(134)308 「endless sipapa」
聖は貨物エレベーター脇の薄暗がりを指差した
確かに換算としたビル内、人目は無いが実質的には露出プレイありがとうございます
「譜久村さんの馬鹿…ってあ、あれ?」
怒りのあまりその場を駆けだそうとした遥だが、体が言うことを聞かない。
「あ、あれ、はるいったいどうし」
「いいじゃん、ここでシパパしちゃえば」
聖のにやにやした顔をして遥は確信する。
能力で、動きを封じられてる!!
「冗談はよしてください譜久村さん!!」
「みずき、くどぅーがシパパしてるとこみたいなあ」
ダメだ、目が本気だ。
しかし遥も鉄の膀胱を持つと言われた女、これくらいの尿意で
「みずきね、いいもの複写しちゃった」
「え?」
「くしゃみをする際に、鼻水じゃなくて下のほうがシパパしちゃう能力」
「うわっ、うわわっ!!」
聖の手のひらが、遥の額に添えられる。
遥は完全に聖の能力の支配下だ。
「で、これは何でしょう。キラーン」
言いながら、無情にもテーブルコショウが遥の目の前で撒いてゆく。
鼻の粘膜は刺激され、そして、
「は、は、ハックシュ」シパパパパパァ
「ハックシュ」シパパパパァ
くしゃみのたびに、シパパしてしまういけないチワワ。
もうだめだ、はるは汚れてしまった。いろんな意味で。
しょげかえりながらもシパパが止まらない遥をよそに、聖は某伯爵夫人のような高笑いをいつまでも続けるのであった。
投稿日時:2016/11/06(日) 00:35:08.25
その他リゾナント
折角だから4コマ目をちゃんと描けと言われた気がして… 色塗り力尽きて雑になってごめんなさやし
http://i.imgur.com/wkC9I5p.jpg
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