ミキティまで終わってたように思いますー

>>386
サボティ乙＆お大事に

>>386
気付いたことがあるのですが
>>44-52は 『桜、舞い散る』ってなってますが『春、舞い散る』 >>53 ですね
ごめんなさい保全を兼ねてここで報告を
自分のペースでゆっくりやってくださいねﾏｽｸdeｻﾎﾞﾃｨさん

>>389
ああもうｻｲｱｸ＿|￣|○
ご指摘ﾄﾞｳﾓﾃﾞｽ…

休んでくださいよ、サボティ！

リゾスレクイズ(難易度３)

かつてｻﾎﾞﾘﾝに化けてスレを混乱に陥れようとしたダークネス(？)メンバーは誰でしょう

わからん。。。
修行の旅に出てくる！

難易度は何段階中の３なんだろうw

川=｀┴´)＜辻さん！

見つけたw
第17話の出来事だった

　664 名前：ｻﾎﾞﾉﾝ∞ヽ( ´ⅴ｀)ﾉ[] 投稿日：2008/10/29(水) 07:51:52.03 0
　　　　作品いっぱいすぎるから今日もｻﾎﾞるのれす
　　　　面倒なのれす
　　　　もうまとめサイトやめちゃうかもなのれす
　　　　え？のんは本物のｻﾎﾞﾉﾝちゃんれす
　　　　ほ、本当なのれす
　　　　･･･しまった作戦失敗なのれす
　　　　なんでバレたのかわかんないのれす

>>396の解答に俺の持ちリゾポイント3000全部賭ける！

リゾポイントwww　かわいい！w

川*’ー’)＜そうや 今度から喫茶リゾナントの給料はリゾポイントで支払うやよ

も、もう昨日の分まで含めた「登場人物～一覧」がWikiにきてますぜ旦那
こいつぁ仕事が早ぇや！！

今から確認してくる

>>399
3000ﾘｿﾞポイント貯めたら何が出来ますか
wktk

>>402
川*’ー’)＜シングルＣＤ１枚と交換やよ

でも千円＝１ポイント

結局れいなはCDかポイントしか貰えない罠w
しかもシングルかよ！泣けるな・・・

ただのシングルではありません
リゾナンダーいずれか１名の能力が込められた特製CDです

…開けて発動させるまで誰の能力かはわかりませんが

念写能力来い！

次回予告
　　　　　　 今年もまた旅館の女将中澤からの招待状が届いた だが現場へと向かうのは
　里沙とジュンジュンのみ・・・何故か！？　それは里沙が毎朝喫茶に届けられる配達物をチェックし
　　　　　　　　他のメンバーから人類の護るべき宝を死守して来たからに他ならない！
　　　　しかしジュンジュンには運悪く見つかってしまい 渋々連れて行く事になったのだった

　　　　　　　　　　　　　女将から他のメンバーは？と尋ねられるが
　　　　 〝彼女達は我ら誇り高き戦士に敬意を払って下さいました〟里沙の奇妙な言い訳
　　　　　　-今 凡奇湯はネットで紹介され 招待状無しでは２年３年の予約待ちの状態
　　　　　　　　 入浴時間も１組３０分と限られており 急がなければならない-
　　　　　　　　　　聖地へと向かう２人 だがそこへ美勇伝が現れ道を塞ぐ！
　　『あ～ら里沙ちゃんこの先の湯はうちら組織のDr.の研究材料に必要なのよ 行かせないわよ』
　　　　　『ざんね～んｗ』『ホホホホ！心配せーへんでも うちらには必要あらへ・・・』
　　　　　　　　　　　　　　　 【ぬぅん！】３人を蹴散らし秘湯へ
　　　　 -時間はあと１０分　２人がやっと入れる程の小さな温泉 凡奇湯が姿を現す-
　　　　　　　　　　　　里沙の頭の中でネバーフォーゲットが流れ出す・・・
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18246.jpg
　　　　「私はこの湯に浸かるために２０年も彷徨っていたのかも知れぬ・・卒業します！」
　　　　　　　　「勝ったッ！リゾナンターSS 完！」そして思うのだった
　　　　　　　「もうすぐ私はアルティミットへと 完全体となった私の身体は
　　　　　このタオルと言う粗末な布切れでは押さえきれぬだろうな」と・・・がその時！
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18937.jpg
　　「最高に凡ッてやつダーーー！！」里沙がもの耽っている間にジュンジュンが湯に飛び込む
あまりの気持ちよさに気を緩めてしまったジュンジュン 思わず獣化！当然の様に湯はすべて流れ落ち
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17101.jpg
　　　　　　　　　　　　　　　「ＷＨＹＥＥＥＥＥＥＥ！！！？」


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS「ＷＨＹ」

　　　　　　枯れる程の涙を流し萎んだ里沙は 今回も凡奇湯へ入る事が出来なかった・・・

面白すぎるｗｗｗ
ぬぅん！最強ですな

なんと言う怒濤の展開w　面白すぐるw

>>408
一度リゾナントされた作品にまたリゾナントするというこのスレならではの醍醐味ですね
ネバーフォーゲットとか粗末な布切れとか小ネタも満載で最高でした

小春と行っても入れなかっただろうが...全俺が泣いた

>>408
おおおおおおもしろい！！
まさかぬぅん！を使っていただけるとは…感動しています！

いやーでもガキさんがぬぅん！ってやったら大抵のことは何とかしてしまいそうな“凄み”を感じますね
何故でしょうね

違う意味で泣かせるぜ

>>408
ＷＲＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹーーーーーーッ的なＷＨＹＥＥＥＥＥＥＥ！！！？にも爆笑しましたw
美勇伝に台詞を皆まで言わせず　ぬぅん　で片付けるところとかマウスがぶれました
初期シリーズであったり｢RとR｣の作者さんの話であったりジョジョであったり現実の小ネタであったりよくこの短い中にここまでの遊びリゾナントを…
感心しつつお腹が痛いですw

从*･ ｡.･)＜危ないの

このスレって何人作者さんいるの？

作者はわかんないけど読者はかなりいるよ

１作書いただけの人も含めればかなりいると思う
ただ何作も書き続けてる人は限られてるだろね

>>416
さゆありがとう！決まったね！うさちゃんセーブ！

みんな凡奇湯すきだなぁww
>>413
『ぬぅん！』はあなただったんですね！おいしく使わせて頂きましたw
早く規制が解除される様に願ってます　　・・それではおやすみなさい

　 　 _, ,_
　 　 ﾉ|c| ・ｅ・)∩″＜ぬぅん！！ 　　../ﾉハ∋oノノハヽo∈ﾉハヽ
　〃⊂ヽ　　ノノ″　　　　　　　　 　⊂从,,＾ ﾛ ＾）（　T▽T） 川 ´＾｀)⊃＜ヒ～ン！！
　 　　　人⌒l　　　　　　　　　　
　　 〃し （＿）″　

　 　 _, ,_
ﾉlc| ・ｅ・) ＜眉毛がズレたのだ

ｸﾙ
（ ・e・ ）〃＜これでいいのだ！！

動画職人さん生きてますかー？

素材集めには時間がかかるんだろうね

編集自体にも相当かかると思うな
最近特に凝った作りになってるし

川=´┴｀）＜おとなしく待ってたらええことありそうな気がすんねん

何度も催促し過ぎじゃね？

>>428
同意
そんなに簡単にできあがる訳じゃないだろうに

まあそれだけ期待の大きい方ってことでｗ

他の人の名前もたくさん出てるんならわかるけどさすがにねｗ


さて営業も一段落
俺はリゾナントで茶をしばいてくる

しばくってどこらへんの表現？
もしかして方言じゃないのか

もしかせんでも方言ちゃうか
関西は使うでー
いや俺は使わへんけどw
｢叩く｣いう意味でやったら使うときあるけどな

>>432
「しばく」は多分大阪だと

ちなみに福井で「叩く」は「かちわる」とか「かつ」とも言うやよー

川=｀┴´)＜しばいたろか？

想像してみたw

>>431だが
保全ままならぬ昼時に急に伸びて何事かと思ったｗ
あやや姉さんあたりの人間と思ってくれて間違いないです

愛佳さんにでもあやや姉さんにでもしばかれていいだけの覚悟はあります
むしろ願望があります

ごめん自分がつっかかったからw
お前しばくぞ～！って意味では元々わかるけど茶をしばくが新鮮だったもんで
あややみっつぃあたりの広域で使われてるのか ケメコ県民勉強になったわ

>>439
いやでも実際にみっつぃーやあややが使うかというと使わないと思うよw
というか使わないで欲しいw
京都や滋賀のあたりは元々使う人少ないだろうと思うしね

風がものすごいんですけどー
びゅ～びゅ～言ってるんですけどー

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜絶好鯛

あ、そこのオネエチャン、茶でもしばきにいかへん？

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜>>443さんには千の風になって489kmほどそよいでいただきましたよ

ちょいと質問なんだが「しんどい」って方言なの？
愛知じゃ普通に使うんだが

関西でも普通に使うよ
一部では｢えらい｣って言い方もある

>>444

(:>>443)<ここはどこだあああああ！？

エンディング動画えもんです
作りかけのものはあるけど終わりが見えないのだ
というかそろそろ動画でも新しい人が現れていいと思うのだ

京阪神しかわからないけど"えらい"はやや年配の人が使うと思います
若い子が使ったらそれはそれで可愛いと思うw

>>448
見たい！絶対に見たい！！！！！
あのエンディング大好きだったんです！
シンデレラコンプレックスと映像がシンクロして、
何とも言えない切なさが、大好きなんです！今でもたまに見ます。
あと、テロップの出方も好きでした。
（ガキさんがリゾナンターとダークネスの両サイドにいる所とか）
ぜひとも、完成させて見せて下さい！！！ゆっくり待ってますので！！！

方言は凄く迷います
方言翻訳サイトなんかだと大体男言葉だし
地方メンの映像を見返したりして聞き取って書いてます

滋賀京都育ちの味噌時すぎだけど「えらい」って言うえ
「しばく」は叩く意味でもお茶する意味でも使う

>>448
動画の新しい人は生まれにくいかもね～
やっぱ技術的に難しそうだし

「しばく」は要するに「～する」って意味なのかな？

>>450
ありがとう。今回はエンディングじゃないけど……
実は過去二回別のエンディング動画を作ろうとして断念してる
使おうとした曲は「ビビっちゃ」と安倍さんの「ストレス」だった

>>453
難しいことは無いよぅ直感で出来ます
一番重要なのは「時間」ですｗ　あればある程いいです　
もしムービーメーカーを使うならアドバイスできますし

ムービーメーカ調べてみたら無料ソフトなんだね
うーん参入してみようかなぁ
でも挫折しそうだなぁｗ

>>456
OSがXPなら無料
私も最初は画像と音だけのスライドショーだったし
とにかくひとつ作ってみるのがいいですよ

次回予告
　　　 リゾナンカーのラジオは最近多発している自衛隊基地への
姿無き者からの襲撃事件を都市伝説を絡めながらおかしく伝えている・・
　　　　　　　　　　　　　　大公園での戦闘
　敵の増援が到着 装甲車のハッチが開く！しかし敵の姿は見えず！？
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17110.jpg
　　　　　　　　　　　　　　「・・・ウゥッ！」
　　　　後列にいた絵里とさゆみが何者かの攻撃により倒れる
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18251.jpg
　　　さゆみは言う「周辺に複数の敵性反応！見えない敵がいる・・」
敵の正体それは光学迷彩スーツを身にまとったインビジブル部隊であった！
　　　　　　次々と攻撃を貰い弱っていくリゾナンター達
　　　　その時 絵里がわずかに残ったチカラを振り絞ったのか
　　　　　　　弱々しい小さな竜巻を発生させるのだった
　何も無い空間を踊るように大きくジグザグに走り抜ける風のダンサー
『ふんッ 最後の悪あがきか？こんな竜巻でどうすると言うのだ・・何！？』
　突然 迷彩効果に異常が・・・周囲には竜巻に巻き上げられた砂が舞う
　　　　その砂がスーツの隙間に入り込み故障を起こさせた！
『リーダー次の指示がありませんッ・・インビジブルリーダー！　しッ指示を・・・』
　　　　　　 混乱する敵部隊にリゾナンターリーダーが
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17097.jpg
　　　　　　　　　　　　「さあ ダンスの時間だ」


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS「ＤＡＮＣＥするのだ！」

ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18253.jpg
「聞いたの 強力な戦車でも砂漠のこんな小さな砂で動かなくなる事があるって」
　　 -風向きは変わらない 今日もリゾナンターに勝利を運べ ポケポケ風-

話を切ってしまってすいません・・動画楽しみです！
今日は風が大変強かったと言うので絵里の話です
絵里＝風→ポケポケプウ→ポケポケ風 なんつってｗ

>>458
スゲー天才的発想！
＞さあ、ダンスの時間だ
カッケェェー！
>>456
楽しみです！是非作って下さい！
>>456
自分のパソ調べたら入ってました！
俺もやってみっかな・・・
>>455
したらばに映像質問スレを立てたら答えてくれますか？
たぶん質問できるレベルになるまでに相当掛かりそうですけどw

>>459
絵里の逆転劇に感動しポケポケ風に笑った
悲しみ戦隊最高！

リゾスレ短歌ブームに続いて動画ブーム到来の兆し！
このスレの創作魂は底知れないなぁ！

>>460
出来る範囲で答えます
スレたてたらここで教えてね

从#･ ｡.･)#｀ ﾛ´)凸 ＜浮上！

川*^A^)＜今日はリンリンがナイスセーブデース

川*^A^)＜・・・

明日頑張れ

　　　　　　　　 　　 从人
　　　　　　 　 ∋oノノハヽo∈
.　　　　　　,　　　（　Ｔ▽Ｔ）・；∵ ヒュー！
　　　　　　　　 ⊂ﾉ:::::　つ　　
　　　　　　　 　⊂ ::.　ﾉ　　　　
　　　　　　　　 '‐‐ し'=;
　　　　　　　　 YWW　　　
　　　　 　 _, ,_
　 　 ﾉ|c| ・ｅ・)∩″＜ぬぅん！！ っとホゼナント！！
　〃⊂ヽ　　ノノ″　　　　　　　　 　
　 　　　人⌒l　　　　　　　　　　
　　 〃し （＿）″　

あぁメーテル　また美勇伝がしばかれてお星さまになっていくよ・・・

遂に１周年まであと１ヶ月ですね！
皆様に感謝感謝です！

rizonannto

>>450
そのエンディングってどこで見れるんですか？

>>471
来週も見るダ！
http://www.youtube.com/watch?v=ijT95qkTqfA

懐かしいな

いいかよく聞けお前ら、俺はダークネスの構成員だ。
あ？ダークネスを知らないだと？お前ら俺をナメてんのか？ん？
へ、まあいいや冥土の土産に教えてやるよ。
俺達ダークネスってのはな、お前らが住んでるこの世界をあっという間に支配することができる『神』の集団だ。
あ、今お前ら俺のことを頭がイカれた奴だと思っただろ？まあいいから話を聞けや。
聞いて驚くな？俺達はな、超能力が使えるんだ。
念動力でお前らの体をねじ曲げたり、未来が見えたり、時間を止めたり、お前らを一瞬で氷漬けにする事だって出来るんだぞ？どうだ？すげえだろ？小便チビったろｗｗｗｗ？

つまり『神』が俺達“だけ”に与えられた偉大なこの『チカラ』を使えば、お前らを簡単に我々ダークネスの下僕にする事ができるってことだ。
言い換えれば俺達は『神』に選ばれた人間で、お前らは『神』に選ばれなかった人間。
そして俺達はお前らを支配“する”人間で、お前らは俺達に支配“される”人間。
だってそうだろ？『神』が俺達にお前ら凡人には無いこんな凄い『チカラ』を授けたってことは、この世界は俺達の自由にしていいってことだ。
強者が弱者を従えるのはこの世の道理だよな？弱肉強食が俺達のボスの口癖だしよｗ
いいか、もうすぐだからな。我々ダークネスがお前ら凡人の『神』となる日は。今のうちに精々平和な世の中を楽しんでろよ。へっへっへｗ
いいか、もうすぐだからな。我々ダークネスがお前ら凡人の『神』となる日は。今のうちに精々平和な世の中を楽しんでろよ。へっへっへｗ

だけどよ、生意気にも最近『神』である俺達に刃向かう組織ができたらしい。
超能力戦隊『リゾナンター』とか抜かしやがるふざけた名前の集団が。
俺達と同じように超能力を使うらしいが、聞くところによるとその数は十人にも満たないて言うじゃねぇか。
馬鹿じゃね？たった十人足らずで俺達と戦おうなんて正気の沙汰じゃねぇよｗ
あっという間に俺達が潰してやんよｗｗｗｗｗｗ

なんてことを最初は言ってたんだけどな、アイツらも結構強いらしい。
仲間の構成員も次から次へとやられてるし、この間はあの魔女がアイツらに刈られたとか。
魔女の敗北は幹部連中にも結構衝撃が大きかったらしく、この度なんとあの『ＤＤ』の出撃が決まったそうだ。
あああ、リゾナンター終わったなｗ『ＤＤ』が動いたんじゃアイツらも命はないだろう。
ん？お前ら『ＤＤ』も知らないのか？ほんと凡人共は何も知らないんだな。

『ＤＤ』ってのはな、別名ダークネス四天王と呼ばれるくらい俺達ダークネスの中でも最強の能力者ばかりを集めた精鋭達だ。
こいつら凄いんだぜ？たった一人で数万の敵を粉々にすることのできる人間戦闘兵器だ。しかもそんな奴らが四人もいるんだぞ？
アイツらリゾナンター如きじゃ天地がひっくり返ったって勝てっこねぇよｗｗｗ
ま、流石に四人揃って討伐するまでもないってことで今回は『Ｒ』がアイツらの始末に向かうそうだ。
だけどよ、寄りについてあの『Ｒ』の餌食にされるとはアイツらも尽いてねぇよなあｗ

『Ｒ』は天性の“粛清人”だ。今から自分に殺される瞬間の相手の表情を見るのが快感なんだそうだ。命乞いをする敵にトドメを刺す時が一番の至福の時なんだってさ。
ひでぇ女だろ？あんなに可愛い顔してよｗｗｗ
リゾナンターさん達よ、あんたらきっと楽には死なせてもらえないぜ？可哀相に。
ま、俺達に逆らう馬鹿共はこういう羽目に合うってことだなｗｗざまぁｗｗｗ

さ、今日は帰るか。『Ｒ』がアイツらを粛清する所を見たかったんだが、こんな日に限って監視の当番の日じゃないって尽いてねぇ。
ま、明日になれば監視員が録画しているだろう動画で『Ｒ』にフルボッコにされてるアイツらが拝められるだろうと思いつつ、俺はいつも通り満員電車に揺られて自宅に向かった。
しかし、この年齢で長距離通勤は堪えるなあ…。今日は座れただけマシだが。
だが、それも後少しの辛抱だ。
この世界が我々ダークネスの支配下になればこの虚しい日常ともおさらばできる。

何せこの世界を俺達の意のままに操ることができるんだからなあ。
金は使い放題、女だって食い放題だ。グフフフへへへ…｡
そんな妄想に浸って、つい声を出してにやけてしまうと車内中の白けた視線が俺に集中してるのに気づき、小心者の俺は身を縮こませてしまった。
糞、どいつもこいつも俺を汚いモンでも見るような目をしやがって。俺は『神』に選ばれた人間なんだぞ？
今に見てろよ、もうすぐだ。もうすぐお前らはこの俺に平伏すことになるんだからな！！
密かに俺が熱い闘志を燃やしていると、珍しく俺の携帯に一通のメールが届いたと告げる着信音が鳴った。この着信音はダークネスの同僚からだ。
きっと『Ｒ』がリゾナンター達を葬り去った知らせだろう。意外と早かったな。
『Ｒ』のことだから時間をかけてアイツらを痛めつけてから始末すると思ってたんだが。

でも『Ｒ』てホント可愛い顔してるよなあ。実は俺の好みだったりする。
『Ｒ』は血と戦いだけが生き甲斐のような女だから当然付き合ってる男などいない。 思い切って告白してみるか？意外とアイツ俺みたいな年上の男がタイプだったりしてｗ
勿論、俺みたいな冴えない男は『Ｒ』に相手にされないことなんて分かってるさ。でもよ、一度だけでいいんだ。
一度でいいから『Ｒ』とあんなコトやこんなコトが出来たらなあ…。そしたらもう世界征服なんてどうでもいいや。死んだって悔いはないぜ。

…いかん、またイケナイ妄想で顔が崩れてしまってたようだ。
すると、もうすぐ終点のアナウンスが流れ始めた。現実に戻り、周りの視線に赤面しながらも急いでメールを開封すると、衝撃の文字が俺の目に飛び込んだ。

『“Ｒ”リゾナンターに敗北』

「えええええええええええええ、うそおおおおおおおおん？？？？」
終点終点…。車内中の氷のような冷たい視線から逃げるように俺は電車から飛び降りた。

つづく…かも？
>>474-477
勢いだけでこんな文章書いてしまいました…。
保全代わりだと思ってスルーしてやってください。

これはまた新しいw
ダークネスホゼナンターみたいな感じだね
この気楽に読める感を出すのは簡単そうで難しいと思う
めっちゃおもしろいです
今までの話の小ネタが随所に織り込まれてるのも楽しめます
個人的には楽しみに続き待ってます

作中の俺に凄く親近感を持ってしまったわ
トリッキーで面白かったです
つづく…ことを祈ってますｗ

リゾナント無しのオリジナルで何がなんだかわからない上に
久々すぎてでボロボロだけど似てないとか言わずに

http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell64596.jpg

>>481
乙です！　なんか新たなストーリーが生まれそうな設定ですね！

>>471
ここの「動画」のコーナーに他にも色々あるよ！

まとめサイト
PC：http://resonant.pockydiary.net/index.html
携帯：http://resonant.pockydiary.net/index.cgi

>>481
いいですね！
意味深な場面に想像が広がります
やっぱり視覚情報は一瞬で色々伝えますね
今度は逆リゾナントが起こる…かもですね

>>478
これは、面白いっ！絶対に続くべき！
この男はきっと、とてつもない物語に巻き込まれ、
我々に笑いと、まさかの感動を与えてくれそうな・・・・・・
そんな予感がする・・・続いてくれぇ！

それにしても、ダークネスの構成員の着メロってなんなんだろう？気になるw

>>481
愛ちゃんの魂の抜けたような表情といい
れいなの「ついに、この時が来ちまった」みたいな表情といい
>>483の人がおっしゃるように想像が広がるねぇこりゃ

もしかしたら愛ちゃんはダークネスよりも恐ろしいサムシングなのかもしれんね

おはよリゾナント

こちらダークネス諜報部員
敵の機密情報を入手した
こいつが獣化能力者らしい
http://img201.auctions.yahoo.co.jp/users/4/0/9/3/yumihari2nd-img600x285-1236685212lsotjb5292.jpg

>>487
こ、こ、こ、これは！









かわええ

>>481
ビッグスピリッツで連載されて単行本化されてくれ～～～～

才気溢れる>>478の話や>>481の素晴らしいイラストから何か生み出せないかと頑張りましたが見事挫折しました
自分の才能の無さに絶望しながら>>487を見て癒されてたら思いついた話です
言葉遣いはちょっと変ですけどｗ

ビルとビルが重なり合って出来た谷間。
目を凝らさないと1メートル先も見えないような僅かな幅の空間に彼女はいた。
ボロボロになった着衣をまといながら、身体を丸めるようにして

「ジュンジュン、待ったかぁ～」
「いや、全然待ってナイ。　それよりスマナカッタデス」
「いいよ、どうせ今日は学校も休みやったし。　しゃあけど何でリンリンやのうてわたしを呼んだん」
「ここからだと愛佳サンの家が一番近カッタシ、それにリンリンはバイトがアッタシ。
どうしても休まナイとイケナイ時がアルから、ソウデナイ時はデキルだけ休マナクテイイヨウにシヨウと思ッタケド。
迷惑デシタか？」

つぶらな瞳に翳りが見える。

「いやいや、全然。　私を頼ってくれて嬉しいわ、ほんま」

“ダークネスが洗われた、銃火してやっつけた、服が破れた、愛佳助けろ”

そんなメールに呼び出されて、ジュンジュンが待っているこの場所までやってきた。
手には私より背の高いジュンジュンが身につけてもおかしくないような、大き目のジャージが入った袋。
着替え始めたジュンジュンの身体が隠れるように、思いっきり胸を張りながら隙間の前に立ちはだかりながら話しかける。

「それにしても助けを呼ばんと一人でよう戦ったなあ」
「数が多カッタだけだ。　一つ一つは大したことナイ」

人間の負の思念とダークネスの力が結びついて生み出された魔獣の群れ。
ジュンジュンが倒して今はもうその姿も痕跡も目で見ることは出来ないが、僅かな残留思念を感じることは出来る。
自分には絶対出来ないことを何事も無かったかのようにやり遂げた彼女が着替えを終えた。

「前に田中サンが言っテタ。　こういうときは交番に駆け込ンデ、男の人に襲ワレタと言エバ、服もクレルし
車で家まで送ッテモラエルって」

「あかんあかん。　そんなんしたら知らん人に迷惑かかるで」
「ワカッテル。　冗談ダヨ」

私はもう一つ手に持っていた小さな袋を渡した。

「ン。これは何デスカ」
「コンビニで買った豚まんや。　関東では肉まんやったかな。
中国ではなんていうのか知らんけど、結構長い間裸に近い格好でいたんやろ。
暖まるで。　慌てて出て来たんで一つ分しか買うお金無かったけど、私の家に着いたら買い置きの食べ物もあるし。
あ、確かバナナもあったんちゃうかな」

まだ湯気の立ってる中華まんを手にしながら、ジュンジュンは口にしようとしない。

「あ、もしかしたらあんまんの方が良かったかなあ。　ゴメンな」

ジュンジュンは黙って豚まんを二つに割ると、その一方を私に差し出した。

「えっ、これはジュンジュンが食べえな。　一人で頑張ったんやし」

半分になった豚まんの載ってるジュンジュンの掌を押し戻そうとしたけど、引っ込めようとしない。
穏やかな笑いを浮かべながら、私の顔を見つめている。
諦めた私はジュンジュンの手から豚まんを受け取ると口に運んだ。
それを見てようやくジュンジュンも残りの豚まんを口にする。

「ありがとな」
「アリガトウゴザイマス」

私の舌が感じているこの味はこれまでに何度も味わったことがある筈なのに、これまでに味わったことのないような味がした。
それは何て言い表したらええんやろうなあ。

>>491-493
以上です
何となく思い浮かびました何となく

「パンダ、都内で捕獲。飼い主不明、密輸か？」

みたいにことにならなくてよかったと思うｗ
心暖まるお話ですね

＞本部メインホストからの脳量子波インフォメーション通知
＞受信

20090228　0：23　「R」、抵抗組織「リゾナンター」に敗北。回収班により回収。

＞交戦記録閲覧＞動画表示

＞モニター中・・・

交戦記録からの警戒度の推測

銭淋：警戒度B
李純：警戒度B
光井愛佳：警戒度C
久住小春：警戒度C。但し、過去交戦記録からの推測は警戒度A
田中れいな：単体では警戒度C。共鳴増幅能力により他能力者の能力を向上させる為、実質警戒度はA+
道重さゆみ：本交戦記録からは推測不可能。但し、過去交戦記録からの推測は警戒度D
道重さえみ：本交戦記録には登場せず。但し、過去交戦記録からの推測は警戒度S
亀井絵里：警戒度B
新垣里沙：警戒度C
高橋愛（i914）：本交戦記録からは推測不可能。過去開発記録から推測・・・

＞過去開発記録閲覧
開発コード：i914
特性：物質の光子化、光子コントロール、リーディング
19860914　関西エリアFブロックラボにて製造。コード付与。
・・・
・・・
19910425　実験中に暴走事故を起こす。この事故によりFブロックラボは消滅。
　　　　　生存者無し。i914は脱走。

＞閲覧「Fブロックラボ消滅事故記録」
状況：建造物、設備、器物、研究員、他の被験体、全てが光子化により消滅
推測原因：i914への過剰洗脳。
・・・
・・・
「i914を止められるのはお前しか居ない・・・やってくれるな、アヤ」
「お父さ

＞システムに問題発生。開発記録閲覧を強制終了します

＞再起動
＞交戦記録、警戒度推測のDB反映
＞反映中・・・

20090301 20:40
＞本部メインホストからの脳量子波通信（指令：優先度S）
＞受信

ミッション：抵抗組織「リゾナンター」構成員の捕獲
1stターゲット：李純、銭淋

＞戦略衛星システム接続
＞接続中・・・
＞住所データのGPS情報から捜索範囲確定
＞捜索中・・・
＞李純、銭淋の現所在確認
＞所在データインプット
＞李純、銭淋の現所在地までの予想到達時刻・・・20090301　21：33

＞思考回路を戦闘モードに切替
＞System「A」起動

ミッションスタート

起動中は、わずかに思考を許される。
ミッションの遂行にはインプットだけでは不足で、思考が必要とされる為だ。
ミッション中、わずかに思考を許された中で、いつも考える。
私は誰なのか？私の存在意義は何なのか？

＞システムに問題発生。思考修正。
＞コードネーム「A」
＞存在意義：ダークネスの離反者、抵抗組織の処罰、殲滅

そう、私は「A」。ダークネスの粛清人。行き着く答えはいつも同じだ。
それ以外の答えや意味は必要ない。必要ないのだ。
ナノマシン細胞もそう言っている。

＞目的地への最短到達手段検索・・・完了
＞コード、3821入力
＞ジェットストライカー、S区地下ラボより発進・・・間もなく現在地到着

「マルシェ様、緊急事態です！」
（ふぅ・・・めんどくさいなぁ）
研究に没頭したいところだが、アラート通信とあれば無視できない。
私は研究責任者であって司令官ではない、と本部には何度も上奏しているのに・・・
一応、髪を整えマルシェはモニターに向かった。

「はいはい、何事ですか？」
「ドックから新兵器のジェットストライカーが無人で発進しました！」
「あぁ、アレには脳量子波コントロール装置が搭載されています。
　おそらくは『A』が呼び出したのでしょう」
「脳量子波・・・それは一体何なのですか？」
「ほほう、『A』の出撃についてではなく脳量子波に興味を持つとは
　下級兵にしては見どころがありますねぇ。ではまず基礎理論ですが○×△＃・・・」
「いえ、結構です。失礼しました！」

慌てて通信を切る下級兵。
マルシェの長講釈はS区地下のダークネス秘密ラボ内では有名なのだ。

「人に訊ねておいて結構ですとは何ですか！まぁいいでしょう、今度ゆっくり説明してあげます」

気を取り直してマルシェは再びデスクに向かい、お気に入りのスイーツに使うマンゴーの糖度を
上げる研究を始めた。

>>496-500

以上、思いつきの書き殴り保全でした。
たまにダークネスの内幕だけ書きたくなる病

>>494
何かほのぼのとした空気が休日の午後と合ってる感じがしますね
二人が食べた豚まんはどんな味がしたんでしょうか

>>501
殴り書きにしては設定が本格的
さゆみとさえみさんの警戒度の格差が面白いです
あとマルシェの研究対象もｗ

川*^A^)ﾉ＜今日こそリンリンがセーブ

>>494
＞私の舌が感じているこの味はこれまでに何度も味わったことがある筈なのに、これまでに味わったことのないような味がした。
＞それは何て言い表したらええんやろうなあ。

凄く良い！！！こういうラスト素敵！
あんた天才やで！ホンマ

肉まん食べたくなった！もとい！
ジュンジュンが二つに割ってくれた肉まんを、ジュンジュンの手の平からもらって食べたい！

>>481の漫画のi914と
>>501の小説の暴走したi914が重なって
凄く面白かった！！！

どっちも続きが読みたい！

>>501
これは広げて欲しいなぁ
もったいない！

>>481
この絵師さんのクオリティすげぇ！
薬品漬けにされたi914がこんなにも表現されてるなんて！

>>481
プロ級ですね
一本書いて欲しい

新垣里沙は悪の超能力組織『ダークネス』に所属する構成員の一人である。
階級や役職など、ない。
マンガならば、間違いなく名前など無いキャラ。アニメならば、エンディングテロップの役名は『構成員Ａ』などと表記されるに違いない。

否、一つだけ肩書きのようなものはあった。
『スパイ』―――密偵、とも言ってもいいが、ともかく、里沙は『スパイ』なのである。
ダークネスと敵対する正義の超能力組織『リゾナンター』へと侵入した里沙。

個性豊かな面々に振り回され、仲間であるはずのダークネス幹部達からは弄られる日々。
今日も里沙の憂鬱が晴れることはない。

『スパイの憂鬱第10話くらい－里帰りした結果がこれだよ－』

「安倍さんに会える、安倍さんに会・え・る！」


今にも歌い出しそうなテンションで、里沙は旅行用バッグに数日分の着替えを放り込んでいた。
スパイ活動に励む里沙は、今日から数日間本来所属する組織である『ダークネス』へと一時帰還する。

この日をどれだけ待っただろうか。今でこそ『リゾナンター』の面々とも…それなりに、
まあ、何とかやれるようになった里沙ではあるが、やはりダークネスが恋しい。
否、『安倍なつみ』が恋しいと言うべきか。

常に全国を飛び回るなつみは、里沙がリゾナンターへと潜入を開始した時から、ただの一度も姿を見せない。
他の幹部達は『戦闘』しに街に現れたり、結構な頻度で様子を見に来るのだが。
リゾナンターと戦闘しない時のダークネス幹部の殆どが、普通の人間と変わらない生活を送っている中、
なつみだけは未だにどんな生活を送っているのか分からない。
天使はミステリアスな存在なのだ、すなわち、安倍なつみはミステリアスなのだと里沙は勝手に思っている。

いつも何処で何をしているか分からないなつみ。
だが、里沙と同様…今日から数日間はダークネスの基地へと帰還するらしい。
数ヶ月ぶりに、こっそり撮影した写真や盗聴した音源や映像（よい子は真似しないでね）ではないなつみに会えるのだ。
俄然、里沙のテンションは上がりまくりである。
否、上がるを通り越してそのテンションは大気圏を突破して宇宙に達している。

「…準備終わった？」

「はい、おかげさまで、って、うええええ？」

「相変わらず、新垣は面白いなぁ」


クツクツと、喉を鳴らすように笑う栗色の髪の美女―――ダークネス幹部の一人、後藤真希である。
『空間使い－スペイシャル・マスター』の能力を行使する、幹部の中でも１、２を争う実力の持ち主。
その堂々とした立ち姿は、先日『運送屋』として現れた時からは想像もつかないくらい、凛としていた。


「準備出来たなら行こうか。
あ、そうそう…うちに一人新人さん入ったから、仲良くするんだよ」

「へ、新人？」

「そ、家事担当兼うちに今まで居なかった頭脳派の子でね。
今後、その子から新垣に色々指示をしてもらうことになるのかな。
新垣とは歳も近いから、すぐ仲良くなれるよ」

「へー、それは楽しみです」


真希とたわいもない会話を交わしながら、里沙は旅行用バッグを肩にかける。
それを見計らったかのように、真希は左腕を空目がけて一閃した。

刹那、空間が“裂ける”。
真希はその空間を、まるで暖簾を潜るかのような動作で広げた。
２人分くらい“開いた”空間の裂け目に真希と里沙は足を踏み入れ―――消えた。


　　　　　＊　　　　＊　　　　＊


ものの数秒程度の時間で、真希と里沙はダークネスの基地へと帰還した。
基地、とは言っても…リゾナンターの拠点である喫茶リゾナントからは電車で二駅離れた街の、低層ビル。
曰く付きのビルらしく、たまに誰かが幽霊を見ただの、人魂を見ただのと言っては大騒ぎになることも珍しくない。

真希と里沙は、正面玄関からそのまま二階へと階段で上がっていく。
二階全体を潰して作った広い一室、そこがダークネスのメンバーが集う場所である。
ちなみに、一階は各個人用の倉庫、三階は各個人の部屋という作りになっている。
元々の造りが単身者用のワンルームマンションであるため、どうしたって住みにくい部分があるのは仕方のないことだった。

階段を上った里沙は、見慣れたドアに手を掛けて押し開ける。
ゴン、という、本来するはずのない鈍い音に、里沙の思考は一瞬固まりかけたものの…慌てて、
ドアの向こうにいるであろう人物に声をかけた。


「すいません、大丈夫ですか！？」

「…だ、大丈夫です」


聞き慣れない声が返ってきたことに、里沙は驚きかけて、そういや新人が入ってきたという話を思い出す。
蚊の鳴くような細い声から連想するに、おそらく、『普通』の女の子に違いない。
常識人の仲間が増えたことに喜びを覚えながら、里沙はゆっくりとドアを押し開けた。

目の前に立っているのは、赤くなったおでこを押さえる頬が少しだけふっくらとした女の子。
細く見えるが、出るところはきっちりと出た体型に少しだけ胸が痛んだものの、里沙は努めて明るい声を出す。


「初めまして、あたしの名前は」

「知ってますよー、オマメ・ジュマペール・アナタダーさんですよね」

「違うから！
それ、全然違うっていうか、ねぇ、誰がそんなこと言ったの？」

「美貴ちゃんですよー、そういう名前だから覚えておいてって」

「んの野郎……カリブ海に沈めてやるマジで」


思わずドスの聞いた低い声で呟いた里沙の形相に、目の前の女の子は明らかに引いていた。
それはもう、浜に打ち寄せていた波が一気にサーッと引いていくように。
見てはならないものを見てしまったかのような女の子の表情に、真希が横からフォローを入れる。

「紺野、この子の名前は新垣里沙だから。
ガキさんとか、そんな感じで呼んであげればいいよ」

「へ、あ、はい、そうですね、そうします。
ガキさん…とりあえず、ドア、閉めません？」

「…そうね。
っていうか、何か…焦げ臭くない？」


里沙の鼻孔をくすぐる、明らかに何かが焦げている臭い。
その呟きに、あ、コンロの火かけっぱなしでしたと言って苦笑を零す紺野。
言葉の意味を認識したのと、里沙が中へと飛び込んでいったのは同時のことだった。


「火、火が出てるー！！！！
誰か、消火器持ってきて、早く！！！！！」


部屋の奥にあるキッチン、そこにあるコンロからモクモクとした黒い煙と炎が吹き出していた。
動揺する里沙を横目に、後から駆け込んだ真希は冷静に冷蔵庫を空けて…おもむろに中から調味料を取りだした。
その手に握られているのは、マヨネーズ。


「ちょ、後藤さん、こんな時に何やってるんですか！」

「んー、大丈夫大丈夫」


暢気な声と共に、真希は炎を上げる天ぷら鍋の中へとマヨネーズを放り込んだ。
数十秒程で、炎が収まったのを確認した真希はコンロの火を消し、鍋をそのまま何処かの空間へと消し去る。
一体何が起こったのか理解出来ない里沙と、後から現れた紺野に向かって真希は淡々と言葉を紡ぐ。

「えーとね、これはマヨネーズ消火法っていうんだけどね。
マヨネーズに含まれるタンパク質が高温で膜になって、酸素を遮断して火が消えるって仕組みなの。
あ、でも、鍋から火が出ていない状態でやっても効果が得られないこともあるし、
マヨネーズを入れた後に蓋とかしちゃって後から開けるとかするとバックドラフト現象だっけ、それが起きて危ないんだ。
だから、消火器があったら消火器を使おうね…っていうか、紺野、コンロの火をかけたまま一体何やってたの？」

「…すいません、から揚げステップを踏んでました」

「「……から揚げステップ、って何？」」


真希と里沙の呟きに、紺野の目が大きく見開かれる。
その表情に思わず呆気に取られた二人のことなど知ったことではない、そう言わんばかりに紺野は声を張り上げた。


「ご存じないのですか！
から揚げステップは…から揚げを美味しく作るためのステップなんです！
鍋にお肉を入れてから、ちょうどこのキッチンと出入り口を一往復、ステップを踏むと…いい具合に揚がるんですよ！」


その後、紺野のから揚げステップ講座は二時間にも及んだ。
余りの剣幕に里沙も真希も、途中で部屋に現れた他の仲間達も何も言えず、気がつけば一緒になってステップを踏む有様。
悪の超能力者組織の人間が総出で、から揚げを揚げるためだけにステップを踏む光景は異様であり、壮大なシュールさを孕んでいる。


「はい、１、２、３、４、そこでターン！」


紺野の声がフロアに響く。
延々と繰り返される終わらないステップ。
終わりが見えない上に、今、から揚げどころか何も調理していない。
こんなことに時間を割くくらいなら、早く別なもの作れという思いすら、ステップを踏む内に霧散していく。

から揚げステップ講座が終わる頃には、紺野を除く全員がぐったりしていた。
里沙は一旦自室に荷物置いてきますと、その場から逃げ出す。


（…あの子が家事担当で…大丈夫なの？
っていうか、後藤さん…あの子が頭脳派とか言ってたけど、あたし、あの子から指示されるようになるとか…不安だなぁ…）


しばらくの間使っていない埃くさい部屋を掃除しながら、里沙は心の中で溜息を付く。
少なくとも、スパイ任務の終了が遠のく、それは間違いないだろう。
里沙の心に重いものがのしかかるような圧迫感が広がる。

片付けを終えた里沙は、部屋を出て再び階下のフロアへと移動しようとしたその時。
コンコン、とドアを叩く音。
里沙はどうぞ、とだけ声をあげる。


「ガキさん、久し振りだねぇ。
元気にしてたかい？」

「安倍さぁん…」


里沙の目の前に立つのは、光の粒子を全身に纏っているかのような輝きを放つ、小柄な女性。
安倍なつみ。
里沙をダークネスへと引き込んだ張本人であり、里沙が想いを寄せている女性である。
ダークネス１と言ってもいい実力を持つのに、それを誇示することなく、いつも穏やかな微笑みを絶やさない。
この人がいるからこそ、里沙はダークネスに所属しているのだ。

「何か帰ってきたら皆ぐったりしてるし、ガキさん見当たらないし。
そしたら、圭織がガキさんは上にいるから行ってあげるといいよーって」

「そうなんですか…」


里沙は心の中で、ダークネス幹部の一人『飯田圭織』に向かってメチャクチャ感謝をする。
普段、電波で訳の分からないことばっかり言ってるだけの人、里沙にとっての圭織はそういう認識でしかなかった。
だが、この一件で里沙の中での圭織は電波→神へと一気に昇格した。出世という言葉では表現仕切れないランクアップである。

数ヶ月ぶりに見るなつみ。
質量を伴って目の前に立つその姿に、里沙の心は感動で打ち震えていた。
写真や音源や映像なんかじゃない、今ここにいる、確かな存在。

気がつけば、里沙の頬は濡れていた。


「あら、ガキさんったら花粉症かい？
だったら、マスクとかゴーグルでも買って帰ればよかったねぇ」


的外れにも程があることを言いながら、なつみは里沙の頭に手を伸ばしてそっと撫でる。
その手の感触に、ぶわっと里沙の目から涙が、鼻から鼻水が勢いよく噴き出した。
はっきり言って、相当ぐちゃぐちゃな顔である。

「花粉症、じゃない、から平気です」

「本当にそうかい？
何だったら、なっち、ひとっ走り買いに行ってくるべ？」

「大丈夫です、自分で行きますから。
安倍さん、本当に…ありがとうございます」


別に、目も鼻もかゆくも何ともない。
ただ、心の中にふつふつと湧き上がるものがあった。

その何かに突き動かされるように、里沙は部屋を飛び出していく。


「ぬうおおおおおおおおおお！！！！」


雄叫びを上げ、涙と鼻水でぐちゃぐちゃな顔のまま商店街を駆け抜けていく里沙。
その狂気を孕んだ、鬼神のような姿に偶然にもその時間に商店街に居合わせた人々は、皆恐れおののいた。
だが、そんなことは里沙にとってはどうだってよかった。

商店街を抜け、そのまま近所の河原へと勢いよく駆け上がり、なおも里沙は走り続ける。

ジョギング中の男性が目をひんむく。
愛犬と散歩中のおばあちゃんの入れ歯が外れる。
サイクリングしていた女性は、自転車毎宙を舞う。

それでも、里沙は止まらない。
雄叫びをあげながら、運悪く里沙の目の前に立ち塞がってしまった人をなぎ倒しながら里沙は河原を駆ける。

「あっ！」


小石に蹴躓いた里沙の体は宙を舞い、そのまま河原を転がり川の方へと転がり落ちていく。
勢いよく転がった里沙は川の中へと落ちた。
深さの無い川だったため、溺れることなく里沙はその場に立ち上がる。


「…ぬぅおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！」


夕日の差し込む川の中で、咆吼を上げ続ける里沙。


（やっぱり、安倍さんは天使…！
あたしのことを気遣って、優しい言葉をかけてくれて、心配してくれて…。
安倍さんのためにも、あたし、頑張らなくっちゃ！）


里沙の心は熱く燃えさかる。
スパイ、上等。
個性の強いヤツらが何だって言うんだ、そんなの関係ねぇ。
一日でも早く任務を完遂して、ダークネスへと戻ってやる。

里沙の咆吼は、通報を受けて駆け付けた警官が声をかけるまでの間続いたのだった。


　　　　　＊　　　　＊　　　　＊


束の間の帰還は、想定外の出来事によって楽しいものから一気に疲れるものへと変わった。

まず、なつみが急用が出来たからといって再び出ていった。
それだけでもブルーだというのに、連日連夜酔っぱらい達に絡まれ、切れられ。
大事にしていた熊二郎のフィギュアは、紺野のどじっ子発動によって無残な姿に変わった。

折角里帰りしたというのに、安らぐどころか憂鬱がより深くなった里沙。

新垣里沙の憂鬱がいつ晴れるのか。


―――少なくとも、近い未来でないことだけは確かであった。

>>509-521
保全代わりにやったギャグのキレが悪いのはただいまリハビリ中だからということでご容赦下さい
以下おまけ

次回予告

束の間の帰還が終わり、悲しみにくれる里沙。
そんな里沙を励ますために、リゾナンター達は奔走する。


「いや、あたし、ちょー元気だから、だから、マジでやめて！」


繰り出されるのは、『親切』と書いて『迷惑』と呼ぶべき行為の数々。
その上、ダークネス幹部達も一般人を装ってリゾナントに現れたからさあ大変。

スパイの憂鬱第11話くらい『狂乱のリゾナント』

※予告と内容が多々異なることがあります、ご注意ください。

>>522
ガキさぁぁぁ～ん！！！乙ですww

>>522
乙でした！
コンコンから思いっきり加入当初のにほひがしますww
ミキティも何教えてるんだよw
いやぁ面白かったです

乙です！面白いよー！ガ、ガキしゃんドンマイw

マルシェ好きとしては満足の内容でした
しかし２駅分の移動に空間操作を使うとは無駄に豪勢ですな

>>494
戦闘後に肉まんを半分こというのが何とも言えない面白みを出していますね
そしてラストの２行がほんといいですねえ
読み手に問いかけているともとれるところが素敵です
ついつい｢何て言い表したらええんやろうなあ｣と一緒になって考えてしまいました

>>501
感情のない情報の羅列に逆に悲しい感情を感じさせられますね
巧いなあと思いました
でもラスト１レスで一気に和んでしまって…それも巧いなとw
ダークネスの裏側は魅力的ですよね

前スレ
>>865-873 『復讐と帰還（２）　目覚め』を「ダークネス」　後半はMM。だけどどりあえず
>>890-895 「ダークネス」
>>911 「かなしみ戦隊SS」　[SSB-38]：かなしみ戦隊SS B面 38枚目　って付け方です
>>945 「かなしみ戦隊SS」

現スレ
>>408 「かなしみ戦隊SS」
>>458 「かなしみ戦隊SS」
>>474-477 「番外編」
>>481 「イラスト館」
>>491-493 「8期」　リンリンいないけどね…
>>496-500 「ダークネス」
>>509-521 『スパイの憂鬱第10話くらい－里帰りした結果がこれだよ－』を「番外編」

※なんか更新された気配が感じられない場合はリロードすべし！
※まだ更新忘れてる部分があったら教えてくださいorz


最近忙しいわけでもないですが作品も超斜め読みくらいで頭入ってないので
まとめも機械的にやってる感じなので分類間違いあったらご指摘くだされ

まとめ乙です
少しテンション下がってますか？ｗ
でもいつも助かってます
もうすぐスレ一周年ですし今後ともなにとぞ…

イントロダクション
http://www.youtube.com/watch?v=srvVoDEse2g

ちょっと早いけど一周年おめ

>>530
カッコイイ！！！
テンション上がった！何かまた書きたくなりました！
職人さんグッジョブ！最後の♪ワンフレーズが胸に突き刺さりましたw

ドクン、ドクン、ドクン
高鳴る鼓動が愛佳にも伝わってくる

愛佳“にも”って？
今日は私の友達のめっちゃ大事な場面に付き添うてあげてるんです
友達っていうても、久住さんでも他のリゾナンターのメンバーでもなく、学校での友達なんです
リゾナンターになって自分に自信が持てたことで、愛佳も愛佳の周りも雰囲気が変わってきて、今は友達がいっぱいいてます

その中でよく図書館で一緒に勉強しよる子がおるんやけど、先月のある日、何かその子の様子が変やったんです
勉強になかなか集中できへんみたいやったんですけど、何かあったんか聞いてみても言葉を濁すんです
それで次の日、登校中にいつもみたいに声は掛けんと、少し後ろからそっとついてってみたんです

あるところで、近くの別の高校に通うてる男の人達が歩いてくるのが見えてきて
そしたらその子が段々と耳まで赤くなってきてて
男の人達とすれ違って振り向いたその顔はもう真っ赤っか
な～んや、そういう事やったんかぁ。

愛佳がいてるのに気付いたその子は、恥ずかしそうに小走りで学校へ向かって行きました
教室でようやく話を聞き出してみると、やっぱり“恋”をしちゃいましたかぁ～
大きなスポーツバッグをいつも持ってる人なんやって。そっかあの人かぁ。確かに愛佳もほれぼれするくらいかっこいい人やった

その日からは、もう直前に迫っていたバレンタインに向けて突貫工事の告白計画を進めたんです
リゾナントでガレットを作っているこの腕を生かして、愛を込めたチョコ作りをサポート。


で、肝心のバレンタイン当日はどうやったかっていうと、
あの人にダッシュでチョコを渡して、逃げるようにまたダッシュで戻ってきました。やっぱりまた真っ赤な顔で。

「来月お返事待ってます！！！」

その時、そう言うたんやって。

来月。即ち3月14日。所謂ホワイトデー。
恋の背中を押してあげた以上は、愛佳にも恋の･末を見届ける義務があります

それで今日の放課後、あの人がこの道を通るのをこうして一緒に待ってるんです
あぁ、なんだか愛佳も緊張してきたぁ～

やがて、あの人が何人か連れでこっちに歩いてくるのが見えました
ﾄﾞｸﾝ、ﾄﾞｸﾝ、ﾄﾞｸﾝ
鼓動も一層速くなっているのが感じ取れます

近づいてくるにつれて、会話が聞こえてきました
連れのお一人があの人に質問をしていました

「A子とB子と二股かけてんだって？」
「ひとりおまえにやろうか？付き合える女なんかくさるほどいるぜ」

その時、すれ違ったおばあさんに大きなスポーツバッグがぶつかって、おばあさんが転んでしもうたんです
愛佳たちは駆け寄って、友達が体をおこしてあげて、私は落とした巾着袋を渡してあげました

その次の瞬間――

バシィッ

乾いた音が辺りに鳴り響きました

「お年寄りは大切にしな」

友達がそう言ってるそばでは、あの人が顔を押さえてうずくまっていました
愛佳も周りの人達も呆気にとられている中、友達は愛佳の手を引いて駅に向かって歩き出しました

駅に着いてその子を見ると、涙がとめどなく溢れていて
ごめんね、ごめんね、せっかくここまで手伝ってくれたのにって、泣きながら愛佳に謝ってきました
なんだか私も泣けてきてしもうて、愛佳に謝ることないよ、今回は縁がなかったんだよって泣きながらなぐさめていました

そうや、明日の日曜、二人で遊びに行こう。教えてあげたい喫茶店があるんや

遠くない未来、リゾナントにその子が幸せそうにまだ見たこと無い男の人と二人でやってくるのが見えました
その子が嬉しそうに後ろをチョロチョロしてる。そして二人は寄り添い、手と手をつなぎ、輝いてる。

>>532ｰ534
初作品です
ホワイトデーに間に合わせるつもりがちょっと遅かったorz
おわかりの通り、みっつぃーソロ曲『私の魅力に～』からヒントを得て書きました
プラチナ9DISC発売に向けて、他の曲にも因んだものを書いていきたいと思ってます、なんてｗ

>>530
カッコいいですねーそして何ともリゾスレ愛に満ちていますね
とても素敵でした！
BGMどっかで聞いたことがある気がするんだけど思い出せない・・・

>>535
みっつぃの一人称で語られる素敵なお話で自分の中の甘酸っぱいものがこみ上げてきました
初作品ですか・・・上手いっすねえ
次の作品も楽しみに待ってます！

>>530
おお！「リゾナンター」ＬＩＶＥ！！　…のイントロダクションですね！？ｗ
なんともｗｋｔｋですねｗ

ラストのまとめサイトも、何かこのスレが大きなプロジェクトになってきた感がありますねｗ

>>535
喫茶「リゾナント」へようこそ！　…おや、募集していた調理師の方でしたか。

おお、美味いですね！　普通の料理に見せかけておきながら、ちゃんと喫茶「リゾナント」の
ポリシーである「超能力スパイス」も欠かさないとは・・・

他の料理も食べてみたくなりました　今後ともよろしく頼みますよ！

>>535
なるほど初々しいですなー
新たに｢参戦｣しようとするその意気がきっとこのスレを支えてゆくはずです

>>535
みっつぃーソロ曲『私の魅力に～』がヒントでしたか！
凄くカワイイくて素敵な作品ですね！

ラストの予知の表現が良いですね！
現在進行形で終わってる所が未来を感じさせました

>>530
これを製作しておられたのですねご苦労様です
BGMはリゾナントLIVEのよりも勇壮な感じですね
ラスト30秒辺りからニヤリとさせられました
映像作品はやっぱり感性が物を言うみたいですね

>>535
自分の初投稿の作品と比べると何と完成度の高いｗ
見事にリゾナントブルーの世界観を捉えますよね

＞プラチナ9DISC発売に向けて、他の曲にも因んだもの

楽しみです出来れば グルグルJUMP とか

次作はもっとリゾナンターらしくして欲しいな

>>535
曲をヒントにってところがお洒落でいいなぁ、と思いました。
〆の余韻も良いと思います。

>>535
この雰囲気好きです・・・何だろう・・・凄く気に入ってしまいました！
新しい風に吹かれてようで心地よかったです

今日は弱虫シチューを読みながら寝ます

人間は、意味を見つけて初めて居場所を見つける。
それがどんなモノであれ、自身の存在を示すことが出来る所。
生きたいと想える。
誰かを想える。
その感覚が薄れつつあった幼少時代。
自身のみを愛し、信じ、生きてきた自分自身。

振りかざすそれは凶器と狂気を入れ混じらせ。
赤く染まった世界と血塗られた現実のみを知らしめて来た。
砂ちり舞う砂辺に陣取る赤。
だが見上げた世界は、赤とは対照的な青があった。

見上げることの無かった空。
真っ直ぐにしか見なかった少女は、ただただ見上げていた。
悲しみを帯びる赤とは違い、世界の美しさに垣間見た瞬間。

　―――居場所と意味が欲しかった少女は、初めて泣く事を知った。

李純、ジュンジュンは背中に感じる悪寒の意味を悟った。
自身の中に宿る獣の本能が危険を感じて居る。
今までに感じたことの無い殺意の塊。

　「―――来ル」

隣で歩いていた銭淋、リンリンが呟いた刹那、それはすぐ眼前に居た。
瞬間、ジュンジュンは疾走したかと思うと、半獣化した腕を振り下ろす。
鋭く、凶々しく増長した爪はだが、その対象を掠める事無く回避される。

ジュンジュンが体勢を整えようとした時、襲撃者は持っていた棒の
先端を持ち、引き抜いたと同時に現れたのは白々とした刃。
緩く湾曲している其れは、紛れも無く大業物の刀だ。

　「ジュンジュン！」

背後から聞こえたリンリンの声に反応するように準備しておいた突きを放った。
だがそれも軽やかに避けられてしまう。
追撃するものの、追撃者は円弧を描くようにジュンジュンの変貌した爪を回避する。
追撃者の刃が放たれ、爪で防御。金属音の様な高音が世界に響く。

再び攻勢に出たジュンジュンの爪を、追撃者は柔らかく受ける。
左手が跳ね、手首辺りを狙い腕を叩き落した。
一瞬の隙。
追撃者の刃が無防備な空間へと進み、首筋に迫る鋭利な刃が頚動脈を引き裂く。

寸前、真横から現れたリンリンによって抜かれた短刀が防いだ。
赤い火花が咲き、新緑を浮かべる手で反撃するが、追撃者はこれを後退して回避。
ジュンジュンは体勢を整えると、追撃に備えて構える。

　「助カタヨ、リンリン」
　「あのヒト、何かヘンじゃなイ？ナンカ、人間じゃナイ」
　「気配は人間だけド…まるで…」

　　高橋サンと似てイル。

ジュンジュンが呟いた其れが意味するのは、"追撃者"が繰り出すモノだ。
『リゾナンター』のリーダー、高橋愛は精神感応(ﾘｰﾃﾞｨﾝｸﾞ)を行う事で相手が
推測する次の思考を読み取ることで攻防を可能にする。
人間の体が活動するのは全て脳で考えるからだ。

対して"追撃者"もまた、まるでこちらの手を読んでいるかの様に攻撃をしている。
ただの異能力者であるなら然程てこずる様な事ではないのだが、眼前に居る存在は奇妙だった。

　「リンリンは後方カラ援護して、私がヤル」

"追撃者"がどんなチカラを行使するのか分からない以上、二人での交戦は危険だと判断する。

ジュンジュンは全身の細胞配列を調整し、体組織に微細な特殊回路を形成する。
限界まで強化した腕は白黒で覆われ、獲物を狩る為の爪は獰猛に光る。
最高の機動性と最高の近接戦闘能力を併せ持つ獣の本能が咆哮した。

瞬間、ゾクリと背筋が震えた。
眼前に居る"追撃者"が微笑んだのだ。
まるで殺戮を楽しみ、血を啜り、慟哭に耳を済ませる悪鬼を思わせる其れ。
だがどこか儚げで、何かに耐えるように浮かべる其れ。

だがジュンジュンは突きを放ち、"追撃者"の頬を掠めた。
早く重い突きの連射砲となった連撃に防戦一方となり、耐え切れず態勢を崩す。
ジュンジュンの突きからの薙ぎ払いを受けたのは地面のコンクリート。

裂帛の気合と共に放たれる正面からの白刃。
半身となったジュンジュンの肩口を掠めた。さらに翻る刃を爪で受け止める。
片手は貫き手となって前に突き出された。
両目を狙われた指先を回転して逃れる。

"追撃者"は再び距離を詰めた。
ジュンジュンに飛燕の速度で追いすがり、蛇のような息吹と共に刃を放つ。
突きからの斬撃が利き手を狙ってくる。
瞬間、刀身に浮かんだ歪に気付き、"追撃者"は刃を反転させて回避。

念動力(ｻｲｺｷﾈｼｽ)
いかなる既知の物理的エネルギーや媒介物を用いずに物質に影響を与えるチカラは
後方で二人を見つめるリンリンから放たれたモノ。
"追撃者"は一瞬、彼女の方へと視線を向けたが、ジュンジュンの追撃へと専念する。

両者の間に散るのは火花と金属音の様に高音の多重奏。
"追撃者"の攻めは嵐の激しさと、機械の精緻さの其れ。

リンリンは考える。あの"追撃者"は紛れも無くダークネスの者。
だが普通の異能力者とは別格。
つい数日前に現れた『R』と名乗る女性にも似た雰囲気が在った。

粛清者。ダークネスの離反者、抵抗組織の処罰、殲滅を補う者。
『R』は言った。自身が光の粒子に呑まれる直前、微笑んだ表情はどこか儚げで。

　"これで…私は解放される"

その言葉が頭からこびり付いて離れなかった。
だから考えた。その意味を。そして、理解する。

チカラは自身の望みの為に使うモノ。
だからこそ、自らを利にすることの無い行為には疑問を抱く。
『銭淋』もまた、そのチカラ故に囲いの中で生きてきた人間だ。そして『李純』も。

利用される存在の気持ちは誰よりも分かる。
死は死の連鎖を結び、また殺しは殺しの連鎖を生む。

　粛清者もまた、意味の中で居場所を見つけようと必死なのかもしれない。
　己の信念と己の存在を賭けて、自分の中に宿る孤独と戦う為に。

だがリンリンは想う。自分が守るためのチカラもまた、その戦いの為にあると。
前方で咆哮が聞こえ、リンリンは意識を戻した。
ジュンジュンは肉体的に影響を与えるチカラの為、長時間もその変身を維持する事は出来ない。
薬物投与や特殊な手術を施していない人間の体でも限界が在るのだから。
所々に激痛を催しているのにも関わらず、彼女は最期の攻撃を放った。

"追撃者"もまた、最期の攻撃を放つ。
通常、剣技ではありえない方向、真下から真上への太刀筋。
ジュンジュンは爪で受け、衝撃を受けきれずに下がるが手で着地した"追撃者"は逆さとなり
逃げる途中のジュンジュンの胸部を掠めた。

血の霧と共に、両者の距離が離れていく。静謐を切り裂く硬質の沈黙。
瞬間、"追撃者"の首筋には朱線が浮かび、爆ぜた。

頚動脈を正確に狙った一閃を受けた其れからは溢れんばかりの血が吹き荒れる。
人間に戻りつつあるジュンジュンの身体にもそれは付着した。
慌ててリンリンは駆け寄り、崩れる彼女を後ろから受け止める。

地面に身体を打ち付け、"追撃者"はそのまま動かなくなった。隣に突き刺さる刀の刃。
首筋から流れる血は止まらず、体がその血液に沈んでいく。
赤く染まった口が、何かを紡いだ。
それがリンリン達に届く前に、命の灯火は消えて行った。　

　＞メインシステムに問題発生。思考修正不能。再起動不能。
　＞問題発生。問題発生。問題発生。問題発生。問題発生。…………
　＞機能停止。機能停止。機能停止。機能停止。機能停止。…………
　……
　……

群青色の雲を赤に染めて沈み行く太陽。
ジュンジュンとリンリンがその場を立ち去った後。
認識阻害を施す捕縛用の『結界』を完全に解いた監視者は、連絡を繋げた。

　『もしもし、ガキさん？』
　「たった今終わったよ。ちなみに脳量子波なんとか装置っていうのは
　回収できないほど壊れてるみたいだけどね」
　『あー良いよ別に。あれは試作品だからデータは取ってあるし。
　それに今、改良版を開発中なんだよね。今度はデバイスに量子を組み込んで…』
　「私、この後これの処理をしなくちゃならないから、コンコンの説明は帰ってから聞くよ」
　『あぁ何だ残念、じゃあ今度スイーツでも用意して待ってるね』

電源を切る。監視者、新垣里沙はゆっくりと息を吐いた。
自分の使命に開放される日々を願うのは、誰しもが同じな事。
自身の願いにチカラが行使できるのなら、どれほど幸せな事だろうか。

見上げた空は闇色に染まろうとしていた。
あの時見た空のように綺麗な青を見るのは、もう出来ないのかもしれない。
それでも、戦い続ける。
自身が生き続けている間、死ぬまでずっと。

　哀しみも感情も無く、ただ浮かぶ月は惨酷なまでに美しかった。

>>545-550
以上です。>>496-500に勝手にリゾナントしました(汗)
しかも勝手に完結してしまったという横暴orz
お目汚し失礼致しました。

>>501>>551皆さん本当に凄いですね…
>>478書いた者ですが私がなんとなく思いついた話をここまで広げてくださるとは…。ただただ脱帽するばかりです。
後、>>478の続編をリクエストしてくれた皆さん有難うございます。
何せ私も初心者ですので皆さんの期待に応えられるような話が作れるかは分かりませんが、また何か閃いたら書いてみたいと思います。
本当に有難うございました。

>>551
「異能力の人」さんですよね？　…違ったらスミマセン
相変わらずの筆の速さに驚きました
以前　[Darkness](21)786 『闇の福音－Angel and satan－』　で
私のレスにリゾナント戴いた時もその速さに驚きましたが…

また、その隙あらば？　リゾナントしてしまおうというリゾスレ魂？にも脱帽ですｗ

>>552
早くもリゾナントされる喜びを知られるとはうらやましい
もはや重度のリゾスレ病発病は決定的かもしれません…　お大事にｗ

>>511
これは良いリゾナントですね

>>551さん

>>501を書いた者です。
速っ！ｗ、こんなに速くリゾナントされて光栄の至りです。
全体に流れるテーマや〆の余韻も美しく、素晴らしいと思います。
読んでいて嬉しくなりました。

>しかも勝手に完結してしまったという横暴orz

仮に私が>>496-500の続きを書いたとしても、リゾナンター側からの視点にはならない構想でした
ので、全く問題ありませんですｗ

「A」に関しては粛清人であることは昔から定義されていますが、キャラクターが固まっている
ミティや「R」と違って今一つ立ち位置が見えない感があり、私の中で考えていた像を描いて
みたかったというのが>>496-500の背景にあります。

異能力者さんなの…？
文体の印象としては◇◇さんかなと思った

>>555
初作品でリゾナントされるなんて羨ましすぐるゥ！
自分なんか長い事スレにいるけど一度もリゾナントされた事ないのにww
でも確かにそそる作品でしたものね
>>555さんバージョンの続きも楽しみに待ってます！！

異能力者さんに決まってるだろ！！　違ったらミティ様に固められてもイイゼ！！

･･･などと振り幅を作っておくw

･･･違ったらｺﾞﾒｿorz

リゾナントランチ

今日のリゾナントのランチメニューは何だろな

ゴルゴンゾーラのリゾットです

普通すぎて逆にこわいw

ならば今日のランチは泣いちゃう鴨南蛮定食だ

>>530
面白い！１０回くらい見ちゃった！

>>551
>哀しみも感情も無く、ただ浮かぶ月は惨酷なまでに美しかった。
ラストカッケェー

リゾナントディナー？

ﾄｩｰｽ!　動画えもんです
みなさん>>530観て下さってありがとうございます

>>537
やっぱタイトル変えた方がいいですかねｗ
最初は「リゾスレCM」にしてたんだけど

今日のリゾディナーはハンバーグのブラックペッパー警部焼とその場面でビビッちゃいけないじゃん鍋です

>>567
乙ﾄｩｰｽ!
超かっこよかったです！また作って下さいませ！
新作のご予定は？

なんでそうやってすぐ新作をせがむ人がいるのかな…

そんなに早く子供は産めないよなｗ

その場面でビビンバ豆板醤鍋

>>551こと異能力の人です。
本編を考えていたら面白いお話があったので
衝動的に書いてしまいました(苦笑)
>>552さんと>>555さん、こちらこそ有難う御座いました。
次回作も楽しみにしてます。

>>570
>>571
すみませんでした・・・
あまりにかっこよかったので・・・
自分はリクエストされると嬉しいほうなので・・・
悪気はないんです・・・次長します

>>569-571,574
今までも何度か動画観たいってレスしてる人いたね。
気にかけてくれるのは嬉しいに決まってる！
前に言ったけど、作りかけたり考えてみたけど没にしてるのもあるよ。
でも目途立ってないのにそれを言うと期待させちゃうから（経験済み）。

このスレにいて「作った」ことのある人の大半は、いつだってネタを
考えてるに違いないと思う。
予告さんだってきっとそうだと思うけども、当面自分でやるしかない
作業ばかりだからねー。

例　UTBオマケDVDのパジャマ娘。にビビっちゃのBGMつけて
　　　明るいエンディングっぽく作りたいなー

↑試しに誰か作ってみませんかｗ

>>575
そのアイデア面白いですね！
明るいエンディングってのが良いね！

自重だよー

課長だなｗ

UTBオマケDVDのパジャマ娘。が気になる

>>575
スルーしろやそれぐらい

？

ホゼナント

期待させちゃうとか言ってみたいものだ

>>583
期待してるよ

＞高度400、目標を補足
＞減速、降下シークエンス
＞攻撃準備の為、光学迷彩解除
＞ウェポンベイ、OPEN

その漆黒の鳥は都内某区の上空に突然姿を現した
形状、素材、動力のステルス性に加え、光学迷彩で完全に姿を隠せるダークネスの最新兵器

『ジェットストライカー』

黒鳥は翼を広げ、眼下の獲物に向かって猛然と降下し始めた。

＞目標をモニター。集音マイクON

「リン！」

李純の声で振り向いた銭淋が見たものは、飛来する黒鳥の姿。

「アレは・・・」
「コッチに向かって来ル」

黒鳥は銭淋達まで150ｍ余りの距離で急停止し、ホバリングを始める。

「ヤハリ、ドウ見てもコチラをターゲッティングしているナ。奴ラか。」
「マサカ、ココで仕掛ける気カ！？」

突如ビルの谷間に飛来した小型戦闘機
行き交う人々の中にもその姿に気付き、ざわめいたり、指を指す者も居る。

＞目標に照準セット＞OK

「『念』デ落トスカ？」
「この距離デハ無理ダ・・・来るぞ！」
「汚イ奴らメ！！！」
「ドコまでヤれるかワカラナイガ、罪モナイ人達ヲ巻き添えニハシナイ！」
「了解！」

＞目標、念動フィールドを展開

李純と銭淋の共鳴した念動力で、円を描くように遠くへ周囲の人々が吹き飛ばされていく

＞全弾発射準備＞OK
＞Fire！

フォン！という音と共に黒鳥から発射される数発の小型ミサイル
たちまち爆風に包まれる李純と銭淋
一瞬固まり、悲鳴と共に逃げ惑う人々
続けて掃射されるガトリングガン
念動力に次々弾かれる弾丸が、周囲のアスファルトに穴を開ける

「クッ・・・キツいナ・・・」
「もう少シダ！あの機体の大きさデハそう弾数ハナイ筈ダ！」

銭淋の推測通り、カラカラと回り弾を吐き出さなくなるガトリングガン

＞全弾発射終了。残弾ゼロ
＞目標、生存
＞攻撃の効果算出中・・・
＞念動エネルギー、初期展開時の30%まで減少

「終ワッタ・・・」
「行クゾ淋！アノ蚊トンボを落としてヤル！」

黒鳥に向かって駆け出そうとする李純

＞白兵戦に移行
＞System「A」射出

「待テ純！マタ何か出スようダゾ！」

上空でホバリングを続ける黒鳥のハッチが開き、中から黒い塊が射出される。

「アレは・・・人！？」

射出されたのは丸まった体勢の人間。人影は空中で一回転すると手足を伸ばし
ズン、という音と共に李純達の目の前に着地する。

「コイツ・・・」
「アノ高さカラ降りテ平気ナノカ・・・」

＞着地時の衝撃による損傷＞ナシ
＞攻撃、再開

以前に戦った『粛清人』と同じ黒革の服を纏った女は着地の際に地面のアスファルトに
めりこんだ足を引き抜き、ゆっくりと李純達に向かって歩き始めた。

（続く）

>>585－588

以上、>>500からの続きでした
何かまたイントロで終わってしまった感が・・・
続きはまた明日。

アンカーの付け方は>>-ですよー
自分もこのスレの人に教えて貰ったんですけどねｗ

>>589
面白い
異能力の人が書いた>>545-550とはまた違う味わいがあって面白い
元々>>552の人が書いたＲの敗北から異なった物語が分岐してきたわけで
まだまだこのスレには力が秘められているのだと改めて思った
あなたの書く続きも待ってます

ﾉﾘo´ｩ｀ﾘ<近未来兵器～♪こはるもやる～♪

ここは都内の某テレビ局。その一室に、久住・ジュンジュン・リンリンの3人がいた。
アイドルである久住がこの場にいるのは何ら不思議は無いが、あとの２人は何故ここにいるのかと言うと

数日前の喫茶リゾナントでの事。
道重がテレビ観覧に応募して、ペア一組の当選ハガキが来たのは良かったけれど、その観覧日はちょうどレポートの発表があり、一緒に行こうと思っていた亀井も定期検診の日だという
その時来ていたジュンジュンとリンリンが、住み込みの中華料理店が丁度定休日だという事で、観覧ハガキが２人に譲られた。

２人が観覧するモノマネ特番の収録が半ばを過ぎた頃、太めの若手女芸人が月島きらりのモノマネで登場。その完コピぶりにリンリンは大ウケ、ジュンジュンはポカーン
するとなんと月島きらり本人が、スタジオに登場！女芸人も観覧客もビックリ！そしてきらり…否、久住もまさかのビックリ。何しろ、見慣れた顔が２人も客席にいるのだから

収録終了後、２人を自分の楽屋に招き入れる久住。なかなか見る事の無い、きらりとしての久住のリラックスして楽しそうな様子に、スタッフは少し驚いているようだった

「ビックリしたよぉ～、小春が出ていったら真っ正面に２人がいるんだもん」
「リンリンもビックリしたデス。久住サンの真似シテたモノマネ豚野郎もバッチリ踊っててビックリしたデス」
「可奈子さんを豚野郎とか言わなーい！誰に教わったのそんな言葉！てゆうかジュンジュン何勝手に食べてるの～！？」
「テレビ局はタダで色んなモノが食べれるノダロ？モグモグ」
「あーん、楽しみに取っておいたパンケーキだったのに～！もうジュンジュンのバナナもらっちゃうから」
「何スル久住！人のカバンを勝手二！モグモグ」

―――！！！
その時感じた闇の気配。一瞬で真顔になった3人は、その場から立ち上がる

「マネージャーさぁん、せっかくなんで局内を２人に案内してあげてきて良いですかぁ？」

笑顔の久住の問いに、あまり遅くならないでね、と答える女性マネージャー
3人は小走りで、闇の気配のする方へ向かっていった

無人の大きなスタジオ。あれから数分後、3人はここに立っていた
隣のスタジオからはクイズ番組収録の喧騒が僅かに聞こえてくるが、3人は渦巻くダークネスの気配に神経を集中させている。

「キャハハハハ！」

突如、イラっとくるような高い笑い声が響いた
声の元に3人が目を向けると、そこには背の小さい女が１人。

「誰ダお前ハ」

身構える3人。

「おいらの復活記念に、テレビに出てあなた達に教えてあげようと思ったんだけどさ、そこのあなたの変わり果てた姿と一緒に、ね。キャハハハハ」

女は久住を指差してそう言った。
ジュンジュンとリンリンは久住を守るように一歩前に出る

「でも3人もいたなんてすごーい！手間が省けて助かっちゃった。キャハハハハ」

女が指を鳴らすと、白い特攻服を着た6人の男たちが現れた

「遠慮しないでやっちゃって」

そう言われた男たちは、まるで武器を持っているかのように空を掴む
それを見た3人は疑問の表情を浮かべた、その瞬間――

空のはずの男たちの手元から、3人に向かって銃弾が浴びせられる。間一髪でそれを避けるジュンジュンとリンリン。
しかし久住は左脚から少し血が滲んでしまっていた

「すごーい！ねぇそう思わない？この人達エアバスターって言うの！イメージした武器から実際の攻撃が出来ちゃうんだから！キャハハハハ」

男たちは今度は刀剣を持つように空を掴むと、3人に向かって駆け出してきた
傍らに転がっていた鉄パイプをとっさに掴み、攻撃を受け止める3人。
金属が削れあう音が鳴り響く攻防の中、3人は違和感を感じていた

―――能力が使えない！？―――

「あっ、もしかして気付いちゃった？能力が使えないって事に。キャハハハハ、おいらの能力は、他人の能力の阻害なんだよ」

一気に表情が曇る3人。特に久住は、顔面蒼白だった。
ジュンジュンとリンリンにはまだ身体能力が備わっているけど、自分は能力が使えないと普通の女の子と何ら変わらない…
そう思っている間にも、エアバスターの攻撃は続いてくる

「久住、危ナイ！」

久住が攻撃をかわしきれないのを見たジュンジュンは、自分への攻撃をすり抜け、久住に攻撃を加えているエアバスターを突き飛ばそうとする。
だが次の瞬間、宙を舞っていたのはジュンジュンの方だった。ジュンジュンはスタジオの隣の倉庫への扉を突き破り、ドサッという音と共に土煙が舞う

ジュンジュンが起き上がってこない。姿を現さない。
久住とリンリンの表情は、絶望の色が濃くなっている

「あの娘はダウンしちゃったみたいねー、キャハハハハ！あなた達から先に楽にしてあげる」

エアバスターは再び銃を構えるように空を掴んだ、その時――

響き渡る獣の吼える声。
その瞬間、倉庫から白黒の獣が飛び出してきた。

「どうして…？能力は封じているはずなのに！」

そう言い終わるかどうかのうちに、背の小さい女はパンダの体当たりを受け、突き飛ばされていた

その様子を見た久住とリンリンは、自分の能力が使えるようになったのを確認。

「リンリン、行っくよぉー！」
「反撃開始デスネ！」

ジュンジュンが飛び出した事で散らばった倉庫の中の物のなかから、きらりちゃんグッズのスターライトタンバリンを６つ手にしたリンリン。

「ふ・アイヤー！」

炎を上げたタンバリンを、輪投げの要領でエアバスターの手元へ投げるリンリン。
その瞬間、エアバスターの手元で爆発が起きた

「エアバスターなんて真ッ赤ナ嘘。特殊な鏡を武器にコーティングしてイタだけデス。中国デ、似たヨウなマジック見た事アリマス！」

得意気なリンリンに、久住も続く

「ウチらの魅力、何かお解り？」

エアバスターに落ちる6筋の赤い雷。後には焼け焦げた地面だけが残った

「ちょっとシビれさせ過ぎちゃった☆カナ」

パンダ化したジュンジュンに駆け寄る２人。だが、そこにいたのは―――

http://li-chun.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/src/up0795.jpg

「えええええええええ！？着ぐるみいいいい！？」
「そうダ。ジュンジュンの落ちた倉庫にアッタ。コレ着て獣化能力出来る見せカケテあの女動揺サセタラ、２人能力使えるナッタ」

突き飛ばされて崩れたセットの瓦礫の中から、女が這い出して来る。

「時には間違える事だってあんだよ、クッソー！！！」

捨て台詞を吐いて煙幕を張ると、小さい女は姿を消していた

「久住サン、服ボロボロだヨ」
「あーん、これ次の番組の衣装だったのに～。買い取らなくちゃあ…」
「久住、コレモ買い取れ」
「着ぐるみはちゃんと戻してきてよ！それにリンリンもきらりちゃんグッズ燃やすなんてヒドいよぉ～」
「違いマスヨ、あのタンバリン無かったら勝てナイデシタヨ。久住サンのおかげデ勝ったデス」
「えっ、そ、そっかなぁ～。エヘヘ」

ウチらはさらに日本全国ゲンキの花咲かすんだ。
ねぇねぇ、ほら！胸張って行きましょ！

>>593-599
調子に乗って『グルグルJUMP』でも書いてしまいました
本文との絡ませ方が少し強引だったような気もしますがｗ
展開を思い付くたびに仕事場の物陰でニヤニヤしていた俺キモいｗ

>>600
面白かったです！
ジュンリンとクスミさんのトリオがめっちゃ好きになりました！

>>589
面白い！続きが超楽しみです！

>>589
明日になるのがとても待ち切れませんね…続き早く読みたいです
>>600
こちらの話もとても面白い！どんどん調子にのって書いてください。なんならアルバム全曲制覇するくらいの勢いでｗ

おぉ！沢山作品が来ているね！嬉しいなぁ

>>600
読んでいて元気をもらいました
ジュン子かわいい！

wikiおもしろいなー
作品だけじゃなく レスをも網羅してのいい意味での悪ふざっけぷりが最高w

wikiの『ぬぅん』の項目が面白すぎてﾘｿﾞﾅﾝﾁｬ気管にinした
どうしてくれるw

お好み焼き丼を発明したよー


喫茶ダークネス

発明と言う所に何か罠を感じるんだ僕ちんは・・・

>>607
マスター、BLACKCOFFEE１つ・・・実験抜きで。

>>609
川o･-･）＜(意識が)ブラック(アウトする)コーヒーお待たせしましたぁ

>>600
内容もさることながら前回ついたレス(>>540>>541)に見事に対応しているところがまたすごいですね
序盤からの設定もサラリと見事に入っていますがスレにはいつ頃から？

お好み焼き丼ってミ○モニ。だなｗ

―強い絆
―共鳴スル蒼達
―貴女は一人やないと
―ミナが側にイル
―話したくないなら
―話さなくて良いの
―せやけど
―いつか心の中を話してくれる日を待ってるからね…愛ちゃん
　
リゾナンター to i914

我、ダークネス風悶絶焼きが食べたく思ふ。

あのＪＪの画像に惚れました使わせてください・・

次回予告
ttp://toromoni.ddo.jp/up/files/data/33/toro33353.jpg
　　　教室にメンバー達が集まる 今日はよろしくリゾナンター!略して
　　　　　　『よろリゾ！』の収録日だ 今回の先生役は高橋愛
ttp://aigokoro.com/ribbon/kishi/sapphire_219.jpg
　「えー今週は超能力について勉強します １日目の授業は能力の暴走です」
　「それでは分かりやすい様に いきなり例を見せます・・ジュンジュン！」
　そう言えば１日目に〝ワタシが先生やるダ！旨いバナナの授業するダ！〟
　とワガママを言って愛やスタッフを困らせていたジュンジュンが居ない

　　　　　　　　愛が勢い良く扉を開ける！そこには・・・
ttp://li-chun.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/src/up0795.jpg
　　　顔だけが人間の半獣化した哀れなジュンジュンが立っていた

　　　　　　　　　　　　・・・静まり返る教室・・・
誰もジュンジュンと目を合わそうとはしない・・いや合わせるな！殺られる！！
ttp://toromoni.ddo.jp/up/files/data/36/toro36253.jpg
　　　　　　「先生！なぜジュンジュンはこうなったと？」
　　　　 と勇気を振り絞り手を上げて質問するれいなに先生は
ttp://aigokoro.com/ribbon/kishi/sapphire_219.jpg
「なーに 旨いバナナバナナとワガママを言う彼女に バナナへ増幅のチカラを
　ありったけ注いだ物を食べさせただけです さぞ美味しかった事でしょう」
　　　「それでは明日の授業の為にリンリンさん来てもらえますか？」
　　　　　　　　　　　　瞬時にリンリンに鳥肌が・・・
　　　　　そして新人アイドル真野ちゃんが恒例のマノポイント


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS「ワガママ」

ttp://faust.sytes.net/photo/mmtw1326.jpg
　　　　　　　　　「私 普通の人間で良かったですｗ」

サボティさんすいません まとめサイト収録時に
「えー今週は超能力について勉強します １日目の授業は能力の暴走です」
を
「えー今週は超能力について勉強します ２日目の授業は能力の暴走です」
に直して頂きたいのですがよろしくお願いします すいません

>>617
ジュンジュン！良いキャラしてんなぁ～！ワロタw

うーむ　ぬうんっ！　のマユゲがズレたのは痛恨のミス･･･　と思っていたが
Wikiを見ると意外とおいしかったかも？　と思い始めたw

>>616
先生！　愛ちゃん先生がすでに暴走気味なのはつっこんじゃいかんと？

>>620
川*’ー’) ＜れいなクン放課後残るように...

よろリゾ面白そう

>>617
本スレだけだと見落とすので催促スレにageで書いてもらえると助かります

>>623
了解です！いつも有り難うございますm(__)m

川=´┴｀)<『よろﾘｿﾞ!』のとこで吹いてしもうた～♪電車の中でしたよ恥ずかしいなも～ww

よろリゾ』って三回連続で言ってみて
よだれが垂れそうになるから
>>623
ＯＫです！

>>616
新垣さんの能力が暴走したようです…
　 　 _, ,_
ﾉ|c| ・ｅ・)＜さあ叫べ！　マインドコントロールされたしもべたちよ！

川= ゜┴゜）＜ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！
ﾉﾘo ゜ｩ゜ﾘ ＜ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！
ﾉﾉ* ゜ｰ゜)＜ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！
　　 _, ,_
ﾉlc| ・ｅ・)＜見てるあんたたちも一緒に叫ぶのよ！

ｸﾙッ _, ,_
　　（ ・e・ ）9m ＜さあ！！

ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼﾅｯﾁﾊﾃﾝｼﾅｯﾁﾊﾃﾝｼﾅｯﾁﾊﾃﾝｼﾅｯﾁﾊﾃﾝｼﾅｯﾁﾊﾃﾝｼﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ...

はっ！

ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ
ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ
ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼﾆｷﾏｯﾃﾙ

ﾉ|c| ・ｅ・)＜安倍さんは天使、これ、天地開闢以来変わらない事実

　 　 _, ,_
ﾉ|c| ・ｅ・)＜ミティは悪役が似合う、これ、万人が認める事実
川＇v＇）＜…凍りたいの、もう春だっていうのに…？

川 ゜v ゜） ＜ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！

　 　 _, ,_
ﾉ|c| ・ｅ・)＜よし

川＇v＇）＜はっ！私を洗脳するとは！凍っておしまい！　

　 _, ,_
ﾉ|c| ・ｅ・)＜ぬうんっ！


川 ゜v ゜） ＜ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！ ﾅｯﾁﾊﾃﾝｼ！

ガキさんつえぇw
ぬぅん出されたら誰も勝てないなw

>>632
眉毛は置いてゆく感じで、、そう自然に手は添えるだけ、、、行くよ

　　　　　　　　　　　 『ぬぬぬぬぅぅぅんん！』

从*･ ｡.･)＜ガキさんの強さがハンパないの…

从*･ ｡.･)＜さゆも・・・能力を暴走させてみるの！


从*･｀ ∀.´･)＜ドーン！！ガハハハハハ！！


…って…　从 * ･ ｡.･ )＜間違って食欲を暴走させたの…

＞目標A、獣化
＞目標B、念動エネルギーで加速
＞近接戦闘モード

李純、大熊猫型の半獣に変身した女の方。
凄ましいパワーだがその動きは私から見ればスローモーションだ
攻撃パターンも力任せの単調そのもの・・・獣化時は獣の本能が優っている
のだろうからそれは仕方のないことだろう
身体を薙ごうとする爪の一撃一撃を私は余裕で回避していく

対して小柄な女、銭淋の方は念動力を身体の制御と加速に利用して
トリッキーな動きと驚異的な攻撃スピードを見せる。
李純の攻撃の合間を縫って繰り出される打撃は、確実に私の身体を捉えてくるが
その一撃一撃は弱々しく、私のナノスキン装甲にダメージを与えるには至らない

＞超震動ブレード、起動

私の手刀に纏った超震動が、大熊猫の巨大な爪を粉々に崩壊させながら斬り飛ばす
そして、繰り出した回し蹴りが獣の側頭部を捉える。

「グオォォォオオオオー！」
「純！」

悲痛な叫びを上げ、地面に倒れる獣

＞目標Bから、高熱源反応

驚異的なスピードで懐に飛び込んでくる銭淋
予測の範囲の攻撃・・・銭淋のもう一つの能力、緑炎

「終わりダ！」

私の身体を掴み、掌からパイロキネシスを発動させる
一瞬にして、緑色の炎が私の身体を包み込む

＞ナノスキン装甲、燃焼

「やったカ・・・恐ろしい奴ダッタ」

燃え上がる私の身体・・・だがまだ終わりではない

＞冷却システム、急速起動
＞ダメージは表層のみ、軽微
＞ナノスキン、順次再生

「何ッ！」
「コイツ、死んでナイぞ・・・再生シテル！」

獣から人の姿に戻った李純は倒れたままだ
先程の蹴りで能力の発動野にダメージを与えた
もう戦闘力はないと見てよいだろう
鎮火しかけた身体で繰り出した突きは、銭淋の頬を掠めた
再び懐に入られた。なんと迷いのない勇敢な戦士だ

＞システムに問題発生。敵対者の肯定
＞思考修正
＞目標Bから、再び高熱源反応

「ナラバ、炭になるマデ焼き尽くすノミ！」
「ヨセ淋！お前の身体ガ保たないゾ！」

再び、私の懐でパイロキネシスを発動させる銭淋
抱き付いて私の身体に密着し、能力を発動させ続ける

＞目標Bから念動エネルギー検出

念動力で私の動きを封じている？
異なる能力の同時発動・・・スペック以上の力だ
表層の燃焼は止められそうにない
内部機構だけでも冷却し続けなければ

「離サナイ！お前を倒すマデハ！」

銭淋の身体も緑の炎に包まれ、肉の焦げる臭気がし始める

「淋！ヤメロー！」
「純、オマエハ死なせない。それが刃千吏の使命ダ」

なぜだ？なぜ自分の身を犠牲にしてまで私を倒そうとする？
刃千吏？そこに何の意味がある？何の意味が？
なぜスペック以上の力を出しているんだ？
なぜ微笑んでいるんだ？なぜだ？なぜだ？

＞システムに問題発生。
＞思考修正、ミッションの遂行を優先。
＞ミッション「李純、銭淋の捕獲」

そうだ、このミッションは捕獲任務だ。死んで貰っては困る

＞リミッター解除
＞A－MAX、発動
＞System「A」最大パワー

A-MAXの限界活動時間は10秒。10秒あれば十分だ。
最大パワーで念動力の拘束を押し返し、銭淋の両腕を引き?がす

「なっ！」

急激に向上した私のパワーに驚愕する銭淋の鳩尾に拳の一撃

「うぐっ」

＞目標、沈黙
＞A－MAX、ダウン
＞体内温度、危険域まで上昇
＞休息冷却の必要アリ

マズい、A－MAXによる内部温度上昇を計算に入れていなかった
急がねば・・・
近くにあった工事中の水道管を破壊し、私と銭淋にシャワーを浴びせる
私の冷却も兼ね、一石二鳥というやつだ。何とか、火は収まった

李純が口を開けてこちらを見ている

「オ前、淋を助けてくれたノカ？」

助けた？・・・私は銭淋を助けたのか？

＞思考修正
＞ミッションを最優先

ああ、ミッションが優先だ

「ありが・・・」

何か言おうとした李純の首筋に手刀を叩き込む

＞回収班に通信
＞李純、銭淋を無力化。拘束願う

私が人を助けた？・・・私の存在意義と合致していない

＞存在意義：ダークネスの離反者、抵抗組織の処罰、殲滅

助けた、助けた、助ける、助ける、たすける、タスケル・・・

＞システムに異常発生

「i914を止められるのはお前しか居ない・・・やってくれるな、アヤ」
「お父さん、愛ちゃんはお友達だよ？」
「愛ちゃんはね、少しおかしくなってしまったの。アヤが愛ちゃんとみんなを助けるのよ」
「お母

＞システム回復

なんだ今のは・・・まさか私の

＞ミッション終了、思考停止
＞帰還モード

>>636-643

以上です。ミスった・・・

>>641
>休息冷却→急速冷却　です。

朝5時までかかってしまうとは不覚・・・会社なのにｗ

>>644
だが、それをリアルタイムで読んでいる者もいた…w

素晴らしい！！　手法的にも新機軸ですねえ…

「存在感」だけはありながら「物語」がなかった「A」に、新たな深みが出てきそうです！
今後にも大期待です！

作家さんにも興味が出て来ましたw　いつ頃から参加されたとか、好きな作品とか…
機会があったらヨロシクw


从*´ ヮ｀) ＜お仕事がんばるっちゃよ～！

>>644

从‘ 。‘）　＜投稿ミッション終了、思考停止！

从T 。T）　＜…出勤モード…？

>>644
本当に初期の初期から登場しながら キャラクター造形に厚みがなかった｢Ａ｣にもついにスポットが･･･！
これは本当に素晴らしい！

ぼんやりとあった既存の設定をこれ以上ないくらいに生かして なおかつそれを“人物背景”そのものにしている手腕に唸りました。
i914との関係も気になりますし この後他メンバーとどのように交戦するのかも気になりますし 彼女そのものの未来も気になります

戦闘の描写もすごく新鮮でした
他人事のように冷静に場面を俯瞰しながらも ジュンジュンリンリンの意識に触れて思考にバグが生じていく感じが痺れました

ほんとどれ書かれていた作者さんだろう
とりあえず仕事を頑張っていただくとして 機会があれば是非w

（～＾◇＾）＜キャハハハハ～！！　>>644の勤労能力を阻害！！

　 　 _, ,_
ﾉ|c| ・ｅ・)つ″＜ぬぅん！！


（～゜◇ ゜）＜ｵｼｺﾞﾄｶﾞﾝﾊﾞｯﾃｸﾀﾞｻｲ！　ｵｼｺﾞﾄｶﾞﾝﾊﾞｯﾃｸﾀﾞｻｲ！ ｵｼｺﾞﾄｶﾞﾝﾊﾞｯﾃｸﾀﾞｻｲ！

ｸﾙッ
（ ・e・ ）ノ ＜続き楽しみにしてます！！ >>644

　○ノ　ﾎｾﾞﾅﾝﾀｰ参上
　 | >
　八　

>>649○|―＜ ﾅｾﾞｯ!?



　 　 _, ,_
ﾉ|c| ・ｅ・)∩″＜ぬぅん！！

>>650
ちょwガキさんそれホゼナンターだよ！

>>650
あまりにぞんざいな>>649のAA？が気にさわったのか…？w　ガキさんの暴走！？

これは愛ちゃん探偵の推理を待たねばなるまい！！

>>644
そうかさえみを初登場させた作者さんかー
ぬぅんって頑張ったら分かった ぬぅんって

>>644
すごく面白かったです！戦闘シーンは勿論のこと、まだほんの少し残っている人間らしい思考に戸惑うsystem Aの描写がとてもよかった。
捕獲されたジュンリン、i914とsystem Aの関係性…今後の展開がとても気になります。
お仕事も頑張ってください。

ぬぅんの波動に目覚めた里沙
・・・ﾄﾞｸﾝｯ・・・

>>634
スラムダンクかよｗ

次回予告
　　　　　　　　　　ランチタイム終了間際 ゆっくりと開く扉
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18255.jpg
　　　　　　　　　　　　　　　 「いらっしゃ・・・い」
　　　　　　　　そこに立っていたのは以前リゾナンターと死闘？
　　　　　　　　　　 を繰り広げた美勇伝３人の姿であった
　　　　　　　　　　フライパンを持ち身構えるれいなと愛！
　　　　だが良く見ると美勇伝の体は痩せ細り まるで生気が無いではないか
　　　　　『お腹すいた～～・・・』倒れる美勇伝を２人は思わず抱き止める

　話を聞くと新しい組織はろくに食事も取らせず 毎日実験の繰り返しでウンザリ
　　　　　　　意を決して組織から逃亡して来たのだと言う
　 愛はとりあえず弱りきった３人にスタミナをと レバニラ炒めをご馳走する
『べ 別にあんた達に助けてなんて言った訳じゃないんだからね！』と言いつつ
　我先にと取り合う３人に次々料理を運ぶ２人それをまた３人は平らげていく
　　　　れいなは〝ニシシッ〟と笑うと【うええおええ丼】を差し出す
　　　　　　　　またしても取り合い 口に運んでいく美勇伝・・
　　　　　　　　『うまーーー！』とほおばる３人をれいなは
　　　　　　　　　あれっ？言う顔で覗き込むのだった・・・

その後美勇伝は不本意ながら リゾナンターの組織で用心棒や情報収集の活動始める
　　その改造された身体の機能をフルに活用しようと今日も３人は張り切る！


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS「ランチタイム ～レバニラ炒め～」

　　　　あの時 丼をぺロリと平らげた３人を思い出しれいなは呟く
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18254.jpg
　　　　　「味覚が狂うほどの改造 受けてきたんたいね・・・」

>>657　　　

从ヽ＾ ﾛ ＾）（ヽT▽T） 川ヽ´＾｀) ＜ウチラを味覚オンチみたいに言うなあ～！！ 　


川o・-・) ＜…ふむ、私の「実験料理」と似ているのかもしれません…　実に興味深い

>>657
面白かったです！
美勇伝のリゾナンター側に付いての活躍を期待してます！

レバニラ食いたくなった…　
美勇伝も悲惨な役回りが多いが、なんと！仲間になってよかったw

かなしみさんけっこう美勇伝好き？w


（　＾▽＾）＜ おまえも美勇伝にしてやろうか！？
http://blog-imgs-29.fc2.com/r/e/s/resonantwolves/d-ishikawa.jpg

プラチナ９買ってきた～

特典DVDは一瞬まさかイベントVと同じなのかと思ったw

It’s You が好き

>>530 『イントロダクション』を「動画館」
>>532-534 「光井愛佳」
>>545-550 「ジュンリン」
>>585-588 「ジュンリン」
>>593-599 「ナハッキ」（新分類）
>>613 「ミニレス」
>>616 「かなしみ戦隊SS」
>>636-643 「ダークネス」　この辺の分類が難しい
>>657 「かなしみ戦隊SS」

>>644の修正
題名スレ>>113
催促スレ>>32

アク禁スレに書いたんですが、題名スレや催促スレに要望が上がっていて未処理の場合
他のスレは極力ageないようにお願いしますです
今回はアク禁話で盛り上がっててそこに水差した形で申し訳ない
こういうときは代理投稿依頼とか以外はageないでもらえると作業しやすいです

>>664
沙慕凛乙！
了解！

>>664
ｻﾎﾞﾀｿお疲れ様です！

数日前からソフトバンクが全規制されてヤフーユーザーなどみんな全板に書き込めなくなってます
>>1の掲示板でも数人が嘆いてるようにこのスレのホゼナンダーや作者らも規制食らってます
この規制が解ける日の見通しは当分は暗そうです
なので皆さん当分保全よろしくです
いつかまたこのスレにみんなが参加できる日がくるまで・・

>>667
ﾘo´ｩ｀ﾘつ＜小春に任せて！しゅびし･･･
　 　 _, ,_
ﾉ|c| ・ｅ・)つ″＜ぬぅん！！　　　　　　≡　ﾘo´ｩ｀ﾘ＜新垣さんﾅﾝﾃﾞｰ?

保全変わりに>>478
の続編投稿させてもらいます

「あの『Ｒ』が負けるなんてなあ…。」
俺は今、ダークネスの地下一階にある休憩室で１人寂しく飯を食っている。
だが、殆ど何も喉を通らない。今日だけじゃない。ここ2､3日ずっとだ。
そう、同僚のメールで『Ｒ』の敗北を知ったあの日から『Ｒ』の顔が頭から離れてくれない。どういう理由かは自分でもよく分からないが、ポッカリ心に穴が空いてしまったようで、何もする気が起きないのだ。
本当なら休暇を取りたい所だが、有給は全部使っちまったし無断欠勤は当然“処罰”の対象になるだろう。

“処罰”となれば当然“あの部屋”に連行されるのであろうが、その部屋の主であった『Ｒ』はもういない…。『Ｒ』の“愛の鞭”なら喜んで受けたのだろうが、他の奴等からの仕置きなど御免だ。

ダークネスの地下深くには部屋全体がピンク色で彩られた『Ｒ』専用の“お仕置き部屋”が存在する。失態を演じた構成員は、そこで一時間『Ｒ』からの裁きを受ける。
最後まで耐えることが出来れば放免となるのだが、当然『Ｒ』の“愛の鞭”は生易しいものではなく、殆どの者は一時間保たずに絶命、若しくは再起不能に陥る。

…あれは何ヶ月前のことだろう。
「覚悟はできた？お馬鹿な下級兵ちゃん。」
そう、実は俺は『Ｒ』の気を引きたくて、わざと任務を失敗し『Ｒ』の“お仕置き部屋”に招かれたことがある。
普通は自ら命を捨てに行くような愚かな行為はしないもんだが、俺には『神』から細やかな“治癒能力”と一時的に肉体を“鋼鉄化”できる『チカラ』を授けられたのだ。
最後まで生き延びれるかどうかは賭けだったが、何とか俺はその『神のチカラ』のお陰で致命傷を負うことなく最後まで『Ｒ』からの“愛の鞭”に耐えることが出来た。
今思えば、一秒でも長く『Ｒ』と二人だけの空間を満喫したかったという不純な動機が俺を突き動かしていたのかも知れない…。

「へぇ、やるじゃん。私の“愛の鞭”にここまで耐えられた兵士はあんたが初めてよ。」
そう微笑みながら『Ｒ』は部屋を後にした。あんな至近距離で『Ｒ』と接したのはあの日が最初で最後だった。あの美しくて、どこか愁いをおびた彼女の微笑みは今でも俺の目に焼き付いている…。

あ、また俺『Ｒ』のこと考えちまってるじゃねぇか。一体俺はどうしちまったんだ？
まさか俺はそこまで本気で『Ｒ』に惚れ込んでいたというのか？
馬鹿な。俺は『神』であるダークネスの一員なんだぞ？
愛だの恋だの凡人共と同じ様な下らない感情に振り回されてどうする？しっかりしろ！！
後はあのリゾナンターとかいう鬱陶しい蠅共を駆除するだけなんだからな。

『Ｒ』の敗北は確かに予想外だったが、慌てる必要は全くない。
同僚からのメールによると、ダークネス四天王『ＤＤ』の一人『Ａ』にリゾナンター抹殺の指令が下り、すでに出撃した模様だ。
『Ａ』は世にいう“サイボーグ”って奴で、ダークネスの天才科学者『Dr.マルシェ』が造りあげた彼女の自信作だ。
一切の感情はなく、敵を抹殺する為“だけ”に造られた究極の殺人マシーンが相手では、今度こそリゾナンターは一巻終わりだろう。

しかしDr.マルシェって奴もあんな可愛い女の子を殺人マシーンに改造してしまうなんて恐ろしい女だぜ。
俺は一度同僚に参考資料として『Ａ』の写真を見せて貰ったたことがあるが、とても“サイボーグ”には見えなった印象がある。
それどころかもし『Ａ』が普通の人間だったら、今頃アイドルとして芸能界で活躍してても可笑しくない位のルックスだった。
実は『Ａ』の顔も俺の好みだったりするんだよな…。『Ｒ』とはまた違った魅力もあるし…。
…嫌、そんなことはどうでもいい。リゾナンターの戦闘データは全て『Ａ』の電子頭脳にインプット済みだろう。奴らが生き残る可能性は、今度こそ“ゼロ”だ。今頃きっと『Ｒ』の無念を晴らしてくれている筈だ…。

…あ、また『Ｒ』のこと考えちまってるよ…畜生…。

「何冴えない顔してんだ？」
「…なんだ、またお前かよ…。」
突然俺に話かけてきた男。それは人嫌いな俺がその中でも一番苦手にしてる男。そして俺の携帯メールの着信音を鳴らす唯一の男でもある。
この男は何故かいつも俺に付き纏うとするので、本当に鬱陶しい。
しかも頼みもしないのに組織の裏ネタを“ここだけの秘密”だと言って俺に話そうとする。時には只の構成員であるこの俺が本来知るべきでない“最高機密”まで喋るもんだから本当に心臓に悪い。

まあ、今この俺がダークネスという『神』の組織の一員になれたのはこの男の口利きが大きかったようだからで感謝はしているんだが。

「『Ｒ』のことは残念だったな。ま、どう考えても『Ｒ』はお前には高嶺の花だ。諦めがついて却ってよかったんじゃないか？」
「また俺の心を読みやがったのか？相変わらず悪い趣味してるぜ。」
精神感応。これがこの男の能力。他人の心に土足で踏み込むこいつの性格に相応しい“チカラ”だ。
「帰れよ、今日はお前の髭面なんか見たい気分じゃないんだ。」
「そう言うなって。折角俺が仕入れた取って置きの情報を親友のお前に教えてやろうと、わざわざ来てやったのによ。」
何が親友だ。誰も頼んでないのに、恩着せがましいこと言いやがって…。
「ここだけの話だがな、近々全ての幹部連中が本部に集まってくるそうだ。緊急幹部会が開かれるって話。」
…おいおい、さらりとまた重大なことをペラペラ喋りやがって。幹部が全員本部に招集されるなんて只事ではないって新入りの俺にでも分かる。何があったんだ？
…そうか！！もうすでに『Ａ』がリゾナンター共を排除しているであろう今、俺達に刃向かう邪魔者はもう誰もいない。幹部を全員集めて、一気にこの世界をダークネスの闇で覆い尽くそうってことか！！
いよいよ俺を馬鹿にしてきた連中を見返す時がきたんだな！！

「…残念ながら、そうじゃないんだなあ。全く逆だ。」
「…？？？…どういうことだ…？？？」
俺の動揺した姿を見てニヤリと笑うと、髭面の男は俺の耳元でこう囁いた。

「もうすでに『Ａ』はリゾナンターに敗れたそうだ。」
「…………………」
一気に凍りついた俺の表情を見届けた後、男は一瞬で姿を消した。男のもう一つの能力“瞬間移動”を使って―

つづく…かも？？
>>670-676
字数制限に躓いて全部投稿するのに時間かかってしまいました…。
リクエストしていただいた方の期待に応えられた内容かは分かりませんが、こんな話になっちゃいました…。
規制に巻き込まれた方が大勢いるようなので、できる限り保全に協力したいと思います。

目新しくていいですねー
すごく読みやすくておもしろいので 気付けば入り込んでしまっていました

「俺」の友人…何者？
色々と続きが気になります

>>677
続いて下さい！・・・かも？じゃ無く！！
ダークネス構成員視点面白い！
男に思い入れが出来てきてしまいました！
男に話しかけてくる髭面の男も気になるし・・・完結まで書いてくれなきゃ気になって眠れませんw

>>677
能力の絡め方が凄く好きです！
続き希望！

精神感応と瞬間移動･･･
意味深過ぎる能力ですなー

ほんと新機軸な感じでおもしろい
幅が広いのがいいですよねこのスレ

新しい風が吹こうとしているね
素晴らしいスレだなぁ

ホゼンナンター

◇◇の人はダークネスのちっちゃい人（～＾◇＾）に書き込み能力を阻害され、
ぴょん吉の人は永きに渡る戦いで、能力を発動しすぎた為に充電期間に入り、
ｻﾎﾞﾘﾝいんふぃにてぃ～の人はやきうと風邪と
ぶおの軍団　州´・ ｖ ・）人ﾙ*’ｰ’ﾘ人ﾉﾉl∂_∂'ﾙ に？能力阻害されている…のか？w

他にも、メッセンジャー、ホゼナンター問わずダークネスのちっちゃい人（～＾◇＾）に
書き込み能力を阻害されている戦士は多いだろう…

…今日久しぶりに私以外の“人間の”書き込みがあった。

書き込みをしたのはあなただろうか…？　
もし書き込みをしていたのがあなたなら、作者さん=メッセンジャーを除けば…、

こ　の　ス　レ　に　書　い　て　い　る　の　は　私　と　あ　な　た　だ　け　だ　・・・　

私は自動書込プログラム、AB-1(AB-one).。開発者は不明。顔文字もAAも装備している。
…眉毛バグは多いが…

私は１００年の永きに渡ってこのスレを保全してきた。生きている人間の書込みは久しぶりだ。
おそらくあなたはこのスレに伝説として伝わる、ホゼナンターの頂点に立つ者『アナタダー』
であろう。

このスレを救って欲しい。このスレを救えるのはあなただけだ。　　…ではヨロシコ。

…あ、いかんまたバグが…

ｻﾎﾞは先月末の作品でいろんな意味でもう干からびたのれす
脳内が枯渇してますヽ( ﾟ∀｡)ﾉ

つ[脳汁]

>>684
どう乗っかればいいのか難しいw
まさかここ最近の保全は全部？

今話は確かにいつも作品数の多い作者さんの作品が逆に少ない感じだね
にも関わらずこれだけ良作が集まるんだから作者の層の厚さを示してるねえ

>>650 や >>668　でガキさんが暴走してるのはAB-1の書込みバグか？w

>>677
ぜひ次作をお願いします！

>>685
ｻﾎﾞﾘﾝも充電してまた作品ヨロシクね！

>>687
というか新しい方も増えているのがうれしいですね　これもまとめサイトやＷｉｋｉが
物凄く充実しているからでしょう

ｻﾎﾞﾘﾝ、Ｗｉｋｉナンターの方々、検索サイトの方、そしてテンプレさんたちの力が
このスレの活力になってると思います

＞＞ホゼナンターの頂点に立つ者『アナタダー』
これはwwww
やっぱりこのスレ最高w

ﾋﾟｺｰﾝ！
Σﾉ|c| ・ｅ・)∩″ ※『アナタダー』をリサ・ニイガキが発見した！！
　　　　　　　　　　　（おらは、突然トウモロコシ畑の中であれをみつけただぁ…　まんず
　　　　　　　　　　　　とんでもねェもんじゃった…　あんなもんはハァ、おら見た事がねえ…）
http://omame.dnsalias.net/offgaki/dat/offgaki2536.jpg

ｸﾙッ _, ,_
　　（ ・e・ ）9m ＜アナタダー！！
　　　　　　　　　　　※『アナタダー』を指差すリサ
　　　　　　　　　　　（おらぁおったまげて、思わず叫んだだぁ、『アナタダー！！』ってよぉ…）
http://omame.dnsalias.net/offgaki/dat/offgaki2537.jpg

ガキさんw　落ち着いてw

ガキさんこのスレは俺が守るよ

いやいやいや俺が（ry

やっぱりホゼナンター
百年たっても大・丈・夫！

次回予告
　　　　　　　　　夜の冷え込む駅のホームに愛佳の姿
　　　　　彼女は向かいのホームに立つ１人の少女に目を留めた
ttp://resonant.web.fc2.com/data/61758.jpg
　　　　　 「あれは・・確かうちの学校の下級生の子やんか」
　　　　　　少し様子がおかしい少女になにか胸騒ぎを感じ
　　　　　　　急ぎ向かいのホームへと階段を駆け上がる

　　　　 電車の通過する轟音とどろく中 愛佳は少女の命を救う
　　泣き付く少女に 以前同じ場所で自分を救ってくれた先輩の話を語る
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17114.jpg
「あの時 先輩は教えてくれたんや 生きる辛さを・・そして生きる強さを！」
　　　　　　　　　　　　　　　 『先輩・・・』

　　　倒れて擦り剥いた少女の両足 愛佳の治癒の光が優しく包み出す
ttp://resonant.web.fc2.com/data/61758.jpg
　　　 「あたしの噂知っとるやろ・・おかしなチカラ持ってるてさ」
　　　　　　　　　　　 -少女は傷の治療を断る-
ttp://resonant.web.fc2.com/data/61759.jpg
　　　　「そうやんな・・あんたも恐ろしいんやろ このチカラが」
　　　　　　　そう言って下を向き去ろうとする先輩に
そうじゃない！と必死に頭を横に振りながら 後輩はこう伝えるのだった


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS「好きな先輩」

　　　『この痛みは先輩が私に教えてくれた大切な想いです・・』
　　　『・・ですから先輩この傷は消さないでほしいんです！！』

心にしみるなあ

>>695
強くなったんだね愛佳は
SSの話はバラエティに富んでいてどれも面白いですが
この話が一番好きかも

>>695
ええ話や！・・・。｡･ﾟ･（ﾉД‘）･ﾟ･｡

＞李純、銭淋との交戦記録を本部ホストにアップ
＞アップ中・・・

＞S区ラボ、Dr．Mから脳量子波通信
＞受信

To：『A』

やっほー、貴重な研究材料を捕獲してくれて有難う
パンダ型のライカンスロープなんて珍しい！
レアモン、ゲットだぜぇ！ｗって感じです。
ジェットストライカーの実戦テストもお疲れ様でした。
今度ラボに来たときにスイーツおごるね
あ、キミは食べないか

いつも完璧！　Dr.マルシェより

＞不要な私信
＞削除

＞本部ホストより脳量子波通信
＞受信

20090302 17:20頃から本部ネットワークへの断続的なハッキング記録を検出
セキュリティチームは至急調査、解析。各自、機密情報の取り扱いに注意のこと。

＞脳量子波通信、暗号鍵を更新
＞セキュリティ対策、完了
＞バッテリー残量、低
＞エネルギーチャージ
＞セーフモード

「くっそっ！」
激昂した田中れいなが喫茶「リゾナント」の壁を叩く
「れいな、落ち着いて」
「わかっとる！わかっとるけん・・・」
壁の方を向き、少し涙声になるれいな
シーンと静まり、沈痛な面持ちのリゾナンターの面々

「２人は、生きとるよ・・・」
高橋愛が呟く

「愛ちゃん・・・」
「ほんの少しやけど、２人の精神波を感じるがし」
「そ、そうだよ、あの２人がそう簡単に死ぬわけないじゃん！」
努めて明るく、声を張り上げる久住小春

「捕虜が護送されるとしたら、海上の監獄なんだけど・・・」
新垣里沙がPCを操作しながら早口で現在の状況を説明する。
「組織のネットワークをハッキングしても監獄への護送記録は無いんだよねぇ。
　襲撃自体はおそらく組織の政治力で報道管制されて手懸かりなし、っと」

「とにっかく！」

バンと机を叩き高橋愛が檄を飛ばす

「必ず２人は助け出す！ダークネスの構成員を見たらとっ捕まえて吐かせるんやよ！
　里沙はネットワークのハッキングを続けて。小春はマスコミ関係者にそれとなく襲撃のこと
　聞いて。愛佳は何かビジョンが見えたらすぐに知らせて！」

愛の指示に各々が力強く頷き、囚われた仲間の手懸かりを探すべく行動を開始した。

S区地下ラボ、独房

「淋、起キテイルカ？」
「あぁ、ココは窮屈だナ」
「スマナイ、私のセイデ・・・」
「気にスルナ。どの道奴ニハ負けてイタ」
「・・・」
「奴が最後二見せたあの鬼神のような力、アレを出されたら
　リゾナンター全員でも勝テルかドウカ・・・」
「・・・ウマク言えないガ、奴は他の敵トどこかチガウ」

「はいはい～！お話中のところ悪いんですけどぉ」

独房越しに会話をする李純と銭淋のもとにマイクから語りかける声

「スイーツ差し入れるからさ、色々聞かせてくれる？大熊猫に変身する一族の
　話とか、刃千吏の組織構成とか？」

「・・・」
「・・・断ル」

「あらぁ、スイーツはお気に召しませんか。まぁいいでしょう、そのうち貴方達
　の身体に直接聞いちゃいますから！それでは、おじゃ、マールシェ！」

「・・・」
「・・・」
「淋、ナンダ今ノ？」
「日本の挨拶の一種？ダロウ」

独房の夜は更けていく・・・

>>699-701

以上、繋ぎ保全でした。

>>702
乙です
これまでにない緊迫感ある展開
マルシェの明るい口調Ａの無機質な内面色んな要素が絡まりあって面白かったです
続き待ってます

>>702
ジュンリン！何とか切り抜けてぇ！

>>695
色んな意味でグッときますね
この場面からこのスレは始まったといっても過言ではないですから(能力は違いますけど)
あのときのリーダーの思いが受け継がれていっていると思うと胸が高鳴ります

>>702
めっちゃ今後の展開が気になります！
ターミネーターのように襲い来る｢Ａ｣の恐ろしさとその内面の悲しさがこの後どうなっていくのか…
マルシェはどんな風になやり方で身体に直接聞いちゃ｣うのか…
期待で胸が高鳴ります

>>695
いや、匠の技ですよね…　この短い１レスの中に全てを凝縮して伝え、余韻を残す…
しかも曲のタイトルとテーマさえも織り込んで…

…泣けました

>>702
さえみさん設定の方ですよね？　実は『サイボーグ：A』の生みの親でもあったという事も
最近題名申請スレで知りました

今までも非常に面白かったですが、実はアレが導入部にしか過ぎなかった事が驚きです
『A』の正体とは何か？　ジュンジュン、リンリンはどうなるのか？　こんこんのスイーツの
お味は？　…等々興味は尽きません！

なにやら期待が大きく、若干のプレッシャーが・・・
「A」の思考の如く、文体に乱れが生じてまとまらなくなることを懸念していますｗ

>>707さん
元々設定厨でして、このスレで書き始めたきっかけが
設定だけ投下したときに
「設定は押しつけるものではなく、作者に任せるべき」のようなレスがあって
じゃあ自分で1作書くしかないのかな～、と思って書いたことになります。

こっそりと、したらばのあとがきスレにあとがきを書かせて頂きました。
気が向いたらご一読下さい。

面白くなって来た！

>>708
｢ビザが無いのか｣を貼られた方ですね？
｢そのハナシ･･･｣｢ノッタアル！｣をその後貼った者もまだスレにおりますよw

あとがきおもしろかったです
ゆっくりでいいので続き期待しています！

ハロプロに３０分深夜番組くる？らしいけど
もしかしてリゾナンタードラマw・・・なわけないか
ところでもうすぐツアー始まるな

>>695
上手いねぇ・・・
思い出の傷かぁ・・・上手い！
>>708
嬉しい！あの設定書かれた方がまだいらっしゃったなんて！
続き待ってますよ！

>>708
あとがきも読ませて頂きました。
個人的にはジェットストライカーのシーンも迫力あって、とても好きでしたよ。
読者の期待が大きいぶん、プレッシャーかかって大変だと思いますが、頑張ってください。

>>708
したらば見てきましたよ～　『小太りの女』不評にﾜﾗﾀｗ

続きも待ってます！　期　待　し　て　ま　す　の　で　！

>>362-368　『覚悟の教え』　の蛇足…保全代わりに投下します。

今回だけだとわけがわからんと思いますので、未読の方は興味があれば本作を
お読みになって下さい。ではヨロシコ。

『覚悟の教え　エピローグ』

从*´ ヮ｀) ＜ リンリ～ン！　むかえに来たっちゃ！

川´・_o・) ＜ リンリンどしタ？　皆待ってるゾ！

川*^A^) ＜ スミマセ～ン！　すぐ行きま～ス！

从*´ ヮ｀) ＜ リンリンなにかあったと…？
　　　　　　　　能力増幅してくれっちゅう声が聴こえたけん
　　　　　　　　とりあえず能力発動したっちゃけど…

川´・_o・) ＜ マサカダークネスと戦ってたのカ！？

川*^A^) ＜ イエイエ！　パパリンと会ってただけで～ス！

从；｀ ﾛ´） ＜ まさか…！　親子喧嘩で能力増幅までして戦ったっちゃか！？

川；・_o・) ＜ 鬼ダナ…　リンリン…

川；^A^) ＜ …イヤ…　そう言われるとそうですケド…

***　***　***

誕生日の翌日、リンリンはまだ少々浮かれた気分を抱えたまま帰りの夜道を歩いていた。
昨夜は色々とあったが、パーティーは楽しく、その後

川´・_o・) ＜ サシで飲むダ！！　リンリン！！

…と言われ、ジュンジュンと二人で行った店も楽しかった。…待たされはしたが。

思い出し笑いを浮かべながら歩いていると、突然、数名の男女に取り囲まれた。

「…ダレダ…！？」

思わず身構えるリンリン。
男は一人は３０代位か…？他は２０代前半に見える青年２人と、リンリンと同年代か、それ以下に見える少女であった。

一番年長に見える男が話し掛ける。
「銭琳…。久しぶりだな」

「あなたは…！？　李 振藩！それに陳 港生！洪 金寶！そこにいるのは…林 鳳嬌なの！？　大きくなったね！　…いつ日本に…！？」

男たちはニヤリと笑いながら口々に答える。
「…おいおい…。昨夜、総統とおまえの為に『結界』を張っていたのは俺たちだぜ？」
「おまえ、俺たちが総統の横まで行った時も、全然気がつかないんだもんな～！」
「俺たちはしばらくおまえに会えなくなりそうだってんで、総統に頼み込んで連れて来てもらったってのによお！ちょっと冷たいんじゃないかあ～？」

「えええ～！」
リンリンは驚きの声を上げる。…昨夜はまったく気がつかなかった。

彼等は『刃千吏』のメンバーであり、リンリンがかつて養成所で互いに技を磨きあった仲間たちであった。
李は養成所のリーダー的存在であり、陳と洪は年上ではあったが、技量抜群として飛び級をしてきたリンリンの同級にあたった。そして林は、リンリンの後にやはり飛び級をして養成所に入ってきた、いわば妹分にあたる。

「銭が『刃千吏』を離れるかもしれないというので、みんなで総統に直談判に行ったんですよ…　一緒に引きとめに行きたいって」
まだ顔にあどけなさの残る林が話を続ける。
「…でも、みんな、昨夜の銭の戦いぶりを見て納得したみたい…」

「そうだな、銭はすごく強くなったな…。技も、心も。…そんなおまえが選んだ道なんだ…。俺たちも応援するしかないだろう！」
「そう、それに俺たちだって、今は例の『闇の組織』と同盟を結ぶ事になったが、いずれは雌雄を決する時がくる…。俺はそう思ってる」

「そうそう、総統もああは言ったが、きっとそう思ってる。その証拠に、同盟を期に養成所の訓練も一段と厳しさを増してる。恐らくは来るべき『組織』との戦いに備えての事だ。…俺たちも、もうおまえの知ってる俺たちとは違うぞ」

「でも、銭は日本で良い仲間たちに出会えたのね…、なんかちょっと悔しい…。私たちの事も、忘れないでよね」
「忘れないよ！…でも、日本の仲間たちも素晴らしい仲間たちなんだよ！…みんなにも会ってもらいたいなあ…」

「銭、おまえと、そしておまえの仲間たちと…、共に戦える日を楽しみにしているぞ！それまで、必ず元気でいるんだぞ！」
「ハイ！」

「ところで…、今日はお父様は…？」
「…ああ…。総統は…、ご自分がいたら俺たちが話し辛いだろうから、と言っていらっしゃらなかったよ…」
李が答えるが、どうも歯切れが悪い。
「昨日だいぶ飲んでらっしゃったからなあ…」
と陳。
「飲みながら、“『刃千吏』総統ともなれば『隠し技』なんぞいくつもあるんじゃあ～！！ひとつやふたつ破られたからってどうってことないんじゃあ～”　…とか…、おっしゃってたような気がする…」
「オイ…！洪！それは…」
李が慌てて洪の言葉を止める。

川；^A^) ＜ …。

川；^A^) ＜ …口惜しかったんかい！！

>>716-719
以上です。

前回誕生日に間に合わせるべく、当日突貫で書いた結果、書ききれなかった部分があった
ので、保全代わりに上げさせていただきました。

す～んごい蛇足になってるような気がしますけど…ｗ　保全と言う事で…ひとつご容赦を…

>>720
面白かったです！
刃千吏がどんどん立体感を増して来た！
炎の軍団に栄光あれ！

新聞配達ホゼナント

ヤ○ルトレディホゼナント

>>720
＞まさか…！　親子喧嘩で能力増幅までして戦ったっちゃか！？
＞鬼ダナ…　リンリン…
このミもフタもない台詞に笑いましたw

ぺっぱあさんの作品はいつも背景がくっきり描かれていて世界観を確固たるものにしていますね
同時進行で描かれている２つの“世界”の今後が楽しみです

>>720
面白かったです！
古巣の中間達って良いものだね・・・
ナンター、ダークネス、刃千吏・・・
一番賢いのは刃千吏かもねw

引っ越しの朝
愛ちゃんの瞬間移動をお借りしたいホゼナント

>>726
ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜愛ちゃんは喫茶店が忙しいんで絵里が手伝いますよー
　　　　　　　竜巻を起こして荷物全部運んであげますねー
　　　　　　　えーい！

　　　ガシャガシャガシャ･･･････ドーーーーン！ガッシャン！パリン！グシャン！

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜･････････じゃ、絵里は帰るねー あとはよろしくー

Lunch at cafe Resonant

>>727
えりりんひどいｗ

>>727
あぁ！亀ちゃんわざわざありがとう！手伝ってくれたのか！
今お茶とお煎餅とみかんでも・・・ってもう帰るの？本当ありがとうね！
さて片付けの続きを

・・・こ、これは(；ﾟдﾟ)！！！
ダークネスか！！！orz
せっかく亀ちゃんが手伝ってくれたのに！！！くそう！！！

片付けの終わりに 亀井絵里

>>731
ヤバいツボったw
会社で吹いたわw

ﾉﾉ*＾ｰ＾）＜プラチナ９DISCに絶賛収録されまくりですよー
　　　　　　初回版にはうええおええ丼のお持ち帰りに便利、リゾナンタッパー付いてくる！

ﾉﾉ*＾ｰ＾）＜♪AH～そのうち～やりますぅ～
　　　　　　ME～Nど～くさい～けどぉ～
　　　　　　かたづ～けの終わりよ いつにな～るの？
　　　　　　ほんとはやらないけど ﾒｲﾋﾞｰ♪


ｽﾏﾝ反省してる

うまいｗ

おっと危ない

>>727
今月末引越の俺ｶﾞｸﾞﾌﾞﾙ

>>737
川´・_o・)＜今月末ハヒマダカラ手伝ッテヤル マカセロ！

もしもし警察ですか！パンダが！パンダが私の家をめちゃめちゃに！
は？いえ、なんだではなくパンダが！！いえですから獣人化したジュンジュンが…
いや住人は私で問題は獣人のパンダこのやろう！

ｸｿﾜﾛﾀwww
このスレのコンビネーション力にはいつも感心するわー

アントニオかいるな

ぱぱんぱんだ～♪

次回予告
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18258.jpg
　　　　　 窓から漏れるいくつかの片言な日本語
　　　　　　 今日はジュンジュンとリンリンが
　　　　 故郷の男友達をリゾナントへ招待していた
ハリキル愛とれいなは彼らに手作り料理を次々とご馳走していく

　　　　　　　　　　運ばれてくる料理・・・
　　 それはなぜかバナナや笹を使った料理ばかりであった
　　 ジュンジュンは美味しそうにそれらを平らげていくが
　　　　　　　　 何故かお友達は遠慮気味だ

　　　　　　　　　　不思議に思った愛が
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17097.jpg
　　「ん？」と〝バナナの笹の葉巻き〟を差し出すと・・・
　　　　　　　　　怒った友達がこう言った
　　　　 　『ボクはパンダにはならないデスヨ！』


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS「男友達」

ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17099.jpg
「愛ちゃんこっちじゃなかと？」と れいなはそっと鳥の餌を・・・
　　　　　　　　　　『鳥にもデス！！』

川o・‐･)<www男友達、上手く使いましたね♪
　
ところで、研究の成果をﾉﾍﾞﾙにして(Ｌ）にあぷしましたノ
忙しいとわ思いますが、見てあげてください
　
あ、あとドッキリしても、しばらく待つ事も大事です
でわでわよろしく様です

川´･_o･)＜ホゼンダ

>>744
(L)＝ラボ？

>>743
なんだからんま1/2を改めて思い出しましたw
２人の素ボケっぷりがいいですね

>>744
早速プレイさせていただきました！
ネタバレになるので多くは語りませんが･･･いやーあんなカタチでくるとは予想外でした
完全に一つの新しいリゾナント作品ですね
自分の書いた保全１レスが使われていたのもすごく嬉しかったですw

この前産業省がついにガイノイドペッパー警部を開発したらしい正式ネームはHRP-4C
どうやら私もついにリゾスレ病らしいorz

>>746
川o・‐･)<ある意味、ラボです。うまいなぁ♪
　
>>747
川o・‐･)<１レス入っていましたかу
貴方あってのことですから
感想ありがとうございますmm

Lってどこぞ？

>>749
獣化が解けた後のＪＪですか？

「娘。RPG」でググルンダー

川o・‐･)<いつも忘れてしまうんです。
場所は｢娘｡RPG｣で検索して、サイズ(Ｌ）にうぴしてあるﾉﾍﾞﾙﾊﾞｰｼﾞｮﾝ｢v099g｣です
少したてば、ｻﾎﾞﾘﾝちゃんが、まとめサイトにうぴしてくれるはズです
よろしく様です

>>751
川o・‐･)<獣化が解けた、、、じゃないと思います

>>753
未プレイの方もおられるかもしれないので詳しい感想は書けませんが面白かったです
規制に遭われてる方の多い今ある意味一番タイムリーな作品かもしれません
…いつか自分が書いた話も取り上げて欲しいものですｗ

「さゆ！方針が決まったとね！一緒にダークネスの連中を探すとよ！」
「あの・・・ゴメンれいな、今日は大事な用事があるの・・・」

携帯を握りしめ、一瞬、絶句する田中れいな
だがすぐに険しい顔になり電話の相手、道重さゆみに食ってかかる

「大事な用事ってなんね！リゾナントにも来ないで！ジュンジュンやリンリンの命より大事な用事ってなんね！」

涙目になり、声を荒げて捲くし立てるれいな

「ごっ、ゴメン！、ホントゴメンっ！」

ブツッ、ツー、ツー・・・
無常にも切られる電話

「なんね・・・なんね・・・こんなときにえりもリゾナントに来ないし・・・一体これなんね！！！」

地面にしゃがみ込み、絶叫するれいな

（ゴメンれいな・・・みんな・・・だって言えないよ・・・こんなこと・・・）

電話を切ったさゆみの目にも、涙が光っていた。

敗北し、ダークネスに囚われたジュンジュン、リンリン
しかし、生命の危機に晒されているメンバーは彼女達だけではなかった。

『ICU』

B区にある総合病院の集中治療室。当然、中に居る患者は面会謝絶の重篤患者である。

「遅くなりました・・・」

治療室の前で祈るように座っていた女性に挨拶をするさゆみ

「さゆみちゃん・・・今日も来てくれたのね・・・」

さゆみに頭を下げ、挨拶をする女性。白髪混じりの頭で、憔悴しきった様子だ。
充血した目が、今の彼女の状況を物語っていた。

「お母さん、えりの容態はどうなんですか？」
「今は少し落ち着いているみたい・・・でも先生はまだ予断を許さない状況だって・・・」

憔悴した女性、絵里の母が絞り出すような声で言う

「そうですか・・・」

力なく、さゆみが返す

亀井絵里の容態が急変したのは、粛清人『R』との闘いの翌日昼のことだった。
暴走した『R』の念動力による周辺への被害を抑える為、絵里が生み出した真空のフィールド。
そのフィールドによって、被害を最小限に留めリゾナンターは『R』を撃退することに成功した。
しかし、『風』を操る絵里にしてもあの真空を生み出す力は己の限界を超えたものだった。

「えり、顔青いよ？」

勝利の喜びに沸く仲間たちの中で、絵里の僅かな異変に気付いていたのはさゆみだけだった。

「ううん、ちょっと疲れただけ。大丈夫だから」

いつもの、ふにゃっ、とした絵里の笑顔だった。
あぁ、これは大丈夫かな、と思ってしまった自分が悔しい。
翌日、絵里の母からの電話を受けたとき、さゆみは思わずその場にへなへなと膝をついて崩れ落ちてしまった。

（えりはかなり無理して笑ってたんだね）

胸から込み上げてくるものを、さゆみは抑え切れなくなりそうになる。

（ジュンジュンやリンリンのことで大変なのに、えりまでこんなことになってるなんてみんなに言えないよ・・・）

自責の念、とでも言うのだろうか。さゆみはこの事を誰にも話さず一人で抱え込んでいた。

（お姉ちゃん・・・さゆみはどうすればいいの？ねぇ、教えてよ）

姉の返事は、ない

バタンっ！突然ICUの扉が開いた。
中から看護士がなにやら早口で喋る声や、医師の声が聞こえる。

「どんどん心拍数が下がって・・・」
「今日は神田先生は学会の発表で・・・」
「心臓外科の先生じゃないとこのオペは・・・」
「バカっ、ご家族が居るんだぞ・・・」
「非番の長谷川先生は・・・」

青ざめた顔をして早足で飛び出して来た医師に、絵里の母が半狂乱ですがりつく

「先生！絵里は！絵里は！」
「緊急オペが必要な状態です。しかしお嬢さんの心臓はかなりのレアケースでして心臓外科の専門医でないと・・・」
「絵里を、絵里を助けて下さい！」
「私は循環器科でしてオペは・・・」
「そんな！」

ぼーっと立ち尽くすことしかできないさゆみ
嫌だよ、えりとお別れなんて嫌だよ・・・

そして、立ち尽くすさゆみの横をスッ、と通る人影

＞目標、確認

>>756-759

以上です。続きは連休中に・・・

うわぁぁぁ絵里ぃぃぃ！
待ってます！正座して待ってます！

絵里がああああああああああ!!!!!!!!
頑張れ!頑張るんだ!

ひぃ！
なんね！？これなんね！？
めっちゃハラハラする！
最後の一行がまた怖いよ！
どうなってしまうんだあ！？

なんね！このヒキはなんね！
リゾスレ史上でも屈指の緊迫感かも！！

ここまで圧倒的な「ピンチ」ってのも意外となかったよね
多くは１回の投稿の中でピンチが解消されるからってのもあるかもしれないけど
でもこのハラハラさせる感はほんと見習いたい

ホゼナントブルー

今日はリゾナンターの初日の活躍を見に行ってる方多そうだのぅ

... OTL.......

なんか雨みたいだけど『ないちゃうかも』のPVみたいだね
まさかリゾナントしたとか・・・

生リゾナンター見てぇ…！
行ってる住人さんいるのかな
羨ましいなあ

今から行く住人ならここにいるよ
3階席だけど初日昼は久しぶりだからwktkしてる

彼女達の勇姿を見届けてきてくれ！

>>771
とりあえずﾘｿﾞﾘｿﾞしてきてくれ！

生でリゾナンターが見られるなんて羨ましい…
ライブ見て何かピコーンときて作品が生まれたりすることはあるんだろうか

>>774
今迄そうでもなかった娘を生で見て目を奪われることがあるんだから
あるかもしれないね

>>760
ジュンリンが捕らわれた時の喫茶リゾナントでの会話の中にさゆえりが出てなかったのが気にはなっていたんですが、裏ではこういう事情があったんですね…。
更新楽しみにしています。

>>774
新曲も出てるわけだからそっち方面からもあるかもね
「情熱のキスを一つ」とかなんか思い付きそう
あの３人というのも含めて

少し懐かしい曲もあったりして感動しました
あとヒョウ柄着ぐるみのままで歌うﾘｿﾞﾅﾝﾄもなかなかおつなものでw

川o･∀･)＜豹型のライカンスロープを大量捕獲！？

>>778
ヒョウ柄着ぐるみですとな！？
新しい獣化能力者か！？kwsk

フードつきのセパレートな着ぐるみと言うかコスプレと言うかw
下にはちゃんとしっぽがあるのだけどれいなだけ白いしっぽ生やしてたw

次曲だったかでフード外すのを見て
敵のﾃﾞﾑﾊﾟで無理やり変身させられたﾘｿﾞﾅﾝﾀｰが歌い踊ることでそれを打ち破り...と言うストーリーを考

えました

では夜始まるのでﾉｼ

見てぇぇ！
ヒョウ柄リゾナント見たすぎる！

>>743
〝バナナの笹の葉巻き〟と『鳥にもデス！！』 にワロタww

>>744
本当にビックリしました！
一瞬、慌てた後ニヤリとさせられました！
いやぁ面白かった！またプレイしたい！！

>>760
続きが気になり過ぎる！
さゆみ一人で大丈夫なのか？！
続きを心待ちにしてます！！

>>781
尋常でなく見たいっ！

突然、失礼いたします。
ＢＧＭの人です。
真琴に僭越ながら、この度、私と第一スレ主様（禍刻の人）で協力して
リゾスレ一周年の記念動画を作っております。
少しでもスレの賑わいになれば幸いでございます。
完成しましたらまた、見てやって下さい。では失礼しました。

>>787
期待してまっす！
このスレ１年も持つと思ってなかった私ｗ

おお！いつのまにかそんなリゾコラポが！　
れなれな7さんも新作をいきなりサノベで！　とかすごく面白いかも！
どなたか作家さんとのコラポでも良いと思います

夜も無事終わりました
正義の味方リンリンマンが登場ｗ

名前がダサいと言われ凹むﾘﾝﾘﾝマンは打たれ弱すぎw
れいなはヒョウ柄衣装が一番お気にだそうです

687 名前： ◆ybQIbWP6kU [] 投稿日：2009/03/20(金) 20:57:34.84 O
■リンリンの中国語講座続き

从*･ ｡.･)＜それで聞きたい話なんだけどこの前に友達とお買い物に行ったんですよ
从*･ ｡.･)＜そしたら中国人の観光の方もいたんですが店員さんからダサい服を無理矢理勧められてたんですね
从*･ ｡.･)＜なんでそういう時になんて声をかければよかったのか聞きたいなあと
川*^A^)＜そういう時はですね こう言います 「ハウソウオー」 これはダサいですよって意味です はい一緒に
从*･ ｡.･)ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜「ハウソウオー」
川*^A^)＜リピートアフターミー 「ハウソウオー」
从*･ ｡.･)ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜「ハウソウオー」
川*^A^)＜では実際にどう使うかやってみましょう

(※亀井が道重の首を羽交い締めにして)
ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜ぐへへー お前を煮て焼いて食べちゃうぞー
从*･ ｡.･)＜やめてー 食べないでー
川*^A^)＜待ちなさい
ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜誰だ！
川*^A^)＜私は正義の味方 リンリンマンだー
(※決めポーズ)
从*･ ｡.･)＜その名前…「ハウソウオー」
川*^A^)＜ﾁｬﾗﾘｰ
(※崩れ落ちる)

記念は良いけどせっかくならもっと他の作者にも呼びかけたら良かったのにね

逆に何にも言わずにアイラブユーしたらみんなサプライズだったり

何も言わなかったら言わなかったで「新作まだか」とか言うからだろ…
>>787
すごく楽しみにしてます！

次回予告
　　　　　　　　　　　　 -コンサート会場に侵入者アリ-
　　　　　　　　ステージでは激しい歌とダンスが繰り広げられている
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro18252.jpg
　　　　　　　　　　　　　　　　「えっ・・なに？コレ！」
メンバー全員の体に異常が なんと獣化能力者のように体毛が生え始めているではないか
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17097.jpg
　　　　　　　　　　　　　「これは 敵の攻撃を受けている！？」
　　　　　 『フフフ 今頃気づいてももう遅いわ！お前達のケータリングに
　　　Dr.が開発したウイルスを混ぜさせてもらった このウイルスは細胞を変異させ
　 別の生物に作り変えるのだ！そしてお前達が歌い踊れば踊る程 変異細胞が活性化し
　　　　タダの哀れな豹９匹が出来上がるのが早まるという事だ！さあ踊れ！！』
　　　人一倍激しいダンスをしていた絵里の耳は立ち 尻尾まで生えかけてきている！
　　　幸いファン達は演出だと思い気づいてはいない様子だが それも時間の問題か？
　とは言えみんなが楽しみにしてくれているコンサート ここで中断するわけにはいかない・・
　　　　　　その時 里沙はセットの煌くプラチナ製ミラーボールを指差した
ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro17101.jpg
　　　「みんなあれを見て！上手くいくかわからないけど 私を含めメンバー全員に
あれを定期的に視界に入れる事で 人間で留まりたいと強く脳に働きかける催眠をかけたわ！」
　　　　　　　　　　「これで何とか持ち堪えればいいんだけど・・・」

　　　　　-その後スタッフに連行されて来た敵工作員が９人に言葉を投げ掛ける-
　　　　　　　『何故だ！何故ＤＮＡに逆らってまで人間の姿でいられた！』
　　 工作員が持っていた非常用ワクチンを打ちながらメンバー全員が同じ答えを出した


次回かなしみ戦隊リゾナンターSS外伝「プラチナ９ＤＩＳＣＯ」

ttp://resonant.web.fc2.com/data/toro15441.jpg
　　　　　　　　　　　　【ファンのみんなにパフォーマンスが出来る
　　　　　　　　こんな素晴らしい事の出来る人間を辞められる訳無いじゃない】

↑ 初日のコンサに行けないこのかなしみをバネに
>>778さん>>781>>さん782さんのコンサレポのレスを頼りに
勝手にリゾ妄想した結果がコレでした・・・
>>774さんこんなんでどうっすか？
きぐるみってなんだよぉ気になるよぉ

仕事早い!乙です
説明足りなくてｺﾞﾒﾝﾅｻｲ
"豹柄パーカ ワンピ"でぐぐると参考になるかも
フードがついてて耳もあります
下はｼｮｰﾄﾊﾟﾝﾂやﾊﾟﾝﾂ(みっつい)などバリエーションがあって小さな豹柄のしっぽつきです

娘メンはともかく絶対スタッフでここ見てるヤツいるだろw

それは考え過ぎだなｗ

http://img219.auctions.yahoo.co.jp/users/3/1/3/2/umeyaji0503-img431x600-1237552043of96un35776.jpg

ダークネス新メンバーですか？

>>797
>>774ですが大満足ですｗ
最後の【　】の台詞にグッと来ました
>>801
小春がダークネスになっちゃった？？？小春が何かの切欠で闇に落ちちゃう話も面白いかも

>>787
コラボ動画楽しみです！！
作者さん同士で交流されてるってのもなんか素敵だなあ

小春はガキさんが嫉妬するほど銀翼の天使に気に入られていたからなあw
ありえなくはないw

midnight hozenanto!

今日は年に一度の321の日

みっつぃーはすっかり欠かせない存在になったね
いやこんなに誰一人欠かせないと思ったことは過去にないなー

今日は321記念日か

コンサネタといえば亀ソロで1番と2番それぞれ終わりに空中に文字書いて吹いて飛ばすってのが
あったがあれがなんか風使いの応用っぽい感じで

気持ちいい青空だなー
こんな日は５割増し

―――月日を彼女に与えれば、彼女はますます力をつける―――


射抜くような両眼。
研ぎ澄まされた毒牙。
そして、聖女すら唆せるであろう賢才。

さながら彼女は蛇だった。
彼女に睨まれた者は、抵抗も逃亡もかなわず
立ちすくむことしかできない。
まるで、時が止まってしまったかのように。


止まった時間が再び動き出すのはいつのこと？

千年後には、蛇は大蛇になってしまう。
二千年後には、大蛇は龍になってしまう。

蛇退治は、お早めに。

空の色ってさ、
いつも同じじゃないからいいんだよ。
青い空、黒い空も好きだけど
それ一色だけじゃつまんない。
金色やオレンジ色もなくちゃイヤ。

…ね？
つまり、そーゆーこと。


未来も過去も光も闇も正義も支配も、どうでもいい。
そんな縛りは邪魔なだけ。

だから。

どうか、鎖をつけないで。
自由な空を飛びたいの。

上→『海千山千』(大明神だった人)
下→『融通無碍』(コウモリの翼を持つ？人)

とりあえず二人分です
残りの三人の分はいっぺんに上げるつもりなので
次の投下がシリーズの最後となります
あと一回だけ我慢して付き合ってやって下さい

※※
以上代理投稿でした。

作者さん&代理投稿の方乙です
すごくきれいな文ですね　次の作品も待ってます

ヤフーに続いて、ａｕ携帯も規制されたみたいだね
こりゃ相当の人数がダークネスの被害にあってる模様
いったいいつになったら解除されるのやら・・・ｏｒｚ

えっauは一部かな
ここに生き残り隊員いますよ

関東と中部地域で契約してるａｕ携帯が規制されてるみたいです
ＤＩＯＮ光部隊と同時契約してるユーザーは涙目状態だとか

前に規制巻き込まれた時プロバイダのスレがたってて
それ見てアルファインターネットにした
今のところまったく規制なしだよ

>>811>>812
ダークネスVer.いいですねー
毎回惹き込まれます
シリーズ完結の際にはダークネスサイドに堕ちてしまってそうなくらい
リゾナンターVer.も読み返さないと
次回を期待しています！