(134)258 次回予告・リゾナンター'16 『Dream Road ~心が躍り出してる~』

「まさか兵隊が寝返ってこっちに向かって撃ってくるとはね」
「敵視」
「笠原って子が精神系の能力者だったってこと?」
「敵視」
「決めつけは危険だね。紺野さんがわざと間違った情報を回してきたのかもしれない」
「て敵視」
「ふんあの人にしてみれば所詮わたしたちも研究の対象でしかないのかね」
「し指摘」
「厄介なのはどうやら背後を取られたってこと」
「素敵」
「勝田のヤローか」
「視敵」
「あと相川と佐々木って子も消えてる」
「敵敵敵視」
「タケが喫茶店方面に転進、勝田他2名がステルス、あっちのリーダー他4名は離脱中か」
「てててて敵視」
「こっちが下手を打てばリーダーの参戦もありってところかな」
「敵…敵…」
「まさかこれもまろの策ってことは無いよな」
「視…視…視…」
「あの人は謀略には長けても、指揮官向きではないよ」
「適性」
「確認するけど中西はリーダーと一緒なんだな。あいつの【交通規制】は苦手なんだよ」
「てっきし」
「今の所行動を共にしてるみたいだけど、本人だって確証はないね」
「テクスト」
「ああ、もう面倒くさい。裏の読み合いなんて将棋じゃあるまいし」
「め面倒くさいからが口癖になってなんでも後回しにするような毎日じゃじゃじゃじゃじゃ…デュクシ」

「なんだ革命失敗ですか大貧民の佳林様」
「ごめん私のせいで迷惑かけて、ほんとごめん。ここはわたしがなんとかする痛っ」
「折れて自棄になってんじゃねえぞ佳林。お前が攻撃されたってことはジャッジメントが攻撃されたってことなんだよ」
「あの人にしてみれば自分が死んだ時の保険程度のつもりだったのかもしれないけど」
「黙れ、きー」
「で、どうする」
「リーダー、あれ使うわ。中途半端なら泣きを見る。 あいつらに初見殺しは効かなくなるけど、佳林が残ってるなら問題ないよな」
「偶然ね、私もそう言おうと思ってたところ。でも今の朋じゃ30秒ぐらいしか維持できないでしょ」
「15秒で決めてやる問題ない。自分がもし他人に認識されない状態ならどこで待ち伏せする。みんな指を差して」

傲然と立つ暴君を除いた4人ははからずも同じ方角を指差した

「ははは、偶然だなわたしも一緒だ。じゃあ佳林はあーりーが守れ。 リーダー頼む」

「Dシステム type-T起動承認」

「カムオン!、ティラノ!!」

金澤朋子の頭上の空間が軋み始める
何かが凝縮され赤い光彩が路上に映えるとそれは召還された
鈍い音が響き、アスファルトはひび割れ、ガードレールが捻じ曲がる

【暴君竜】ティラノザウルス
白亜紀の地上を席巻した凶暴なプレデターが21世紀の現代に復活した

次回、モーニング戦隊リゾナンター’16『Dream Road ~心が躍り出してる~』
イリュージョナリービースト
それは幻想ではない
現実だ


投稿日時:2016/11/05(土) 05:30:39.27






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